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「ホテルニュー水戸屋」や「茶寮 宗園」,「佐勘」など,仙台の奥座敷として知られている秋保温泉の中で,正直,いまいちピンとすることのない宿「お宿 秋保」。場所も判りづらく,瑞鳳の第二駐車場への入り口と同じところから,私は入っていきました。宿への道も,一部アスファルト舗装もされていない状態。
最近,カラカミ観光グループに買収され,「ホテル秋保」から名前も変わりました。とはいえ,カラカミ観光のホームページに「ホテル瑞鳳」「秋保グランドホテル」など同じ秋保にある宿の名前はあるものの,「お宿 秋保」の名前はありません。なぜっ?
建物もちょっと年季が入ってきた感じはあります。入浴料金は595円という微妙な値段設定。何でこの値段?
お風呂は1階にあります。脱衣所で服を脱いで,浴室に入ります。ばんざーーーーい。湯船から,お湯がザバザバ掛け流しです。この秋保では珍しい。湯船から流れ出したお湯の跡が,赤く残っています。凄いぞ,ばんざーーーーい。ツーンとした鉄の香りもしてきます。
ここのお湯は,自噴しているということ。しかも二酸化炭素含有。2つの管があり,一つからは水が,もう一つからは自噴している温泉が注がれています。自噴なのでゴボッ,ゴボッと出てきます。お湯の色は,薄黄緑がかっいる透明な感じでしたが,これは日によって違うようです。もっと濃く,濁っているような色になることもあるようです。
お湯の温度は,少し熱めかもしれませんが適温だと思います。水の量で,キチンと温度を管理しているんでしょう。お湯は想像とおり,鉄さびのような味がします。お湯の中をよーく見てみると少しだけ湯の華が舞っているのを見つけることができました。でも,ここのお湯のパワーは良いですねぇ。
ここは内湯だけなんですが,外に川が流れているのは見れます。川向にあるホテルから,ここの浴室は見えるのかもしれませんが,一応,ガラスの上の方は曇りガラスになっているので,大丈夫だと思いますよ。まぁ,角度によっては見えるかもしれませんが,気にするほどではないかな。でも,夜は厳しいのかな。どうなんでしょう(笑)。
とても体の温まるお湯です。やっぱり掛け流しは最高です。お肌もつるつるになります。
心配なのは,今後のここの身の振り方です。これだけ素晴らしいお湯なので,このお湯を損なうことなく,リニューアルなんかをしてくれることを望みます。いやぁ,それにしても,こんなに素晴らしいお湯が近くにあったなんで(しつこいですか?)。
(お風呂場入り口近辺で)
(男性用の浴場です。
画面左下に向けてお湯が溢れています)
(お湯は若干濁っている程度。日によって違うようです)
(「自噴で二酸化炭素含有ですよ」
ということが書かれています)
(窓からの景色です。
窓から覗き込まないと,こうは見えませんが)
窓から覗き込まないと,こうは見えませんが)
(女性用の浴場です。男性用と湯船の形が異なります)
(普通に湯船に浸かると,外はこんな感じで見えます)
【温泉の情報】
仙台市 秋保温泉 お宿 秋保
宮城県仙台市太白区秋保町湯元
内湯(男女)
含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 高張性中性高温泉
[ホテル秋保5号泉]
仙台市 秋保温泉 お宿 秋保
宮城県仙台市太白区秋保町湯元
内湯(男女)
含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 高張性中性高温泉
[ホテル秋保5号泉]
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