2020年3月31日火曜日

大崎市「川渡温泉 高東旅館」

2005年1月,日帰り入浴。

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 宮城の温泉宿の本に載っていたのを見てから,一度泊まってみたいなと思いチェックしていた宿。泊まっているお客さんを優先しているそうで,日帰りのみの入浴は断られることが多いそうです。今回は鳴子の案内人,屋代さんの紹介で無事,入浴させていただきました。

 お風呂は男女別の内湯。その他,家族用の貸切風呂もあるようです。更衣室も比較的新しく,清潔感があります。女性用の更衣室の方が広かったのは良いかもしれませんね。浴室は男女とも同じくらいで,左右対称の蒲鉾型の浴槽でした。女性用には,更に寝湯と長方形の湯船があります。

 お湯は川渡らしいキレイな緑色。うっすら濁っています。少し熱めのお湯で,掛け湯をすると身が引き締まります。湯船に体を沈めると,,, う~ん,ミッシリと体に染みこんでくるような感じがします。フツフツと体が温まってくるのが判ります。

 優しく漂う硫黄の香りも,やっぱり良いですね。お湯の注ぎ口のところにコップがあったので飲んでみましたが,硫黄は感じるものの比較的飲み口は優しかったです。白いフワフワとした湯の華も結構舞っていました。窓の外の捨てられたお湯の流れを見てみると,キレイな大きい湯の華が形成されており,直接触ってみたい衝動に駆られます(笑)。

 女湯にある寝湯などは少しぬるめになっていて,この時は,ゆっくりと入れるようでした。

 一緒に入った人は,2週間くらいの予定で泊まっているそうで,この日は孫も来ていました。こういう風に泊まりにきてくれるお客さんを大事にしている宿なんですね。

 帰り際,ご主人に挨拶できましたが,とても笑顔が素敵な人でした。

(女性用の内湯
 少し熱めのお湯がミッシリと体に染み込みます)

(お湯の注ぎ口。効能ある源泉が注いでいます)

(長方形の湯船と手前の寝湯)

(寝湯は3人分あります
 ぬるめのお湯なので,ゆっくり入ることができます)

(男性用の内湯)

(川渡系らしい緑がかったお湯
 少し熱めのお湯が体に染みます)


【温泉の情報】
川渡温泉 旅館 なんぶ屋
宮城県大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣90-18

新館檜風呂・露天風呂,新館岩風呂・露天風呂,本館風呂
ナトリウム・炭酸水素塩泉(純重曹泉)
[源泉名/新井第2号泉,動力揚湯源泉,新井5号泉,唐竹沢源泉 混合泉]

2020年3月29日日曜日

大崎市「川渡温泉 共同浴場」

2004年10月,日帰り入浴。お勧めです。

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 川渡温泉街の道から一本入ったところに共同浴場はあります。お風呂の前に駐車スペースはないので,近くの公民館(?)に車を停め,歩いていきました。

 入浴料は200円で,脱衣所スペースにある料金箱に入れます。3時頃に行ったのですが,男湯女湯ともに先客が一人づつ。この日は,夜間に台風がやってくるということだったので,みんな早めに来たみたいで後からどんどん人がやってきました。「なんだぁ,いつもより早いねぇ」なんて言いながら。

 お風呂に入る前に,おじいさんが「どこから来たんだぁ」とか,「今日はちょっとぬるめだからぁ」と話しかけてきました。この共同浴場は熱いお湯だと聞いていたので,いつもよりぬるいのは歓迎です(笑)。その他,「近くの藤島(旅館)のお湯は,もっとぬるいんだけれども,上がった後がとんでもないんだ(とんでもなく温まる)」とか,「藤島は湯船も大きいし,みんな湯船の脇に桶を枕にして寝てるから,すいているよ」とか話してくれました。おじいさんの人柄がとても良かったです。

 浴室・湯船は男女対称で,湯船はかまぼこの形をしています。湯船の外側に排出されたお湯が流れる側溝があり,掛け流されたお湯がそこを通ります。水のカランしかないので,みんな湯船周りに座り,桶で温泉をすくって体を洗っていました。

 お湯は透明な黄緑色をしており,硫黄の香りがしています。そういえば,建物に入る前から硫黄の香りはしていました。今日はお湯がぬるいと聞いていたので油断していたのですが,十分熱い温度。でも,これでもいつもよりはぬるいんでしょうね。体にじんわり染み込んでくるような感じがします。

 湯船の底,真ん中辺りに湯の花が沈んでいます。足でかき混ぜてみると,お湯の中を湯の花が舞います。白い湯の花が気持ちが良いです。5mmくらいのものから2cmくらいのものまで,ふわふわとした湯の花です。硫黄を含んでいるお湯といっても,飲みにくい味ではありません。湯の花が舞っているビジュアルもあって,柔らかい玉子スープのようでした。

 それにしても熱いお湯が効きます。5分も浸かっていると,もう体の芯まで染み込んでくるようです。たまらず,一度上がって湯船の脇で休憩。落ち着いてきたらもう一回,と繰り返します。すっかり肌が赤くなってしまいました。

 湯上りは結構さっぱり。でも,体は奥の奥まであたたまりました。車まで雨の中を戻ったのですが,全然湯冷めの心配はいりません。

 共同浴場に集う近所の人たち,とても幸せそうですね。こんな近くに,こんな良いお風呂があるなんて羨ましい限りです。こういう共同浴場を使うときは,利用させてもらっているという気持ちを大事にしなければいけませんね。

(川渡温泉 共同浴場の建物
台風直前だったので,薄暗い空模様になってます)

(男湯側ですが,女湯も同様
入っていた印象以上に,暗い感じの映像になってしまいました)

(ここにお湯が溜められた後,湯船に注がれます
 とても熱いお湯です)

(無理やり画像を補正しました
 本当は,もっとキレイなんです
 湯の花が舞っているところ)

【温泉の情報】
川渡温泉 共同浴場
宮城県大崎市鳴子温泉川渡温泉

男女別内湯
含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉
[源泉名/川渡支所前源泉]


2020年3月27日金曜日

大崎市「川渡温泉 中鉢温泉」2('09)

2009年7月,日帰り入浴。

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 日帰り入浴の看板が大きく出ており,以前より積極的に日帰り入浴を受け入れるようになっているようです。建物の向かいに無料日帰りの休憩所が出来ていました。

 相変わらずの立派な浴室にモール系のお湯が注がれていますが,お湯が記憶よりも熱く,体を沈めるのに少し気合いがいりました(夏のせいでしょうか)。露天風呂にもお湯が張られており,内湯よりも若干ぬるくなっていました。日の光が湯面にキラキラと反射する中,入るお風呂は気持ちが良いです。表面には軽く油膜もありました。

 夏に入るには少し熱めで厳しいのですが,湯上りは意外とサッパリ。長い時間お湯に浸かっていることはできませんが,湯船の脇に陣取り,お湯を体にかけながら時間を過ごすのも悪くないです。

(女性用の内湯。男性用よりも,ちょっと小さめの湯船)


(女性用の露天風呂。内湯から出てすぐ)


(男性用の浴室。カランの数は十分)


(男性用の内湯。今の時期,お湯は少し熱め)


(露天風呂は内湯よりも少しぬるめ)


(お湯の色の感じが判るでしょうか)


2020年3月26日木曜日

大崎市「川渡温泉 中鉢温泉」1('03)

2003年1月,日帰り入浴。

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 国道沿いにある中鉢温泉は,見た目は田舎の新しくした母屋って感じで,ちょっと立派な住宅みたいです。あらかじめ狙ってこないと,少し先の鳴子温泉とのイメージのギャップにたじろぐかもしれません。でも,建物脇にある温泉がドクドク溜まっている棟を見てみると,間違いなくここは温泉だと確信できます。

 お風呂は男女別に内湯と露天風呂があります。ただし,冬の期間は,子供が露天風呂の表面に張った氷に飛ぶ込むこともあったようで,危ないから男性用の露天風呂にはお湯は入れていないとのことです。お湯の表面に氷が張ってしまうほどの寒さなんですね。ちなみに,女性用の露天風呂にはお湯が張っていましたが,やはりこの時期なので,非常にぬるく,本当に入っているには風邪を覚悟しなければいけませんね。

 内湯だけでしたが,太い木のハリを使った温泉棟で,とても天井が高く開放感があります。湯気も上へ上へと逃げていくので,視界も実にクリアです。洗い場も7人分あり,この規模の宿としては,十分なほどです。

 お湯はドボドボと注いでいます。結構黒味がかったお湯で,表面あたりは何とか見えますが,底の部分までは見えないくらいです。手でお湯をすくい,鼻のところまで持ってくると,若干のモール臭はします。決して熱くは無いお湯ですが,ゆっくり浸かるには丁度良いくらいだと思います。

 なにげにお客さんはやってきますが,十分に余裕のある浴室なので大丈夫です。

 お風呂から上がると宿の主人から,お湯の温度はどうでしたか? との質問。なんでもお湯は50度ぐらいで噴出しており,普通はそのまま掛け流しで注いでいるが,もし温いときは若干(0.5度とか1度くらい)温めるんだ,って言ってました。お湯・お風呂には自信を持っていました。

 入浴後もなかなか冷めない良いお湯で,しかもこんなに立派な浴室,小さい露天風呂に入れなかったのは残念ですが,それでもとっても満足感のあるお風呂でした。

(浴槽の天井には,こんなに立派なハリ)


(広々として気持ちよい浴室です。
 右手の奥に露天風呂があります)


(ここから源泉がドクドク出ています。
 とても濃厚そうなお湯でした)

(陽の光が差し込みます。
 露天風呂は気持ち良さそうなんですが)


(残念ながら冬の期間はお湯が張っていません。ほんと,残念)


(これがお湯小屋です。一度,ここにお湯が張られています。
 ここに入っても気持ち良さそう(笑))


【温泉の情報】
川渡温泉 旅館 中鉢温泉
宮城県大崎市鳴子温泉要害38-5

男女内湯・露天風呂
ナトリウム-炭酸水素塩泉 高張性中性高温泉(58度) 
[石割の梅源泉]

2020年3月24日火曜日

大崎市「東鳴子温泉 なんぶ屋」

2018年5月,日帰り入浴。お勧めです。

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 平日の11時前くらいに訪問しました。男湯の内風呂は,お湯をためているところだけど良いですか,と聞かれます。最初から,ここを狙っての遠征だったので,構いませんよ~,と。

 なるほど,浴室に入ってみると,半分もたまってないくらい。だけど,考えようにやっては,これって一番風呂!! 誰も浸かっていないお湯に入るということで,喜んで入浴させてもらいます。半身浴のところに,少しかかっているか,というくらいのお湯のたまり具合。

 普通のところに浸かりますが,自然に半身浴状態です。少し熱めに感じますが,これが良い感じです。決して濃いめの温泉ではないものの,足先もジンジンしてきます。

 続いて露天風呂へ。内湯に比べると,若干ぬるめに感じます。こちらにも,ゆったりと入ります。最初,お湯は肌に弾かれるような感じでしたが,徐々になじんでくると,ひっかかるような肌触りにかわってきます。少し濁りがあり,少しですが湯の花も見受けられます。全身浸かったり,足だけにしたり,と楽しみます。

 すると,身体がしっかりとあたたまり,肌がまだらに赤くなってきます。湯船から身体を出して,脇に座っていても,ジンジンとして,冷めることはありません。久しぶりの温泉だったせいかもしれませんが,思った以上に身体に効きました。

(旅館 なんぶ屋の外観)


(L字型の湯船。左に寝湯スペースがあります
 お湯は貯めている途中)

(お湯の感じ)

(一生懸命,お湯が出てます)

(新館といいながら,多少,年季が入ってきましたか)

(湯船の大きさからすると,注がれる温泉量はまぁまぁ)

(細長い露天風呂
 屋根と壁があるので,そんなに開放感はありませんが)

(ほんの少しの濁り。湯の花も多少)

(こちらは,お湯が貯まっていました)


(意外と,と書くと失礼ですが,チカラのあるお湯で良かったです)


【温泉の情報】
東鳴子温泉 旅館 なんぶ屋
宮城県大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣90-18

新館檜風呂・露天風呂,新館岩風呂・露天風呂,本館風呂
ナトリウム・炭酸水素塩泉(純重曹泉)
[源泉名/新井第2号泉,動力揚湯源泉,新井5号泉,唐竹沢源泉 混合泉]

2020年3月22日日曜日

大崎市「東鳴子温泉 勘七湯」

2009年5月,日帰り入浴。

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 東鳴子の通りから少し奥に入ったところにある宿。東鳴子の共同源泉と,宿の独自源泉の2つがあります。

 10時過ぎに訪れたのですが,小浴場(独自源泉)の方は清掃中とのことで,まずは大浴場(共同源泉)の方に入ることにしました。大きさの違う湯船があり,それで若干の温度差があるのでしょうか。すぐ脇を電車が通っていくのを聞きながら,まったりと入るのも悪くありません。

 次は小浴場へと思ったのですが,まだ清掃中の看板が出たまま。七代目というご主人に聞いてみたところ,「源泉を一度抜いておいた後,最初に入れるお湯には水も入っており,かつ貯湯槽からお湯があふれ始めて,お湯が動き始めないと本来のお湯の感じにはならないので待ってもらっている」とのこと。

 無理を言えば入れさせてもらえたかもしれませんが,そこまでお湯にこだわりを持ってらっしゃご主人の話を聞き,再訪を誓って,今回は入浴を見合わせました。その他にも,お湯使いについての話や宿の料理についてなど,いろいろとお話を聞かせていただきました。

 次回は,ぜひ,小浴場に入りに訪れたいと思います。

(大浴場の大きい方の湯船)


(同じく小さい方の湯船)


(お湯の注ぎ口。空気に触れて温度が下がるのかな)


(ほぼ無色透明な感じ)


(浴室の脇側の壁)



【温泉の情報】
東鳴子温泉 湯治の宿 勘七湯
宮城県大崎市鳴子温泉字赤湯40

男女別大浴場,男女別不老泉 小浴場
①ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉(旧泉名:含食塩・芒硝重曹泉)
②ナトリウム-炭酸水素塩泉(旧泉名:重曹泉)
[源泉名/①新井第2号泉・新井第5号泉・動力揚湯・唐竹沢の混合泉,②勘七源泉]

 

2020年3月21日土曜日

大崎市「鳴子温泉 農民の家」《廃業》

2014年9月,日帰り入浴。廃業しました。

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 久しぶりの鳴子温泉郷の訪問。1個所で複数源泉を楽しめ,湯めぐりができる「農民の家」にしました。 10時前後は,チェックアウトするお客さんや,日帰り休憩の申込みをするお客さんなど,フロントはバタバタとしていました。日帰り入浴を申し出ると,その旨を紙にカキカキして,渡してくれます。

 女性専用時間帯が11時からだったので,最初に「炭酸の湯」へ向かいました。更衣室は一つのみなので,女性にとっては難易度が高め。かと思いきや,浴室に入ってみると,既に女性の先客もおりました。 

 入って右の方の湯船が透明な炭酸泉の農民の家2号泉,左の方の湯船が大浴場と同じく農民の家1号泉です。最初に2m弱の正方形の左の湯船より入りました。井戸水で加水しているとのことでしたが,少し熱めに感じます。ただ,大浴場と同じということもあり,こちらは早々に切り上げ,炭酸泉の方へ。

 炭酸泉の湯船は,ゆったり入って3~4人程度の大きさ。湯船に足を入れると,想像以上のぬるさ,というか少し冷たさを感じるくらい。一気に入って,体が慣れるのを待ちます。ぬるいお湯に入っていても,じんわり温まってくるといいますが,ここはそんなことはありません。太陽で若干ぬるくなったプールの水程度。 

 でも,じっとしていると,泡が体にビッシリとついてきます。うっすらと鉄の香りがして,肌さわりもミッシミッシといった感じですが,やがて泡が肌の表面について,ふんわりと優しい感触になります。ぬるめの炭酸泉で,みんな静かにしているせいか,農民の家の「わいわいガヤガヤ」しているというイメージとは違います。
 
 炭酸泉は効くと思っているのか,おばあちゃんがお湯の注ぎ口に直接,顔をあてて洗ってみたり,口に入れてうがいをしているのには,ちょっとビックリしました(笑)。 なお,ここは人気があり,写真を撮ることはできませんでした。


 次は,炭酸泉のすぐ脇にある大浴場 檜の湯。カッコ“「”型の湯船を,塀で男女別に分けたような造り。天井も高く,窓からの明かりも差し込むので,とても開放感があります。外は駐車場なので,景色を眺めながら,とはいきませんが。 ここは,農民の家3号泉で,ガスを抜くための穴が,壁際に開いていましたが,湯船に体を沈めてみると,やはり匂いはしっかり感じられます。青白く濁ったお湯で,ギシギシとした肌さわりでした。


 3つ目は,中央奥に位置する硫黄泉。ここも混浴で,女性専用の時間帯があります。また脱衣所だけは男女別に分かれているので,多少は難易度が下がるでしょうか。 長方形の湯船で,タイルの色のせいか,少し黄緑がかった青白さのお湯で,檜の湯よりは透明度があります。硫黄の湯というだけあって,大浴場よりは硫黄の香りが強く感じました。


 4つ目は,やすらぎ乃湯。ここは男女別となっていますし,洗い場スペースもしっかりしています。泉質は,2号泉の硫黄泉ということですが,ここまでくると,もう微妙な違いが判らなくなってきます。時間も時間となってきたので,多少,入っただけで上がることにしました。 

 規模の大きい宿の割には,あまりお風呂で混雑している印象はありません。炭酸泉は別格で,混んでいましたが。 お湯使いは,一部加水の掛け流しということで悪くないのですが,湯船の大きさからいうと,大勢が入るタイミングだと厳しいのかなとも感じます。 湯上りはクタクタするといった感じではなかったので,比較的軽めに入れるお湯だったようです。


 4つの源泉があるものの,やはり一押しは炭酸泉だと思います。


(農民の家の外観
 入り組んでいて,全体は大きいです)

(館内図を見ながら移動しましょう
 オレンジ色のところがお風呂)

(炭酸の湯は流石に写真撮れず。ここは檜の湯)

(青白く濁った,ある意味この辺りにありそうな硫黄泉)

(一時,貸切で入れて幸せです)

(硫黄泉のお風呂。脱衣所は男女別なのに中は混浴)

(檜の湯よりも若干青みが薄いかも)

(天井ではシッカリ換気)

(やすらぎ乃湯。凸の時型の湯船)

(お湯の注ぎ口)

(ここまでくるとお湯の感じが判りません(笑))


【宿の情報】
鳴子温泉 農民の家
宮城県大崎市鳴子温泉字久田83-4

露天風呂付男女別大浴場,家族風呂,貸切露天風呂
ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉 (旧名:含石膏・塩化土類-重曹泉)
[源泉名/沢子の湯2号]


檜の湯 ①(男女別),炭酸泉 ①・②(混浴),硫黄泉 ③(混浴),やすらぎ乃湯 ④(男女別)

①含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉,②単純温泉, ③含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉,④含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉 
[源泉名/①農民の家3号泉,②農民の家4号泉,③農民の家1号泉,④農民の家2号泉]

2020年3月19日木曜日

大崎市「東鳴子温泉 ホテルニューあらお」

2008年11月,日帰り入浴。

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 東鳴子温泉街で一番鳴子温泉側にある宿。日帰り入浴はカウンター脇の自動販売機で券を購入してからになります。貴重品は預かってもらえます。

 お風呂は時間制(日替り)?のように思われましたが,正確なところは判りません。どちらも露天風呂付のお風呂ですが,私が入浴したのは向かって左側の方(公式HP上は女子内風呂・露天風呂と表示されている方)。浴室に入ると2つの湯船があるように見えましたが,実は繋がっています。今の時期になると,内湯は湯気で曇りがちで(特に写真は)駄目です。左側の方はジャグジー作動中。ゆったり入るには邪魔かもしれません。

 内湯はそこそこにして,露天へ。長方形の大き目の湯船に透明で茶褐色のお湯が張られています。湯船の大きさに対して注がれている量が多くはありませんが,日帰り一番乗りだったので問題なく,良い状態のお湯に出会うことが出来ました。

 お湯は柔らかく,肌さわりもキュッキュッとします。いわゆるモール臭的な,木を腐敗させたような感じの匂いもあります。泉質としてみると違うのですが「みやま」のお湯に近いような気がしました。

 屋根がかかっている露天風呂ですし,眺望が良い訳でもないのですが,ゆっくりと浸かることができました。

 と,帰ってきましたが,よくよく見ると,それぞれ男性用・女性用で源泉が別のようでした。泊ると両方のお風呂を楽しめるのでしょうか?

(屋根もあるので,雪が降っていても快適です)




(お湯の注ぎ口)


(眺望は望めませんが,十分,気持ちよかったです)


(お湯は透明で,茶褐色がかっていました)


(内風呂は左右に分かれているように見えます
 実は繋がっていますが)


(湯気で見難いですが,向かって右側)


(向かって左側。ジャグジー作動中)


(道路沿い,信号手前にある源泉(?))


【温泉の情報】
東鳴子温泉 ホテルニューあらお
宮城県大崎市鳴子温泉字赤湯40

露天風呂付 男女別内湯
①ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉,②ナトリウム-炭酸水素塩泉 
[源泉名/①新井第2号泉・新井第2号泉・動力揚湯源泉・唐竹沢源泉,
②炭酸泉・黒湯混合泉]

ナトリウム-炭酸水素塩泉
[源泉名/田中温泉源泉(土蔵わき),田中温泉源泉(堰向かい)]