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2020年10月21日水曜日

七ヶ宿町「天使ランド」《廃業》

2003年4月,日帰り入浴。廃業したようです。

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 とあるHPで,この天使ランドのことを知り,いつかは行きたいなぁと思っていました。なにせ,PH10.1。こんなアルカリ性,見たことがありません。中山平の“うなぎの湯”だって,こんなにPHは高くありません。
 七ヶ宿ダムの先を左に曲がると,そこに天使ランドがあります。天気が悪いせいか,あまりお客さんは来ていないようです。天使ランドの(子供用の)施設を使う人が入れる駐車場ではなく,温泉に近い方に入れてもらいました。
 不思議ぃ~な雰囲気。「温泉」と書いてある温泉施設らしい建物はあるのですが,入浴料を取るような場所もない。しょうがないので,レストラン(のような場所)に集っている施設の人らしいおばちゃんたち聞いてみると,ここで入浴料を払うらしい。お金と交換で,入浴券のバッチみたいなものをもらいます。
 
 温泉の建物は,決して豪華なものなわけではなく,ロッジなどに併設されているような温泉のイメージ。使っていないときは電気が消されているので,ちょっと寂しいかもしれません。
 浴室も窓が大きく取られているので,まぁ明るい感じがします。露天風呂に行くドアの手前にビニールが置かれているのがちょっとですが。窓の外に露天風呂が見えますが,表面にビニールが浮かんでおり,今の時期は入れないようです。
 とはいえ,とりあえず何事もチャレンジ。ドアを開けて外に出ると,すぐ湯船。足を入れると,とてもぬるくて入れるような温度ではありませんでした(やっぱりね)。でも,ちょっと入ってみようかなと,足を底まで入れてみると,ヌルヌル。とんでもなくヌルヌル。さすがPH10.1。ほんと,転んでしまいそうで(さらに,風邪をひいてしまいそうでしたし),浴室に戻りました。
 内湯のほうのヌルヌル度もさすが。源泉のままだと温いので,加熱しているそうですが,それでも温め。熱いお湯にしっかり入りたい気分だったので,ちょっと残念。でも,この手のお湯は,じっくり入ることができるので,しっかり身体が温まるんですよね。
 お湯の中に,本当に細かい粒子が浮かんでいるみたいで,少ぉしお湯が濁っているような感じがします。あきらかに湯の華がまっているという感じではありませんが。泉飲もできるのですが,味はXXX。しょうがないですね。掛け流しですし,このPH10.1というお湯の貴重さは,なかなか。
 
 夏になると外の露天風呂にも入れますし,他の家族風呂や薬草風呂にもお湯が張られるようです。微妙に不思議な雰囲気のする施設であることを別にすると,他では味わえないこのお湯は素晴らしいです。
 でも,本当の温泉好きに「天使ランド」というネーミングはピンとこないですし,温泉に興味の無い人にはこのお湯の凄さは判らないでしょうし,なかなか難しいですね。いっそのこと,もう少しキチンと温泉単独で売っていった方が良いような気がします。

(男湯になります。
 手前が内湯,おくが露天風呂になります)

(お湯はヌルヌルしています。
 源泉が低い温度のため,熱くないです)


(今の時期(4月)は露天風呂は温度が低く,
 入ることができません(風邪ひきます)。。)


(女風呂になります。
 男湯とはお風呂の造りが違います)


(こんなものが浴室にあるのは,やっぱり子供ランドだから?)


(女湯側から見た露天風呂。
 先のところで男湯と繋がってます)


(家族風呂ですが,お湯は張られていませんでした)


(こちらも貸切風呂(?)。
 薬草が入れられるのでしょうか。今の時期は空でした)


【宿の情報】
七ヶ宿町 天使ランド
宮城県刈田郡七ヶ宿町七ノ森

男女内湯・露天風呂,薬草風呂,家族風呂
アルカリ性単純泉
 

2020年10月9日金曜日

白石市「鎌先温泉 みちのく庵」

2003年5月,日帰り入浴。

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 以前,鎌先温泉では,すヾきや旅館の日帰り入浴を楽しみましたが,今回は,鎌先温泉の中でも,温泉街から離れたところに建っている「みちのく庵」。白石インターからくると,温泉街の手前を左に曲がり,上へ上へと登っていきます。思っていたより上に上がっていきます。
 高台のところに「みちのく庵」は建っていました。平屋造りで,決して大きい規模の旅館ではありません。でも,一組一組にきちんと対応してくれそうな雰囲気です。まぁ,もちろん,それだけの値段もする宿ではありますけどね。
 日帰り入浴だけだと1000円ですが,昼食・部屋付きの日帰りプランもやっています。どちらかというと,このプランを利用している人が多いみたいです。せっかく「みちのく庵」にまで来たのであれば,ゆったり食事を部屋で取りたいってことなんでしょうね。まぁ,日帰りプランも良い値段はしますが,宿泊に比べると,だいぶ手軽に利用できますからね。
 
 お風呂は檜風呂+露天風呂と石風呂+露天風呂で,時間帯によって男女が入れ替わります。宿泊すると両方が楽しめるのですね。
 私が入ったのは石風呂の方。もともと大人数が宿泊する宿ではないため,そんなに馬鹿でかいお風呂ではありません。洗い場も3人分くらいだったでしょうか。露天風呂の方は特に小ぶりなので,2人で入るのが精一杯くらい。最初,他の人が入っていたので,遠慮して内風呂から入ってみました。
 
 源泉は43度で,使用時の温度が42度ということなので,若干の過熱をしているのでしょうか。結構,ドボドボと湯船にお湯が注がれているのですが,あまり湯船からお湯が溢れている感じはしません。やっぱり循環なのかなぁって,最初は思ってました。でも,よくよく見てみると,奥の方のヘリの部分が少し高さが低くなっていて,そこからお湯が外に出るようになっています。浴室を不用意に濡らさないように工夫しているんですね。
 お湯の熱さは適度な熱さ。入り応えがありますが,ゆったりと浸かっていることができるくらい。無色透明なのですが,少し茶色の湯の華が舞っています。そんなに多くは無かったですけど。お湯の感じは,プリップリッとしていて,肌から弾くような感じです。
 
 後から露天風呂へ。山々を見ながらの景色はなかなかのもの。ちょっと下を見てみると,道路があります。立ち上がると見えちゃうなぁと思いましたが,よくよく考えてみると,この道は宿への道。大して車が通る訳ではないのですね。
 露天風呂も内湯と同じように,お湯は見えにくいところから外に溢れ出るようになっています。お湯の熱さも内湯と同じくらい。お湯の注がれる量は少なめですが,内湯との湯船の大きさを考えると同じくらいの割合でしょうか。
 
 結構,久しぶりの温泉になってしまったのですが,やっぱり温泉は良いなぁと再認識するに十分なお風呂でした。1000円という値段は決して安くは無いのですが,その分,客も多くなく,ゆったりできました。ここの宿は料理自慢だったので,きっと料理を食べれば,もっとこの宿のことを知ることができたのでしょうね。
 帰り際,宿泊のお客の準備がされていたのですが,スリッパ1つ1つにお客の名前が貼られていました。間違えないようにっていう心遣いなのですが,初めて見ました。ちょっとびっくり(笑)。
 ここの女将は着物ではなく,普通(?)の服をきて対応していました。うまく雰囲気が伝わらないと思うのですが,ここの宿のお客との距離の取り方を示していて,良い感じのような気がしました。

(窓が大きく取られている内湯です
 ちょうど角のところからお湯を溢れさせています)


(内湯のお湯はこのくらいの勢いですが,
 露天はもう少しチョロチョロです)


(露天風呂になります。2人くらいが入れる大きさ)


(露天風呂からの景色。
 天気が悪く,遠くは見えませんでした)


【温泉の情報】
白石市 鎌先温泉 四季の宿 みちのく庵
宮城県白石市福岡蔵本字狸峯3-4-5

檜風呂,石風呂,露天風呂×2
塩化物硫酸塩炭酸水素塩泉 低張性中性冷鉱泉 (43度)
      [狐峯源泉]
  

2020年9月17日木曜日

川崎町「青根温泉 青嶺閣」《廃業》

2003年10月,日帰り入浴。廃業しました。

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 青根温泉で「湯と路(ゆとろ)」という湯めぐり手形が始まったので行ってみました。手形1つが千円で,これでお風呂3ヵ所に入ることができます。この青嶺閣だと,ほぼ一回で元が取れてしまうような感じで,とてもお得な企画です。(手形だと入浴のみで休憩はできませんが,,,)

不忘閣の道向かいに青嶺閣は位置し,日帰り入浴に訪れたのであろうお客さんの車が道路にまで溢れています。案の定,男湯女湯共に,お客さんは沢山来ていました。

 内湯は思っていたよりも大き目の湯船でした。無色透明なお湯が注がれる湯船が真ん中にあり,その左右にカランが備わっています。注がれるお湯の量自体は,湯船の量からするとそんなに多くはないのかもしれませんが,きちんと掛け流しになっています。注ぎ口のところにはコップも置いてあり,飲泉が可能になっています。これも掛け流しの証拠ですね。

 このあたりは,泉質表の源泉名から判断するに,各源泉を一括管理し,各宿に分配しているのでしょうが,前回入浴した不忘閣とも若干違うような気がします。雰囲気から受ける印象のせいでしょうか。黒っぽい湯の華のようなものが舞っていました。

 そしてこの宿の自慢の眺望露天風呂。あまり天気は良くなかったのですが,それでも入浴していた一瞬は雨も止み,ある程度,下のほうに広がる景色を楽しむことができました。このあたりの紅葉はもう少し先なのでしょうが,それでもまばらに紅葉している木々を見ることができました。

 内湯に比べるとお湯は少しぬるめ。注ぎ口は2つあり,1つは熱めのお湯が,もう1つからはぬるめのお湯がでていました。湯船の色のせいなのか,少し緑がかったお湯のように見えました。

 同じお湯を使っているのでしょうが,この青嶺閣のお湯は「湯と路」の立て看板によると“美肌”と“眺望”とのこと。なるほど,納得でした。


(これが青根温泉の湯めぐり手形「湯と路」
 期限が最初の入浴から6ヶ月。
 マジックで書かれた文字が愛嬌(笑))

(眺望露天風呂からの眺望です。
 ロケーション最高です)

(注ぎ口が2つあります。
 上のほうが少し熱めのお湯です)

(眺望露天風呂に浸かり,内湯側を望んで)

(湯気で見にくいですが,内湯です。
結構な広さがあります)

(青いコップを使って飲泉します。
 仄かな苦味があるだけで,飲みやすいアルカリ性のお湯です)

(家族風呂で,貸切で入浴できます。
 湯船の大きさとお湯の投入量を考えると、一番贅沢な温泉かも)

(これが「湯と路」の立て看板です。
 「美肌の湯」と「眺望の湯」だそうです)


【温泉の情報】
川崎町 青根温泉 青嶺閣 《廃業》
宮城県柴田郡川崎町青根温泉2-1

男女眺望露天風呂,男女内湯,家族風呂
単純泉 低張性弱アルカリ泉 (52度)
    [混合泉(大湯・新湯・山の湯・儀王の湯・不忘の湯 etc)]

2020年9月13日日曜日

川崎町「青根温泉 不忘閣」

2003年7月,日帰り入浴。

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 お昼と入浴を兼ねて訪れました。お昼は「政宗そば」と銘打ったそばが食べられます。お膳形式のものから,単品のざるそばまであります。

 まずは2階にある大広間で食事から。凄くお腹がすいているわけでもないので,ざるそば(750円)を注文しました。もっとコシがある方が個人的には好みですが,十分美味しいおそばでした。食事後は,レシートに入浴と記入してもらい,そのままお風呂へ。入浴代も含めて後払いになります。

 ここは,「御殿の湯」と呼ばれる宿のお風呂と「大湯」と呼ばれる公衆浴場,そして「新湯」があります。

 「大湯」は通りの方からも入れるようになっているのですが,宿の方からも入れるようになっています。最初,脱衣所が無いなぁ,と思ってドアを開けてみたらお風呂に浸かっている人が数人いました。みんな,公衆浴場の方から入っているので,服もそっちに置いているんですね。そういえば,ここの男湯と女湯の仕切りは低いということを見たことがありますが,その時は真正面しか見なかったので,その真偽の程は確認しませんでした。

 「大湯」は覗いただけで,実際には「御殿の湯」の方へ向かいました。女湯の湯船の方が2m×2mなのに対し,男湯の湯船の方は2m×4mくらいで,大体倍くらいの大きさがあります。でも,同じくらいのお湯が注がれているので,女湯のお湯の方がより新鮮なのかもしれません。

 湯船には1つの口からはお湯が,もう1つの口からは温度の低い源泉(←不忘閣の方から教えていただきました)が注がれています。お湯の注ぎ口には柄杓が置かれているので,飲泉することも可能です。無味無臭とのことですが,飲んでみると,若干の苦味のようなものを感じました。

 お湯は無色透明で弱アルカリ。肌さわりも,ぬるぬるするわけでもなく,といって肌が突っ張るような感じでもなく。加水されているせいもあるかもしれませんが,お湯は少しぬるめでした。ただ,加水している水は水道水ではなく,湧き水なんかを使っているのかなと,個人的には勝手に想像してました。

 湯船は最近新しくしていたようで,本などで見ていたような,底がタイル張りされている状態ではなく,木が張られていました。ゆったりとするには,この木が肌にとても優しく,気持ち良く使っていることができます。

 窓の外は裏山となっているため,視界的には全然開けていません。若干の光が入ってくるぐらいなんですが,それでもこの宿の歴史とかを考えながらお湯に浸かっているとあっという間に時間は過ぎていきました。

 もう一つ「新湯」があったはずなのですが,すっかり忘れて,覗くことさえしませんでした。失敗したなぁ。

 青根温泉のなかでは,ここが個人的にはお気に入りかな。
 
(06.07追加)
 明治初期に建てられた土蔵の中に,「蔵湯浴司」ができました。公式HPにて写真を見ることができるのですが,とても雰囲気のある浴室ですね。ここに貸切状態で入れたら幸せでしょうね。


(不忘閣への入り口の門です。
 歴史と風格があります)

(お風呂への廊下です。
左手に見えるのが大湯の入り口で,さらに奥に御殿湯があります)

(「御殿湯」の男湯です。
 長方形の湯船で女湯の倍くらいあります)

(手前からは源泉が注がれています。
 奥からは水が注がれています)

(「御殿湯」の女湯です。湯船は少し小さめ。
 底に敷かれている木の肌触りが心地いいです)

(窓から見える景色です。
 源泉を引いている管になります)

(壁で区切られていますが,上のほうで繋がっています)

(パンフレットより)
蔵王の山ふところに抱かれた 
  伊達六十二万石 伝統の宿 
 
 蔵王の山ふところ 花房山の中腹 
 伊達家一門の御殿湯 
 青根御殿がある 
 雄々しいかまえ 
 気品の高さが 
 いにしえの伝統と 
 歴史の流れを 
 今に伝える 
 日本情緒豊かな 温泉宿  
    湯元 不忘閣 
 

【温泉の情報】
川崎町「青根温泉 不忘閣」
宮城県柴田郡川崎町青根温泉1-1

御殿湯(男女),大湯(男女),新湯
単純泉 低張性弱アルカリ泉 (53.6度) 
  [混合泉(大湯・新湯・山の湯・儀王の湯・不忘の湯 etc)]

2020年9月11日金曜日

蔵王町「曲竹温泉 ルビナス・センター」《廃業》

2003年12月,日帰り入浴。廃業しました。

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実は,この温泉は良いよって言う話をよく聞くので気になっていた温泉です。川沿いの道を走っていくと,ここルビナスセンターはあります。

 少し古めのセンター系のような建物をしています。駐車場脇に足湯スペースがありますが,冬の時期にはお湯は張っていないようです。当然ですね(笑)。

 受付を済ませると,お風呂のある2階に上がることになりますが,そこにはちょっと不思議な飲食スペースがあります。脱衣所もゆったりしているし,鍵をかけられるロッカーもあります。

 浴室に入ると,思っていたよりも結構人がいました。シャワースペースなども充分あったのですが,ほぼ埋まっていました。湯船は2つあって,色の濃さが若干異なります。薄めの方に入っている人が多かったです。

 きっと濃い色の湯船の方が,温泉の濃度が高いはずだと思い,まずはかけ湯をして入ろうかと。かけ湯なら,我慢できるくらいの熱さでしたが,入浴は厳しいかなと思い,やはり薄めの方の湯船へ行きました。お湯の温度は少しぬるめくらいでしょうか。

 温泉の感じは,遠刈田温泉などこの一帯の成分と同じような感じがします。しょっぱい味がしますので,塩化物を含んでいるので,温まるお湯だと思います。ぬるい方でも充分温まります。

 ちなみに,熱い方の湯船も試してみましたが,私は2分間くらい浸かっているのが精一杯でした。濃いのかどうか判らないほど熱かったです(笑)。


 大きい25mプールもあるようですが未確認でした。きっと冬の時期はクローズになっているのではないでしょうか。また,休憩室も別途あったようですし,もっとゆったりしたい人はここの宿泊施設の「ニ楽荘」を利用するようです。


(駐車場脇にあった足湯スペース)


(湯船もゆったりしています。
 熱めと温めの2つがあります)

(熱めのお湯の注ぎ口)

(温めのお湯の注ぎ口。
 写真では2つの色の違いは,あまりハッキリとは判りませんねぇ)


【温泉の情報】
蔵王町 曲竹温泉 ルビナス・センター《廃業》
宮城県刈田郡蔵王町大字曲竹字川原前1

男女浴場
ナトリウム-塩化物泉 高張性中性高温泉(51度,毎分321L湧出)

2020年7月31日金曜日

川崎町「笹谷温泉 一乃湯」

2003年6月,日帰り入浴。

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 芒硝鉄泉という珍しい泉質のお湯。3種類の泉質が一度に味わうことができるのは,全国でここだけ,と書いていました。それだけに,効能もいろいろあるようです。

 宮城県側から笹谷峠に向かう途中,ちょうどSt.メリー・スキー場のあたりにあります。山形へ抜けるときに脇目で見ていたのですが,いつも混んでいるので躊躇していました。

 日帰り用の入り口と接骨院の入り口が一緒になっています。こういった形になっているのって初めてです。センター系の温泉のように,靴箱に靴を預け,そのキーをフロントに持っていくと,ロッカーのキーが渡されるという方法をとっています。

 お風呂は男女それぞれとなりますが,恐らく日によって(時間によって?)入れ替わることになるみたいです。基本的には同じような感じなのですが,事前に知りたいのであれば確認しておいた方が良いと思います。

 この日,私が入ったのは,入り口が左のお風呂です。こちらは,芒硝鉄泉の小さな湯船と宝の湯と書かれてある少し大きめの湯船,それと石灰華の湯という丸い湯船,さらにサウナ用の水風呂という内湯があります。さらに,外には露天風呂と(使えるのかは試しませんでしたが)サウナもあります。

 ちなみに「芒硝鉄泉の湯」が源泉の投入割合が一番多いようです。入ってくる量ほどお湯は溢れ出してはいかないのですが,お湯の色は濃い茶褐色で小さな湯の花も舞っています。源泉の温度が低いそうなので加熱のために循環をしているそうですが,循環の割合はそんなに高くないと思います。

 お湯は若干の鉄分を含んだような香りがするくらい。唇の周りについたお湯の味は,やはり鉄分を含んだような塩気が感じられます。お湯の肌ざわりは,少し強めだったでしょうか。違和感は無かったですが,含まれている成分が効いているような気がします。

 大き目の湯船「宝の湯」は,少し明るい茶褐色です。こちらは小さい湯船よりも循環している割合が高いのではないでしょうか。それでも十分な色合いですし,湯の華も少なめですが舞っています。肌にはこちらの方が刺激が少ないでしょう。お湯の熱さもこちらの方が丁度良いくらいでした。

 水湯には入りませんでしたが,石灰華の湯にも入りませんでした。てっきり,普通のお風呂だと思っていたのですが,帰ってからネットで見てみると,きちんと石灰華という泉質もありました。ただし,無色無臭なお湯の感じからすると,石灰華の元を使って温泉を作ることができるようなので,それなのかなとも思っています。

 露天風呂は外に出て,20mくらい歩いたところにあります。岩で組まれた風合いとか,目の前に広がる川のせせらぎや山の緑は気持ち良いのですが,ここのお湯は無色無臭で特徴がありませんでした。石灰華の湯と同じだったのかもしれません。

 お湯の加減は良かったのですが,どうしても湯船の大きさに対するお湯の量が少ないせいや,外にあるということで木のクズなんかが入っていたので,あまり露天風呂にはいませんでした。子宝の湯という看板もあり,そこは少し洞窟っぽくなってはいるのですが,そこはお湯の温度が低いため,ずっといることはできませんでした。

 後々,調べてみたのですが,平成元年の開業当時は,もっと源泉が出ていたみたいです。露天風呂も茶褐色のお湯が満たしている写真を見ました。だからこそ,あれだけ雰囲気のある露天風呂も作ったのですね。

 お風呂を出たところに,飲泉をする場所もあります。非常に効能があると書かれています。ただ,大人の場合3杯以上飲む必要があるようで,上澄み部分をすすることしか出来なかった私には無理なようです。酸味の感じが強く,苦手な味です(まぁ,美味しい温泉なんて飲んだことはありませんが,,,)。

 もう一つのお風呂のほうは,大き目のお風呂と同じくらいの濃さの温泉の湯船が2つあるようです。泉質は同じようですが,熱めのものと温めのものに分かれています。他にサウナや,石灰華の湯もあります。また,露天風呂も内湯を出たところ,すぐに小さ目のものがあるようです。

 ちなみに石灰華の湯ですが,他の地域の同じ泉質のお湯を見ていると,もっと湯船などに付着物がついているので,ここのは元となる物質を細かく砕き,人工的に作ったものではないかなと思っています。

 5回行くと,1回無料になるようです。露天風呂も芒硝鉄泉の湯であれば,間違いなく何回も行きたいところなんですけれど。ホントに露天が惜しいですね。


(2つ湯船が並んでいます。
 右手の方が大きいですが,お湯の色が薄めです)

(「芒硝鉄泉の湯」になります。
 小さいのですが,お湯は濃いです)

(大きい湯船の分,加水されている割合が高いようです。
 それでも充分な効能がありそうですが)

(手前が「石灰華の湯」です。
 奥の四角い湯船は水が張ってます。一応,サウナ用なのかな?)

(露天風呂です。無色透明なお湯です。
 景色は良いのですが,お湯に力が無いのが残念です)

(雰囲気はあるのですが,長く浸かるほどではありません。
 ここはやっぱり内湯メインですね)



【宿の情報】
川崎町 笹谷温泉 保養館 一乃湯
宮城県柴田郡川崎町大字今宿字スド15-3

男女大浴場,男女露天風呂,男女サウナ
ナトリウム・カルシウム・鉄(Ⅱ)-硫酸塩・塩化物 低張性中性温泉
    *飲泉可 [源泉名 一乃湯]
  

2020年7月8日水曜日

仙台市「秋保温泉 お宿 秋保」1('03日帰り)《廃業》

2003年8月,日帰り入浴。お勧めです。廃業しました。

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 「ホテルニュー水戸屋」や「茶寮 宗園」,「佐勘」など,仙台の奥座敷として知られている秋保温泉の中で,正直,いまいちピンとすることのない宿「お宿 秋保」。場所も判りづらく,瑞鳳の第二駐車場への入り口と同じところから,私は入っていきました。宿への道も,一部アスファルト舗装もされていない状態。

 最近,カラカミ観光グループに買収され,「ホテル秋保」から名前も変わりました。とはいえ,カラカミ観光のホームページに「ホテル瑞鳳」「秋保グランドホテル」など同じ秋保にある宿の名前はあるものの,「お宿 秋保」の名前はありません。なぜっ?

 建物もちょっと年季が入ってきた感じはあります。入浴料金は595円という微妙な値段設定。何でこの値段?

 お風呂は1階にあります。脱衣所で服を脱いで,浴室に入ります。ばんざーーーーい。湯船から,お湯がザバザバ掛け流しです。この秋保では珍しい。湯船から流れ出したお湯の跡が,赤く残っています。凄いぞ,ばんざーーーーい。ツーンとした鉄の香りもしてきます。

 ここのお湯は,自噴しているということ。しかも二酸化炭素含有。2つの管があり,一つからは水が,もう一つからは自噴している温泉が注がれています。自噴なのでゴボッ,ゴボッと出てきます。お湯の色は,薄黄緑がかっいる透明な感じでしたが,これは日によって違うようです。もっと濃く,濁っているような色になることもあるようです。

 お湯の温度は,少し熱めかもしれませんが適温だと思います。水の量で,キチンと温度を管理しているんでしょう。お湯は想像とおり,鉄さびのような味がします。お湯の中をよーく見てみると少しだけ湯の華が舞っているのを見つけることができました。でも,ここのお湯のパワーは良いですねぇ。

 ここは内湯だけなんですが,外に川が流れているのは見れます。川向にあるホテルから,ここの浴室は見えるのかもしれませんが,一応,ガラスの上の方は曇りガラスになっているので,大丈夫だと思いますよ。まぁ,角度によっては見えるかもしれませんが,気にするほどではないかな。でも,夜は厳しいのかな。どうなんでしょう(笑)。

 とても体の温まるお湯です。やっぱり掛け流しは最高です。お肌もつるつるになります。

 心配なのは,今後のここの身の振り方です。これだけ素晴らしいお湯なので,このお湯を損なうことなく,リニューアルなんかをしてくれることを望みます。いやぁ,それにしても,こんなに素晴らしいお湯が近くにあったなんで(しつこいですか?)。


(お風呂場入り口近辺で)


(男性用の浴場です。
 画面左下に向けてお湯が溢れています)

(お湯は若干濁っている程度。日によって違うようです)

(「自噴で二酸化炭素含有ですよ」
ということが書かれています)

(窓からの景色です。
 窓から覗き込まないと,こうは見えませんが)

(女性用の浴場です。男性用と湯船の形が異なります)

(普通に湯船に浸かると,外はこんな感じで見えます)


【温泉の情報】
仙台市 秋保温泉 お宿 秋保
宮城県仙台市太白区秋保町湯元

内湯(男女)
含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉  高張性中性高温泉
         [ホテル秋保5号泉]

2020年7月1日水曜日

仙台市「秋保温泉 佐勘」1('03日帰り)

2003年5月,日帰り入浴。

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 仙台の奥座敷といえば秋保温泉,秋保温泉といえば佐勘,ということで,一度は入ってみなきゃなと思っていました。入浴料が1200円とちょっと高めなのですが,もともと秋保温泉の宿泊料金設定自体が高めなのでしょうがないのかもしれません。

 日帰り入浴できるのは,11時から15時までなのですが,清掃時間が入るため,どのお風呂をメインにしていくかによって,宿に到着する時間を考えておいた方が良いでしょう。ちなみに名取の御湯は11時から,大浴場は12時から,それぞれ1時間清掃中となるため,入浴することができません。

 私が着いたのは,12時半頃だったため,大浴場の方は清掃中でした。さすがに全部入るのは無理だと思ったので,露天風呂がついている大浴場に入ることに。ただ,清掃が終わる13時まで時間が余ってしまったので,ちょっと混浴の河原の湯へ行ってみました。

 名取の御湯から下駄を履いて,もう少し下のほうへ降りていきます。そこには,こじんまりとした脱衣所と長方形の湯船がありました。誰も入っていなかったので,えいやーと服を脱いでちゃぷんと湯船へ。

 てっきり秋保温泉の大規模な温泉は循環じゃなきゃ,やってられないんだろうなと思っていたのですが,塩素の匂いはしません。湯の肌触りも,塩素が入ったときのツンツンした感じがありません。先の方を見てみると,湯船からお湯が流れ出ていて,掛け流しのようです。これはちょっとびっくりでした。

 左上の方に架かっている橋が目に入るとはいえ,川の流れを下に見ながら入るお風呂は気持ちが良いものです。しかも,これが掛け流しとくれば。お湯の温度もちょうど良いくらい。熱くもなく,ぬるくもなく,ゆったり入ることができます。

 後ろ髪を引かれつつ,13時になるので大浴場の方へ。ところが脱衣所のところに宿からのお知らせが書いてあります。当旅館は多くのお客様に安全に温泉を楽しんでいただくために,必要最低限の塩素を入れております。どうしても大きな浴場を管理していくためには必要なのですが,きちんと管理はしています,というような事が。ちょっと残念でしたけど,まぁ覚悟はしていましたけど,清潔ではないお湯に入らされるよりも,きちんと管理された状態のお湯に浸かった方が良いですし,断りを入れている宿の姿勢は好ましいと思います。

 大浴場は天井も高く取られていて,ゴージャス感もあります。お湯は,がんがんに塩素を効かせている訳ではなく,確かに必要最小限程度であろうくらいの量の匂いがしました。ただ,やっぱり肌触りの感じなんかは,河原の湯とは違いますねぇ。ん,あっちは掛け流しだったのになぁ。まぁ,湯船の大きさからいうと,この大きさだと必要な湯量および管理上から仕方が無いのでしょうか。

 男湯の露天風呂は木で組まれたお風呂と,石のお風呂。どちらともそんなに大きいわけではありませんでした。かつ,お湯も内湯と同じお湯が使われていました。雨が降っても入れるように屋根がついていたのですが,せっかく天気の良い今日のような天気だと,開放感が損なわれちゃってますね。屋根っていうのも一長一短ですね。

 ちなみに名取の御湯の方は,実は塩素を入れていないお風呂のようでした。湯船自体もそんなに大きくないものが2つ。かつ,源泉がどんどん掛け流しされている訳ではなく,不思議な一定のリズムで出たり止まったり。チョロチョロ,チョロチョロ,って感じです。洗い場も無いということで利便性は大浴場の方が良いですが,お湯を楽しむのであればこちらだと思います。


(混浴露天風呂の河原の湯です。
 入浴時間は5時から23時まで)

(お風呂のすぐ下を川が流れてます)

(名取の御湯です。こちらも5時から23時まで入浴可)

(少ぉし湯気が立っています。
 落ち着きのある浴室です)

(大浴場です。沢山の人が入ることができそうです)

(天井が高く取られていて開放感があります。
 奥に露天風呂が見えます)

(露天風呂の1つ目です)

(もう一つの露天風呂。それぞれ屋根があります)


【温泉の情報】
仙台市 秋保温泉 伝承千年の宿 佐勘
宮城県仙台市太白区秋保町湯元

大浴場「殿の湯」「姫の湯」,「名取の御湯」男湯女湯,「河原の湯」
(河原の湯)ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 低張性中性高温泉
           [新2号源泉]