2019年5月18日土曜日

那須町「奥那須温泉 大丸温泉旅館」1(風呂編)

2016年3月,宿泊利用。

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川を堰き止めて作った露天風呂がある宿ということで有名ですが,直前まで「大丸」を「だいまる」と呼ぶものだと思っていました(正しくは「おおまる」)。

3月中旬ということで,道路に雪はありませんでしたが,脇の日陰になっているところには雪が残っていたりして,山の上にあることを感じさせられます。 宿の少し手前に県営駐車場があり,そこに駐車することになります。宿までは降りていく感じで,歩いて1分程度でしょうか。

歴史ある外観の建物ですが,中に入ってみるとモダンな雰囲気で,良い意味でのギャップです。お菓子などをいただいてから,部屋へ案内してもらいます。

今回は,ロビーと同じ建物の2階にある部屋。踏み込みスペースで4畳くらいはあり,さらに12畳程度の部屋プラスゆったり広縁。そして部屋の真ん中にはコタツが置いてあり,気分も盛り上がります。空の冷蔵庫に,昼寝用の布団も二組準備されているなど,至れり尽くせりです。


お風呂は男女別の内湯に,川を堰き止めた露天風呂,女性専用の露天風呂,空いていれば自由に利用できる貸切風呂となります。ただし,冬期間は露天風呂の一部が使用できないこととなっています。

一休みした後,お風呂へ。部屋の鍵は,2セットあるのですが,磁石でくっつくようになっており,別々に持ち歩いても良いし,一つにして持ち歩いても良いと工夫されています。

男性用の内湯は,浴槽が二つに分かれており,少し熱めのお湯と適温のお湯となっています。無色透明で特に匂いも感じませんが,身体を浴槽に沈めていると,足の先から温まってくるのが判ります。そんなに温泉成分が濃い訳ではないのですが,十分な温泉パワーを感じます。

そして,お湯から出た後,肌は薄いヴェールをまとったかのよう。メタケイ酸を多く含んでいるので美人の湯です,と書いてありましたが,これは良い感じです。


そしてメインとなる川を堰き止めた露天風呂へ。女性だけではなく男性もタオルを巻いて外へ出ます。脱衣所に露天風呂用のタオルは準備されています。底の部分は丸みを帯びた石が敷き詰められており,足裏が心地よいです。

場所によって少し熱めだったりするので,好みのところを探します。 入浴していると特に“川”だという印象はないのですが,下流側を覗いてみると,湯船から溢れだしたお湯が川となって流れているのを見ることができます。

冬期間でなければ,上の方の湯船へ向かうのでしょうが,今の時期ではここの露天風呂のみ。

女性用は,川の上流に専用の露天風呂がありますが,冬期間閉鎖。ただ,それとは別に,普通の露天風呂もあり,それはそれで快適なので十分満足です。

その他に,貸切で利用できる内風呂もあります。こじんまりとした宿だったら,それだけで共用のお風呂として使用するくらいの大きさです。これを貸切で,かつ無料で入れるのは嬉しいです。

お湯の感じなどは,他のお風呂と違いはありませんが,貸切でゆったり入れるので,しっかりと温泉を感じることができるのではないでしょうか。

(県営駐車場に駐車した後,少し宿までは下っていきます)


(右手前がロビーなどがある,本館奥の高い建物が別館)


(一部露天風呂などは写真撮影不可です
 川の湯の混浴はダメです)


(女性専用の「石楠花の湯」。これだけで十分,気持ち良い)


(貸切風呂「相の湯」。空いてさえいれば,貸切で利用できます)


(十分な湯量)


(湯船の材料のせいで青く見えますが,透明感のあるお湯であることが判ります)


(この大きさの湯船を,貸切で利用できるのは嬉しい)


(脱衣所から湯船とドアを臨んで)


(貸切なのに洗い場の数も十分)


(脱衣所にあったお風呂案内
 雨の時は,この笠を被れば安心)


(脱衣所の上にある休憩スペース)


(部屋にあったお昼寝用布団こんなの初めて見た(利用しました))


(部屋から見える景色。3月だと,まだ雪が残っています)


(窓際には,座り心地の良い椅子)


(部屋にあったお菓子と,2つで1つの部屋の鍵)



【宿の情報】
奥那須温泉 大丸温泉旅館
栃木県那須郡那須町湯本269

女湯内湯「桜の湯」,男湯内湯「笹の湯」,貸切風呂「相の湯」 混浴露天風呂「白樺の湯」「あじさいの湯」「あざみの湯」,女性専用露天風呂「山ゆりの湯」「石楠花の湯」
単純泉

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