2020年3月13日金曜日

大崎市「東鳴子温泉 久田旅館」

2007年5月,日帰り入浴。

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 東鳴子温泉とはいえ,川の対岸にある宿になります。昨年後半に伺ったときは,お風呂の改装中で入浴を諦めました。今回は事前に電話もしてみて10時頃からなら大丈夫ということで,伺ってみました。ちなみに久田と書いて「きゅうでん」と読むようです。

 以前のお風呂の姿は他の人のホームページで見てはいたのですが,新しくなったお風呂周りはすっかり一新されていたようです。脱衣所やトイレなどはバリアフリー対応になっており,段差もありません。また,風呂上りの休憩スペースもゆったりとできそうな感じでした。

 ここは2つの源泉を有しており,以前は男湯と女湯で別々の源泉を使用していたので,基本的にはどちらか片方の源泉にしか浸かれなかったのですが,新しくなってどちらにも入れるようになりました。がしかし,脱衣所で壁を見て,,,

 「お風呂の清掃のため,8時から10時半頃まで内湯は入浴できません」 → だから,10時頃からだと入浴がOKだったんですね。ちなみに内湯のお湯は溜まっている途中で,十分溜まってはいるものの,まだかけ流しされるまでには至っていませんでした。

 「露天風呂は12時半頃からの入浴をお願いします」 → 実際に露天風呂を見てみると,湯口からチョロチョロトお湯が出ているところ。まだ,3分の1程度しか溜まっていないところでした。確かにこの出方からすると,キチンと溜まるのはお昼過ぎなのでしょうね。

 さて,気を取り直して,露天風呂にちょっとだけ浸かってみました。まだ水位が低いので寝湯状態です。少しグレーがかったお湯で,若干の黒い湯の華が見られます。湯口のお湯は熱めですが,湯船では適温になっていました。湯口では微かに微タマゴ臭。体に染み入るような感じのお湯は良いですね。

 内湯に戻って,別源泉。こちらは東鳴子の共同源泉に似ている気がしました。お湯はサントリーの午後の紅茶(レモンティ)みたいな感じの色。柔らかいお湯ですが,腕をさするとミッシリとした肌さわりでした。陽の光が湯船にも差し込んできて,こちらもゆったりと入浴できました。

2つの源泉で,どちらもそれぞれの入浴心地でしたが,それぞれの泉質名を“旧”で見てみると「含食塩-重曹泉」と「含重曹-食塩泉」ということで,なんか個人的には納得しました。

(新しくなったお風呂
 男湯・女湯の入り口です)

(外と2面で接しているので,明るい浴室になっています
 湯溜め中なので,まだ未掛け流しです)


(内湯は久田2号泉
 濃い目の黄色がかったお湯です)

(新しく洗い場も十分)

(天井も高めで,湯気もこもりにくそうです)

(一応露天風呂ですが,屋根もあり,
 右側には塀もあるので開放感はそれほどでも)

(せっせとお湯を溜めている最中
 掛け流し状態になるのはお昼頃なのかな)

(灰色に濁ったお湯に白い湯の花)

(湯上りスペースも小奇麗です)


【温泉の情報】
東鳴子温泉 久田旅館
宮城県大崎市鳴子温泉久田67

露天風呂付男女浴場(内湯 ①,露天風呂 ②)

①ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 低張性中性高温泉(含食塩重曹泉),
②ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉(含重曹・食塩泉)
 [源泉名/①久田2号泉,②久田1号泉]


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