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東根温泉の透明な薄緑色のお湯を求めて,ののか本郷館に向かいました。こじんまりとした規模の宿ながら,キレイな建物をしており,かつ日帰りの料金が500円と安いことから,一度入ってみたいお風呂でした。
事前に電話をして,清掃時間を外して訪問。入り口の砂利もきちんと整備されていて好感が持たれます。
お風呂は男女内風呂・露天風呂,それに貸切風呂があります。貸切風呂への入り口は鍵がかかっており,中を見ることはできませんでした。残念。
脱衣所も清潔感があり,浴室との間はガラスで区切られているので,外の明かりが差し込んできます。浴室に入ってみると,塩素のにおいが気になりました。湯船を見てみると,透明な薄黄緑色なはずのお湯が無色透明なお湯。
ある雑誌で透明な薄黄緑色のお湯の写真を見たことがあるので,この日の天候によるものなのか,今はこうなっているのか。
内湯は試さずに,露天風呂へ行ってみましたが,それも同じように無色透明。薄茶色の湯の花が少し舞っているのを見つけましたが,お湯からは内湯と同じ臭いがします。チョロチョロと注がれている熱いお湯だけが源泉なのかもしれませんが,そこは熱くて確認できませんでした。
湯船の底から循環しているお湯が出てきています。お湯は温泉らしくなく,肌さわりもツルツルする感じがありません。
湯上りの休憩スペースも雰囲気がありますし,宿の中の清掃もきちんとされていたし,源泉のまま使ってくれれば最高だったんですけどねぇ。
[追加] 後日,宿の方からメールをいただきました。 大浴場・露天風呂とも循環濾過,かつ源泉の温度が55℃~60℃程度のため加水をしているそうです。
ただし,私が当日訪れた時は,源泉を汲み上げるポンプが不調だったので,このようにお湯の色・においが気になったようです。
現在は,「こはく色」(日によっては緑茶色)の温泉を楽しめるそうです。
(男性用のお風呂です。外に露天風呂が見えます)
(男性用の内風呂。とても小奇麗な浴室です)
(男性用の露天風呂。無色透明)
(壁の向こうは道路であることを忘れさせるような空間)
(女性用の内風呂。ガラスが大きくて浴室は明るいです)
(女性用露天風呂も無色透明)
(あまり温泉らしさが感じられないお湯ですが,若干の湯花は舞っています)
(湯上り処があります。館内はとても清潔です)
【宿の情報】
さくらんぼ東根温泉 のゝか本郷館
山形県東根市温泉町2丁目1-1
男女内湯・露天風呂
ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(64度) [東根温泉協同組合12号泉源泉]
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