2020年3月3日火曜日

大崎市「東鳴子温泉 高友旅館」1

2004年9月,日帰り入浴。お勧めです。

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 4つの源泉に7つの湯船。ちょっと日帰りで湯めぐりするには厳しいなぁ,と思ってこれまで手をつけていなかった高友旅館。とはいうものの,いろいろな話を聞くにつけ,一度はあの黒湯に入ってみなければと思い,全てを巡るのは諦めて訪れてみました。

 以前,大沼旅館に泊まった時に散策していたので,場所は確認済。入浴料を支払った後は,7つあるというお風呂をまずは散策。

 最初は,建物の右の奥にある「ラムネ風呂」と「ひょうたん風呂」。「ラムネ風呂」の浴室に入ると,ぷぅ~んと香ってくるあぶら臭。おおっ,これが高友のお湯かぁ,と感動。泡はどうなんだ? と湯面を見てみると,表面には油膜がはっており,さらに泡が漂っています。お湯はだいぶ熱め。ただ,他の浴室にも「お湯の表面が熱くなっていることがあるので,よくかき混ぜてください」的な張り紙があったので,実際の湯船全体のお湯加減は確認できませんでした。(この時は,ですが)

 「ラムネ風呂」の更に奥に「ひょうたん風呂」があります。脱衣所と浴室の間のドアが固めで四苦八苦しました(笑)。「ラムネ風呂」と同じ源泉が使われているとのことですが,不思議なことにお湯の表面に泡は見られません。謎です。

 次はなかなか見つからない場所にあるという「家族風呂」。玄関に戻りながら適当に2階に上がり,うろうろしていると,お風呂とトイレは1階にありますと書かれた紙を発見。そのまま進んでいくと階段があり,降りていくとそこに「家族風呂」がありました。湯船は2つで,手前の小さい方が熱め,奥の大きめの方がぬるめでした。他とは違って,透明なお湯でした。ここは探そうと思って探さないと,来れませんね。

 もう一度2階に昇って,1階に戻ってくると玄関脇の階段でした。(「家族風呂」は建物の左側で,入り口脇の階段を昇って,左の方に行くとあるってことですね)

 今度は建物の奥に向かいます。「黒湯」には行かずに,まずは奥の52年館へ進みます。ここに「もみじ風呂」があるのですが,入り口には調整中につき使用できませんとの張り紙。負けずにドアを開け,中を見てみましたがお湯が張っていない状態でした。


(「ラムネ風呂」
 浴室内は結構薄暗め。人が入っていないと,お湯は熱いです)

(お湯の表面の泡
 写真では見にくいですが,油膜も張っています)

(「ひょうたん風呂」 名前のとおり,ひょうたんの形の湯船
ラムネ風呂と同じ源泉なのに,こちらは泡が湯面にたっていません)

(家族風呂にあったシャワー
 全てが黒く,良い色になっています)

(「もみじ風呂」
 この日は調整中だったので,湯船にお湯が溜まっていません)

(「婦人風呂」
 湯船が床よりも高いです。源泉は黒湯と同じ)


【温泉の情報】
東鳴子温泉 高友旅館
宮城県大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣18

黒湯(混浴,20時~21時30分女性専用)・婦人風呂 以上 源泉①,
ラムネ風呂(女性用)・ひょうたん風呂(男性用) 以上 源泉②,

家族風呂(貸切風呂) 以上 源泉③
プール風呂(黒湯と同じ浴室)・もみじ風呂 以上 源泉④


①含重曹-硫黄泉(含硫黄-ナトリウム・炭酸水素塩泉 59.2度),
②重曹硫化水素泉(含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉 51度),
③純重曹泉 (ナトリウム-炭酸水素塩泉 45度),
④含土類-重曹泉(ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉 76度)
  [源泉名/①幸の湯,②玉の湯,③鷲の湯,④頸の湯]


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