2019年5月27日月曜日

東根市「さくらんぼ東根温泉 たびやかた嵐湯」

2003年1月,日帰り入浴。

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予定としては他のお風呂に入るつもりだったのですが,そこのお風呂はちょうど清掃中だったということで断られ,(まったくの勘ですが)良さそうなところを選んでみたところ,この宿でした。

日帰りの入浴を申し出てみると,フロンとからすぐのお風呂場まで連れて行ってもらえましたが,なんと電気が点いていない状態,ってことは“貸切”なのかと,喜んでしまいました。

ちなみに露天風呂がついている大浴場と,ついていない大浴場があり,時間によって男女入替が行われるようです。私の行った午後2時ちょっと前くらいは,露天風呂つきの方が男性用でした。

ドアを開けて,浴室内をのぞいてみると,もう蒸気で前が見えない状態です。というのも,お湯の温度はちょっと熱めで,かつ湯船の大きさがそこそこあるので,どんどん蒸気があがっているからです。上のほうについている窓から少しずつは逃げているのですが,全然足りないようです。

お湯は黄金がかった透明なお湯で,肌が引き締まるような湯ざわりです。内湯のほうには,手ですくうと若干すくえるくらいの湯の花が舞っています。結構熱めのお湯ですが,体の中まで染み渡るような感じがして良い感じです。

内湯といっても,窓が大きく取られており,開放感に溢れています。露天風呂がついていない方のお風呂でも,窓さえ開けちゃえば,露天風呂気分を味わうことができます。

また,露天風呂がついている方のお風呂は,2面に窓があるので,これまた開放感があります。 露天風呂は内湯よりも若干ぬるくはなっていますが,それでも十分なお湯の熱さです。湯の花の量は,内湯よりも少しすくなかったかもしれません。

街中にある宿なので,露天風呂の見晴らしは絶景とはいえませんが,近くに見える客室の建物も,竹林でうまく隠してあるので,あまり気にはなりませんでした。

湯船の底に排水口らしきものがあったため,最初は循環湯のような気がしていたのですが,内湯では浴槽から溢れ出していましたし,湯の花の量からも,源泉なんじゃないかと思います。

源泉の温度は60度近いはずなので,なんらかの形でお湯の温度の調整もできるようにしてはいるようですが,たぶん,私が入ったときはあまり調整をかけていない状態だったのではないかと思っています。

久しぶりの露天風呂にちょっと長湯をしてしまいましたが,ほぼ貸切の状態で入ることが出来,とても幸せな一時を味わうことができました。

(露天風呂なしの方の内湯です。
 この時間は女湯でした。大きく取られた窓から庭が見えます)


(露天風呂つきの方の内湯です。
 この時間は男湯でした。湯気が凄くて,こんな状態です)


(この石のところから,お湯がコンコンと湧き出てきています)


(露天風呂から見た内湯です)


(露天風呂です。右のところからお湯が出ています)


(露天風呂の別アングルです。ちょっとの竹林なんですが風情があります)



【宿の情報】
さくらんぼ東根温泉 たびやかた嵐湯
山形県東根市温泉町1丁目9−22

大浴場 2つ,露天風呂 1つ(男女入替)
ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(67.9度) [東根温泉協同組合15号泉源泉]

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