2019年5月31日金曜日

東根市「さくらんぼ東根温泉 小関館」

2015年8月,日帰り入浴。

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メインの道路から細い道に入っていったところにある宿で,最初は通り過ぎてしまいました。足湯のところが目印です。

通常日帰り入浴は受け付けてなく,東根温泉で定期的に行っている「湯巡り季」でのみ立ち寄り入浴が可能,という情報を見ていたものの,入れたら御の字だなぁと思いながら立ち寄ってみました。

あっさりと入浴のオッケーをもらい,湯船へ。建物の外観は,正直,年季が入っていますが中はこぎれいにされていました。 お風呂は男女別の内湯のみ。脱衣所はそこそこの大きさがあり,この宿の規模なら充分な広さです。

男湯はひし形の湯船で,3人くらいの大きさでしょうか。チョロチョロと湯船に透明で褐色がかったお湯が注がれています。掛け湯をしてみたところ,やたら熱い。夏で,ぬるめのお風呂に入っていたせいか,この温度は効きます。

申し訳ありませんが,若干水を入れさせてもらいます。44,45度くらいはあったでしょうか。お湯は熱いものの,サッパリとする感じはします。

とはいうものの,入ったところは肌がしっかり赤く染まります。お湯の中には,ほんの少し,小さな湯花も舞っています。

そんなにガッチリは入れませんでしたが,湯上りの肌はしっとりとした感触になりました。

(小関館の入り口。
 質素な佇まいですが,中に入ってみると意外とキレイ(笑))


(昔ながらの脱衣所的な感じ。湯上り,この椅子に座るのかな)


(長方形の湯船。シンプルで,清潔な浴場です)


(壁の向こうが女湯。声を掛け合えますね)


(お湯に浸かりながらの視線。結構,熱めのお湯)


(お湯の注ぎ口)



【宿の情報】
さくらんぼ東根温泉 小関館
山形県東根市温泉町1丁目8-15

男女内湯


含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 [東根温泉協同組合12号泉源泉]

2019年5月29日水曜日

東根市「さくらんぼ東根温泉 巽の湯」

2004年5月,日帰り入浴。

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基本的には,日帰りの時のお風呂は一箇所としているのですが,この日は不完全燃焼だったので,東根温泉で一番耳にする公衆浴場「巽の湯」へ行ってから帰ることにしました。

浴室へ入ってみると,さすがに人気の公衆浴場。シャワーは全て埋まっており,大き目の湯船にも2~3人入っています。湯船からはザバザバと気持ち良くお湯が溢れています。湯船の奥の方からお湯が注がれており,入り口側の方はジャグジー状態になっています。

お湯は透明な茶褐色のお湯。薄黄緑じゃないんですねぇ。後々復習してみると,場所によって泉質も異なるようで,私のイメージしていた透明な薄緑色のお湯,ここのような透明な茶褐色のお湯,それに無色のお湯もあるみたいです。

基本はナトリウム-塩化物泉なんでしょうが,それ以外の成分で個性が出ているのでしょうか。お湯はとっても熱くって,歯を食いしばって入ります。お湯はツルツルっとしてて,これぞ温泉って感じがします。

ちょっと前に入った東鳴子の赤湯のような印象があります。少し大きめの,濃い茶褐色の湯の花も舞っていました。

あまりに熱いので,無理をせずに上がりましたが,湯上りはとっても肌の調子が良いです。湯上りスペースには,三大美人の湯との比較が書かれていましたが,比較に値するお湯だと思います(龍神温泉と似ている温泉成分だそうです)。

熱いお湯はガツンとくるので,あっさりしか入りませんでしたが,じっくり入ってみたいものです。

(巽の湯の入り口外観です
 東根の公衆浴場は普通の民家のような外見が多いですね)


(透明な茶褐色のお湯。熱めのお湯ですが,とても肌には優しいようです)


(注ぎ口から離れたところが,ジャグジー状になっています
 でも,この熱いお湯でのジャグジーはとてもヘビーそうで)



【宿の情報】
さくらんぼ東根温泉 公衆浴場 巽の湯
山形県東根市温泉町2丁目1-1

男女内湯


ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(50.8度) [東根温泉協同組合16号泉源泉]

2019年5月28日火曜日

東根市「さくらんぼ東根温泉 のゝか本郷館」

2004年5月,日帰り入浴。

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東根温泉の透明な薄緑色のお湯を求めて,ののか本郷館に向かいました。こじんまりとした規模の宿ながら,キレイな建物をしており,かつ日帰りの料金が500円と安いことから,一度入ってみたいお風呂でした。

事前に電話をして,清掃時間を外して訪問。入り口の砂利もきちんと整備されていて好感が持たれます。

お風呂は男女内風呂・露天風呂,それに貸切風呂があります。貸切風呂への入り口は鍵がかかっており,中を見ることはできませんでした。残念。

脱衣所も清潔感があり,浴室との間はガラスで区切られているので,外の明かりが差し込んできます。浴室に入ってみると,塩素のにおいが気になりました。湯船を見てみると,透明な薄黄緑色なはずのお湯が無色透明なお湯。

ある雑誌で透明な薄黄緑色のお湯の写真を見たことがあるので,この日の天候によるものなのか,今はこうなっているのか。

内湯は試さずに,露天風呂へ行ってみましたが,それも同じように無色透明。薄茶色の湯の花が少し舞っているのを見つけましたが,お湯からは内湯と同じ臭いがします。チョロチョロと注がれている熱いお湯だけが源泉なのかもしれませんが,そこは熱くて確認できませんでした。

湯船の底から循環しているお湯が出てきています。お湯は温泉らしくなく,肌さわりもツルツルする感じがありません。

湯上りの休憩スペースも雰囲気がありますし,宿の中の清掃もきちんとされていたし,源泉のまま使ってくれれば最高だったんですけどねぇ。


[追加] 後日,宿の方からメールをいただきました。 大浴場・露天風呂とも循環濾過,かつ源泉の温度が55℃~60℃程度のため加水をしているそうです。

ただし,私が当日訪れた時は,源泉を汲み上げるポンプが不調だったので,このようにお湯の色・においが気になったようです。
現在は,「こはく色」(日によっては緑茶色)の温泉を楽しめるそうです。


(男性用のお風呂です。外に露天風呂が見えます)


(男性用の内風呂。とても小奇麗な浴室です)


(男性用の露天風呂。無色透明)


(壁の向こうは道路であることを忘れさせるような空間)


(女性用の内風呂。ガラスが大きくて浴室は明るいです)


(女性用露天風呂も無色透明)


(あまり温泉らしさが感じられないお湯ですが,若干の湯花は舞っています)


(湯上り処があります。館内はとても清潔です)



【宿の情報】
さくらんぼ東根温泉 のゝか本郷館
山形県東根市温泉町2丁目1-1

男女内湯・露天風呂
ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(64度) [東根温泉協同組合12号泉源泉]

2019年5月27日月曜日

東根市「さくらんぼ東根温泉 たびやかた嵐湯」

2003年1月,日帰り入浴。

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予定としては他のお風呂に入るつもりだったのですが,そこのお風呂はちょうど清掃中だったということで断られ,(まったくの勘ですが)良さそうなところを選んでみたところ,この宿でした。

日帰りの入浴を申し出てみると,フロンとからすぐのお風呂場まで連れて行ってもらえましたが,なんと電気が点いていない状態,ってことは“貸切”なのかと,喜んでしまいました。

ちなみに露天風呂がついている大浴場と,ついていない大浴場があり,時間によって男女入替が行われるようです。私の行った午後2時ちょっと前くらいは,露天風呂つきの方が男性用でした。

ドアを開けて,浴室内をのぞいてみると,もう蒸気で前が見えない状態です。というのも,お湯の温度はちょっと熱めで,かつ湯船の大きさがそこそこあるので,どんどん蒸気があがっているからです。上のほうについている窓から少しずつは逃げているのですが,全然足りないようです。

お湯は黄金がかった透明なお湯で,肌が引き締まるような湯ざわりです。内湯のほうには,手ですくうと若干すくえるくらいの湯の花が舞っています。結構熱めのお湯ですが,体の中まで染み渡るような感じがして良い感じです。

内湯といっても,窓が大きく取られており,開放感に溢れています。露天風呂がついていない方のお風呂でも,窓さえ開けちゃえば,露天風呂気分を味わうことができます。

また,露天風呂がついている方のお風呂は,2面に窓があるので,これまた開放感があります。 露天風呂は内湯よりも若干ぬるくはなっていますが,それでも十分なお湯の熱さです。湯の花の量は,内湯よりも少しすくなかったかもしれません。

街中にある宿なので,露天風呂の見晴らしは絶景とはいえませんが,近くに見える客室の建物も,竹林でうまく隠してあるので,あまり気にはなりませんでした。

湯船の底に排水口らしきものがあったため,最初は循環湯のような気がしていたのですが,内湯では浴槽から溢れ出していましたし,湯の花の量からも,源泉なんじゃないかと思います。

源泉の温度は60度近いはずなので,なんらかの形でお湯の温度の調整もできるようにしてはいるようですが,たぶん,私が入ったときはあまり調整をかけていない状態だったのではないかと思っています。

久しぶりの露天風呂にちょっと長湯をしてしまいましたが,ほぼ貸切の状態で入ることが出来,とても幸せな一時を味わうことができました。

(露天風呂なしの方の内湯です。
 この時間は女湯でした。大きく取られた窓から庭が見えます)


(露天風呂つきの方の内湯です。
 この時間は男湯でした。湯気が凄くて,こんな状態です)


(この石のところから,お湯がコンコンと湧き出てきています)


(露天風呂から見た内湯です)


(露天風呂です。右のところからお湯が出ています)


(露天風呂の別アングルです。ちょっとの竹林なんですが風情があります)



【宿の情報】
さくらんぼ東根温泉 たびやかた嵐湯
山形県東根市温泉町1丁目9−22

大浴場 2つ,露天風呂 1つ(男女入替)
ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(67.9度) [東根温泉協同組合15号泉源泉]

2019年5月26日日曜日

最上町「赤倉温泉 三之亟」

2003年12月,日帰り入浴。お勧めです。

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前日宿泊した鳴子温泉から山形の羽根沢温泉を目指したものの,ちょうどやってきた寒気のために途中で諦め,天候が悪かった時を想定して調べておいた赤倉温泉に寄ることにしました。

想像していた以上に立派な玄関で,恐る恐る日帰り入浴を聞いてみるとOKとのこと。荒れていた天候のせいか,この時点では他に日帰り入浴のお客はいませんでした。

時間帯で男女交代となる「ひょうたん風呂(内湯)」と露天風呂,それと混浴の「岩風呂」の3つのお風呂があります。ひょうたん風呂と露天風呂はお昼の12時で男女交代となります。午前中のうちは,ひょうたん風呂が女性用。

ひょうたん風呂は,入り口からの廊下を少し進んだところすぐにあります。そんなに大きな湯船ではなく,2~3人ぐらいが入れるくらい。でも,ここにきたからには,やはり岩風呂へ行ってみたいものです。

岩風呂へは廊下を奥へ奥へと進んでいきます。一応,表示は出ているので迷うことはありませんが,帰りはちょっと心配になりました(笑)。 脱衣所は男女に分かれていますが,岩風呂の中は混浴です。

手前に広めの湯船,奥に中くらいの湯船,そして右手にある大きな岩の陰に少し小さめの湯船があります。とても天井が高いので湯気でこもることも無く,また,右手の大きな岩が毅然たる存在感を示しており,ただただ「ほぉー」とため息をついてしまいます。

湯船は川底と同じ岩盤になっており,それを掘ったものとのことです。作並ホテルの湯船と同じように,岩を手で掘った味わいが感じられます。手前の少し浅めな台になっている部分もあれば,奥の方には急に深くなっているところもあり,胸のところまで浸かるくらいになりました。

お湯は無色透明ですが,とてもとても滑らかで優しい湯ざわりです。お湯に浸かっているというよりは,絹の湯に浸かっているようです。石膏を含んでいるせいなのか,肌にもとっても滑らかなんです。

手前と奥の湯船の真ん中からお湯は注がれています。手前の方が適温,奥の方が少し熱めでした。奥の湯船は1本の管からは水(?)が加えられた状態で注がれているのですが,湯面近くにもう1本管があり,そちらからは熱いお湯が注がれています。

また,上にある小さな湯船から溢れたお湯が落ちてきたお湯が,奥の湯船にさらに注がれるようになっています。

上のほうにある小さめの湯船には,1本の滝湯状態となり,お湯が注がれています。空気に触れている時間が長いせいなのか,この湯船が一番ぬるいものでした。この小さな湯船の脇には湯洞窟があり,覗いてみるのも楽しいかもしれません(特に何が見えるわけではありませんが)。

しっかりと温まった後,お風呂を出ましたが,温まり方も非常に柔らかいものでした。まさにお湯が感じさせるのと同じように柔らかい温まり方です。

最後に露天風呂を見に行きました。思っていたよりも大きめな湯船は川に面しており,きっと天気が良ければ気持ちの良いものだと思わせるものでした。残念ながらこの日は荒れ模様で雪が舞っていたせいか,お湯も少しぬるめでした。


湯上り後,ちょうどお昼時だったので,おそばを食べることにしました。ひきたて・うちたて・ゆでたての3たて,と書いていましたが,確かに注文してから40分くらい経ってから出てきたところを見ると,本当に3たてのようです。

時間のない人は入浴前に注文していくのが良いかもしれません。でも,この宿のことが載っている雑誌や本がロビーにはあるため,私は楽しみながら待つことができました。

それにしても,宿の人の対応がキビキビしており,とても気持ちが良かったです。宿泊棟の方は少し古くなっているように見受けられましたが,きっと心地よく過ごすことができそうです。

(天然岩露天風呂です。手前に見えるのが「深湯」)


(奥に位置する「中湯」です。お湯は熱めで気持ち良かったです)


(「深湯」と「中湯」の間にある,源泉の出る場所です)


(浴場の多くを占める大きな岩。その脇を通って「高湯」に行きます)


(「高湯」です。細い滝湯状態になっています)


(きれいなお湯です。水面に底が反射してます)


(天然岩風呂の全体案内図です)


(露天風呂の少し上からのアングル
 夏や秋も気持ちが良さそう)


(露天風呂の別アングル。外は吹雪です)


(女性専用の「ひょうたん風呂」)



【宿の情報】
赤倉温泉 「岩風呂」と「いろり」の宿 三之亟
山形県最上郡最上町富澤884

天然岩露天風呂,露天風呂,女性専用内風呂
(天然岩露天風呂)ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉 [源泉名/三之亟2号源泉]

2019年5月25日土曜日

鮭川村「羽根沢温泉 共同浴場」

2004年7月,日帰り入浴。お勧めです。

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あこがれの羽根沢温泉。かねてから訪れたいと思っていた温泉の一つで,平成15年末にもチャレンジしたものの,吹雪の天候の中,挫折したこともありました。やっと来ることができました。

共同浴場は温泉街の駐車場から川沿いに歩いていったところにある多目的集会所の1階にあります。道路沿いからは判りにくいので,一度,駐車場に車を停めて周りを見渡すといいでしょう。

共同浴場にしようか,それとも旅館のお風呂にしようか悩みましたが,やはり共同浴場が一番のお湯だろうということで,今回は共同浴場をチョイス。

男女別の内湯があり,湯船は2~3人が入れる程度の大きさ。浴室自体もあまり大きくありませんし,外から光が入りにくい構造になっているので,結構圧迫感はあります。そんなところに男湯の方には5人,女湯の方には後から2人が入ってきました。

湯船から溢れているところを足で触るとヌルヌルします。気をつけながら掛け湯をしますが,これがお湯が熱い。共同浴場は大体熱いことが多いですが,ここも例外ではないようです。

特に夏の時期は温度が下がりにくいのでしょう。歯を食いしばって湯船に身を沈めます。う~ん,熱い。やがて慣れてきたところで,腕を擦ってみると,おぉ,ヌルヌルします。

湯船の底はコンクリートをうっただけのものですが,本来ならザラザラするはずの表面がヌルヌルしています。でも,ヌルヌル感は感じるものの,あまりにも熱くて繊細な部分はなかなか感じられず。頭の中で創造が膨らみすぎていた分,思っていたほどのヌルヌル感ではなかったです。

お湯に鼻を近づけると,油臭がするような。コップが準備されているので,早速飲んでみると,硫黄臭がうっすらとする,塩味の香水といった感じ。 お風呂上りのヌルヌル感が凄いという話も聞いていましたが,汗が凄くて汗なのか温泉なのかわかりませんでした。

もう少し,涼しい時期に訪れた方が,温泉の感じが良く判ったかなぁ。 熱いお湯から上がった後,川沿いで涼んでいる時に吹いていた風,とっても気持ちよかったです。

(羽根沢地区多目的集会所。ここの1階が共同浴場です)


(上のほうにある格子状の窓
 素っ気の無い浴室が,逆にお湯の良さを予感させます)


(浴室が暗いため,お湯が黒っぽくも見えますが,無色透明なお湯なんです)


(お湯が注がれています
 この浴槽の大きさからすると十分なお湯の量です)


(お風呂上り, 川沿いを歩いて車に戻ります
 (といっても20秒ほど?))



【宿の情報】
羽根沢温泉 共同浴場
山形県最上郡鮭川村中渡1314−23

男女内湯
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(穏和低張性高温泉)弱アルカリ性 47度 
 [源泉名/羽根沢温泉]

2019年5月24日金曜日

日光市「中禅寺湖金谷ホテル」

2007年12月,宿泊利用。

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親戚の結婚式が行われたため訪れました。12月にもなるとオフシーズンということもあり,貸切です。

披露宴が5時からだったので,ホテルについてすぐ,「空ふろ」へ向かいました。一度,建物を出て,独立したロッジ風のお風呂棟に入ります。入る前に,ナンバー式のロックがあるので,外部の人が勝手にお風呂へ入ることはできないようになっています。

内湯は横4~5mくらいの幅に,奥行きが2m程度でしょうか。湯船から上を見上げると,空が見渡せるように大きな窓がとられているのは気持ちが良いです。

日光湯元からの引き湯とのことですが,少し青みがかった濁りのあるお湯で,硫黄の香りもしっかりします。源泉温度が高いこともあり,そんなに注がれているお湯の量が多いわけではありませんが,入浴する人が多くないので問題はないでしょう。

露天風呂は内湯より一段下にあります。こちらには無色透明のお湯が張られています。湯船も大きく,ゆったりしているのですが,お湯の投入量で考えると,内湯の方が鮮度もよく,気持ち良さそうです。

お湯に浸かっていると湖畔は見えないのですが,空を望むには十分な開放感があります。ちなみに立ち上がれば湖畔も見えますが,当然,向こうからも見えるので注意。

ホテル館内は最新の設備ではないものの,心地よくすごせるような雰囲気。木の感じが随所随所でみられ,柔らかい印象があります。スタッフもキビキビと動いており,また,こちらからの要望にも一生懸命対応しようとする姿勢が見られました。


披露宴での食事は普通でしたが,朝食は流石。洋食・和食から選べますが,和食が特に美味しかったとのこと(私は洋食でした)。またプラスしてお願いしたフレンチトーストも美味。

なお,覚悟はしていたものの,夜9時頃から,雪がしんしんと降り始め,あっという間に積もっていきました。もちろんスタットレスタイヤを履いていましたし,翌日の帰りまでには雪も溶けていましたが,やっぱり冬の時期は注意が必要ですね。

(空ぶろを,ちょっと遠くから見て)


(空ぶろの入り口
 ドアにロックがついているので,ここで番号を打ちます)


(脱衣所はしっかり暖房が効いており,快適に着替えることができます)


(浴室の屋根部分も窓なので,とっても開放感があります)


(注がれるお湯の量はそんなに多くありませんが,
 お湯の温度は丁度に調節されていました)


(薄く青白く濁ったお湯)


(桶まで格式がありました)


(露天風呂へのアプローチ)


(ゆったりとした露天風呂です。こちらは濁っていないお湯)


(露天風呂の方は湯の花も見られました)


(露天風呂から内湯を見上げたところ)


(湖の方を見て)


(上を見上げて)


(ホテルの方を見て)




【宿の情報】
中禅寺湖金谷ホテル
栃木県日光市中宮祠2482番地

男女別 空ぶろ(露天風呂付)
含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
  [源泉名/奥日光開発(株)1号・2号混合泉]