2020年3月11日水曜日

大崎市「東鳴子温泉 初音旅館」

2007年3月,日帰り入浴。お勧めです。

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 宿泊客が多いときなどは日帰り入浴を断られる事もあるということで,ちょっとドキドキしながら訪問しました。玄関を入ると,「御用の方は帳場へ」と書かれた板が置いてあります。右へ右へと建物の中を進んで行き,声をかけると女将が出てきました。日帰り入浴をお願いすると快くOKがでました。(良かった)

 第3浴場(大浴場)まで案内してもらう途中,源泉100%で加水・循環などしていないことや,うちは宿屋なのでぜひ今度は泊まってみてくださいね,というような事を女将から聞きました。「料金は?」と聞くと,「後払いで良いです」と。珍しいですね。

 脱衣所は男女別になっていますが,湯船は一つのみの混浴。天井もそこそこ高く,窓も3面あるので,多少雪が舞っていた天気でも,開放感はありました。湯船は半円形で4~5人くらい入れそうなもの。そこに少し濃い目のウーロン茶風のお湯が張ってあります。アスファルトの舗装したてのような匂いに,少しネバネバするような肌さわり。口に含むとアブラ臭系の温泉のときの,あのアブラを含んだときのようなサッパリしなげな感じがします。

 源泉は壁ぎわ中央から垂れるように注がれているものと,壁際左から注がれているものがあります。左の方からのお湯の注ぐ量で湯船の温度を調節しています。間違いなく源泉かけ流しです(笑)。

 ゆったりとお湯に浸かっていると,時間の経つのも忘れてしまいそうな至福の時です。お湯がジックリ肌に染みこんでいくような,そんな感じがします。がむしゃらに押し寄せてくるような力任せのお湯ではなく,余裕の力強さといった印象でしょうか。

入浴後,料金を払いにもう一度帳場へ。40分という時間はあっという間です。宿泊客でなければ入れないという他のお風呂も入ってみたいですねぇ。

(宿の外観です)


(第三浴場の入り口に,,,
 味があります)

(半円形の湯船
真ん中からと左側から別源泉が注がれています)

(ちょっと濃い目のウーロン茶風)

(時が経つのも忘れそうな一時
 とてもゆったりできました)

(窓も大きく,気持ちが良いです)

(訪れた時はたまっていませんでしたが,
 上がり湯用のお湯が入っているようです)

(2階への階段のようですが,,,
 トトロが妙にシックリしてます)


【温泉の情報】
東鳴子温泉 初音旅館
宮城県大崎市鳴子温泉 鳴子御殿湯駅前

第一浴場 岩風呂,第二浴場 家族風呂,第三浴場 大浴場
ナトリウム-炭酸水素塩船 [源泉名/鷲の湯・元湯 混湯]

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