2018年12月31日月曜日

十和田市「蔦温泉旅館」3(食事編)

館での夕食は部屋食で17時半以降のリクエストとなります。朝食は西館1階のレストランで7時以降でオッケーです。

夕食は時間になると一度に持ってきます。十和田牛ロースの陶板焼き味噌和えや,シャモロックと山の芋の鍋がメインでしょうか。

かもたけ(?)や岩魚の塩焼きなど山間らしいメニューもあります。また,マグロやホタテなどの刺身もまずまず。ご飯もパッチリしていて美味しかったです。

あんこ餅もあって,ボリューム的にも満足。デザートには林檎と抹茶のケーキとなります。

全体的に上品で悪くありませんが,味付けが少し甘めかなぁと思うところも。一度に全部準備するということもあり,熱いものは熱いうちに,といった訳ではないのが,ちょっと物足りないでしょうか。

(夕食のほぼ全景)


(前菜にあたる部分でしょうか)


(蟹や鯖などを軽く酢で絞めたもの(だったかな))


(マグロ赤身,海老,ホタテなど)


(岩魚の塩焼き)


(かもたけかな?)


(かぼちゃなどの天ぷら)


(煮物)


あんこ餅が料理の一品として出たことにビックリ(笑))


(シャモロックと山の芋鍋)


(十和田牛ロースの陶板焼き。一切れ食べてしまった後の写真)


(デザート)



朝食は鮭,温泉卵,とろろなどオーソドックス。

なお,玄関脇の沢水,当然の如く美味しいので,ぜひお試しを。

(朝食はオーソドックス)


2018年12月30日日曜日

十和田市「蔦温泉旅館」2(温泉編2)

蔦にある,もう一つのお風呂は「泉響の湯」になります。

「久安の湯」の奥にあり,男女別です。新しく脱衣所も広々。

浴室へ入るとやはり階段があり,湯船へは降りていったところに唯一のシャワーブースがあります。しっかりと壁で区切られているので,水しぶきも心配なし。まぁ,浴室自体が広く,湯船まで距離もあるのでどちらにしても大丈夫ですが。

掛け湯スペースもゆったりです。

一番奥に湯船があります。浴室は大きく天井も高いので開放感があります。湯気がこもることもありません。

「久安の湯」と比較すると,湯船の大きさは若干小さいかもしれません。お湯はやはり無色透明で,少し熱め。底から上がってくる空気の泡は,結構まとまって,ポロロロポロポローンって感じ。

お湯の繊細さは弱い気がしますが,清潔感・開放感では上だと思います。

じーっと入っていると,湯面に泡でボコッと盛り上がるのが見えます。おならをしたような感じ(笑)で,体に沿って泡があがっていきます。


(泉響の湯の脱衣所は広々としてキレイ)


(手前に掛け湯,奥が湯船)


(唯一のシャワーブース)


(掛け湯スペースもゆったり)


(泉響の湯の湯船)


(天井を見上げて
 こんなに高いので湯気がこもりません)


(「久安の湯」はここを右
 「泉響の湯」はこの先になります)


(「浴場」の矢印も雰囲気あります)


(旅館の全体図
 薄紫なのが西館,橙色が本館,黄緑が別館です)


(西館の外観です
 1階は食事どころで,部屋は2階・3階)


2018年12月29日土曜日

十和田市「蔦温泉旅館」1(温泉編1)

歴史ある温泉旅館で,足元湧出のお風呂,ということで一度は行ってみたいと思っていた宿。2011年の訪問。お勧めです。

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日帰り入浴も受け付けていますが,久安の湯は男女入替ですし,人の少ないタイミングでゆったり入ってみたいという思いもあり,宿泊することにしました。

ほぼ15時に宿に着くと,宿泊客は入り口の目の前の駐車場に誘導してもらいました。部屋は一番新しい西館を利用。部屋まで案内してもらってから,記帳となります。

風情があるのは本館・別館なのでしょうが,部屋にトイレ・冷蔵庫があること,また別館には,長い長い廊下があって,上り下りが大変という話を聞いていたので,無難に西館を選びました。

西館の部屋は10畳広縁付。すごく新しいという訳ではありませんが,キレイに整えられた部屋でした。冷蔵庫にはドリンクが固定されていましたが,若干のフリースペースはあります。

館内に自動販売機もありますが,西館の脇にある売店で買うのが一番安いみたいです。ちなみにビールなどは冷水で冷やされています。

なお,入り口奥にある本館のトイレは一見の価値あり。男性用のトイレは,足置き場が固いスリッパのようなもので固定されており,小さい沢に流れていくような感じです。写真を見ないとイメージできないと思いますが,,,

(左側の建物が本館で,宿の入り口
 右側の建物が「泉響の湯」かな)


(西館の廊下)


(部屋の入り口)


(部屋は10畳プラスゆったりした広縁
 とてもキレイに清掃されていました)



さて,お風呂ですが,日帰り客は9時-16時なので,チェックインしてすぐではなく,ちょっとタイミングをずらして入りに行きました。

お風呂は久安の湯と泉響の湯の2つ。久安の湯は,夜8時までは男性専用,翌朝8時までは女性用専用となります。

久安の湯は,浴室への固めのドアをあけると,そこに4~5段の階段があります。浴室の2/3くらいをほぼ正方形の湯舟が占めています。奥の方には掛け湯スペースがあります。

天井が低いので湯気は篭りぎみです。また,一方の壁にはなぜか水槽もあります。中には何もいませんでしたが。

お湯は無色透明で,底から湧出しています。底に木の板が張られているのですが,隙間から,ぽろろーんぽろろーんと空気の泡が出てきます。

特に特徴のあるお湯ではないと思いますが,温度もちょうど良く,入ることができました。

歴史がある分,開放感・清潔感ではもう一つの泉響の湯には負けるかもしれませんが,朝方に入った時の,とても透き通った感じのお湯に,ゆったりと入れたのが最高でした。

十分な掛け流しですし,お湯的にも違いはほとんどないので,好き嫌いの範疇だと思います。

(「久安の湯」は男女時間別
 浴室の中に入ったところから)


(無色透明な透き通ったお湯
 木のぬくもりが,とても良い感じ)


(脱衣所から浴室に入る階段)


(右の壁のところには水槽が埋め込まれています
 中には何もいませんでした)


(シャワーなどはありません
 この掛け湯を使ってから入ります)


(桶や椅子が綺麗に並べられています
 こういうところも素晴らしい)


(低い天井で湯気は篭ってしまいます
 でも風情があって良い)




【宿の情報】
元湯 猿倉温泉
十和田市奥瀬猿倉1番地
 
本館男女露天風呂(①),新館まほろばの湯(②)
①硫化水素硫黄泉,②硫化水素硫黄泉 
   [源泉名/猿倉温泉1号泉,猿倉温泉4号泉]

2018年12月28日金曜日

十和田市「猿倉温泉」

2011年,「遊仙」に行ったものの湯温が上がらなくなっているということで入浴できず,急に決めた日帰りの猿倉温泉。

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事前知識も無い状態での訪問となりました。 日帰り入浴用の入り口を入ると,すぐに男と女の暖簾があります。

進んでいくと,手前にトイレがあった後,廊下のような脱衣スペースの先に露天風呂がありました。 2m×4mくらいの湯船が段々に2段になっています。

男湯の方は,特に上と下ではお湯の温度は変わりありませんでしたが,女湯の方では片方はぬるめのプールくらいの温度になっていたようです。

多少青白く濁ったお湯。このお湯自体は奥入瀬渓流ホテルなどにも引かれているため,決して初めてではありませんが,湧出場所が近いせいか(そう思い込んでいるせいか)なかなかお湯の感じは悪くありません。

そんなに強烈な浴感ではないのですが,しっかり効いている感じがします。 実は,この露天風呂の他に,宿の人が勧めてくれた内湯もあったのですが,時間的に押していたこともあって諦めました。

源泉は4本あるらしいですが,使っているのは2本。ただ,湧出口は異なってもお湯はほぼ同じようです。

(男性用の露天風呂
 2段になっています)


(上の湯船
 気持ち熱めだったでしょうか)


(下の湯船への注ぎ口)


(下の湯船
 お湯は若干青みがかった白濁)


(すぐ山なので景色が良い訳ではありませんが,まずまずの開放感)



【宿の情報】
元湯 猿倉温泉
十和田市奥瀬猿倉1番地
 
本館男女露天風呂(①),新館まほろばの湯(②
①硫化水素硫黄泉,②硫化水素硫黄泉 
   [源泉名/猿倉温泉1号泉,猿倉温泉4号泉]

2018年12月27日木曜日

青森市「八甲田ホテル」2(食事編)

食事について口コミでは賛否両論だったこともあり,正直,そんなに期待はしていませんでした。

でも,食べてみて,とっても感激。夕食で,ここまで美味しい食事って,なかなか無いと思います。

【御夕食献立】
食前酒 梅発泡酒
先付 嶺岡豆腐
前菜 みず水物,蛸桜煮,ぬいど煮含め
     金時草浸し,りんご白合え
造り 鮪,鯛,北寄貝,稚鰤,妻物一式
吸物 いちご煮椀
煮肴 金々煮付け
温物 もろこし寄せ蒸し
油物 蟹天麩羅
食事 鮭腹子御飯,汁物,香の物 甘
味 米粉ブランマンジェ

当店の御飯は青森県黒石産「黒石米の会」
  自然乾燥特別栽培米を使用しています

平成二十三年 長月 二十四日 「寒水」 和食料理長 石澤


(お風呂の入り口と和食処「寒水」入り口)


(先付「嶺岡豆腐」)


(前菜「みず水物,蛸桜煮,ぬいど煮含め,金時草浸し,りんご白合え」
 それぞれ美味しい)


(食事の汁物)


(「鮭腹子御飯」
 味の染込んだご飯も,イクラも美味しい)


(食事の香の物)


(造り「鮪,鯛,北寄貝,稚鰤,妻物一式」
 山の中なんだけど,刺身も旨い)


(吸物「いちご煮椀」実に上品な味わい)


(煮肴「金々煮付け」)


(温物「もろこし寄せ蒸し」)


(油物「蟹天麩羅」)


(甘味「米粉ブランマンジェ」)



(朝食-洋食)


(朝食-和食)


(「寒水」に行く手前のラウンジ)