2019年5月6日月曜日

湯沢市「秋乃宮温泉郷 鷹の湯温泉」3(05年宿泊編)

2005年4月,宿泊利用です。

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4年ぶりに鷹の湯を訪れました。2度目の訪問ということで,常連冬期割引として宿泊料金から10%を引いてもらい,ちょっと得した気分です。 少し早めに着いてしまったのですが,快く早めのチェックインをさせてもらいました。

他のお客さんが到着する前にと思い,すぐに川側にある野天風呂へ。源泉をそのまま注いでいるということで,雪が残っているこの時期でも,だいぶ熱めのお湯になっていました。

微塩味のするお湯で,湯船に浸かってすぐは,食塩泉特有のピリピリした感じがあります。肌さわりは少しミッシリとする感じがありますが,とても柔らかいお湯で,鳴子温泉の菅原旅館にも似ているように思いました。

ただ,雪が舞っていれば適温になるのかもしれませんが,この日はちょっと熱すぎでした。また,野趣満点のお風呂なので,葉っぱが湯船に沈んでいたりすることはあります。ここはお湯の楽しみよりも,この川沿いのシチュエーションを楽しむべきだろうなと思います。

普通の露天風呂の楽しみとしては,建物に併設している露天風呂(混浴・女性専用)で十分です。ここでしか味わえない,という部分は弱いかもしれませんが,ぬるめの木風呂と熱めの岩風呂。

混浴露天風呂には,上がり湯も男性側・女性側にそれぞれありますし,飲泉用のお湯も準備されています。

野天風呂への道が目の前を通っているため,塀が高めに建てられているので,お風呂に入りながら直接川を眺めることは出来ませんが,それでも心地よい露天風呂です。

特に木風呂の底には,木の切り目を模様のように配置している(写真を見てください)のが,個人的には好きでした。加水をして適度な温度に設定されており,ゆっくりと入ることが出来るのも○です。


結局,露天風呂には夕食前と翌日の朝の2回入りました。 前回はあまり気にしていませんでしたが,ここの内湯も気持ちが良いです。

女性用の内湯はちょっと小さめですが,湯船は2つあります。2つの湯船のうち,小さいほうは1~2人が入るくらいの大きさで,湯船に体を沈めたときのお湯の溢れ具合が気持ちよかったです。贅沢な気分を味わうことができました。

そして混浴の内湯。特に入って左側の浴槽は深さが130cmあります。無色透明なお湯なのですが,とてもキレイに澄んでいるので,足元までハッキリと見ることができます。他の浅い湯船よりも注がれているお湯の量は多めで,その分熱かったりもするのですが,新鮮なお湯を楽しめるのが良かったです。

個人的には,お湯を楽しむのであれば混浴内湯の130cmの湯船,野趣を味わうならば野天風呂,ゆっくりと入るならば露天風呂のぬるめの湯船といった感じでしょうか。そういえば,足湯も新しく出来ていたようですが,体験するのを忘れました。


夕食は大広間でいただきましたが,高い値段帯のお客さんは別室で食べれるのかもしれません。いわなの刺身や山菜など地のものを使ったと思われる料理でした。

少し酢が強い料理などがあって,残してしまったのは残念です。また,山の宿とはいえ,5時半くらいから夕食がスタートするのは早かったです(笑)。お昼に食べた分がこなれる前でしたので。

夕食後,部屋に戻ると布団がしいてありましたが,足元が少しこんもりしています。おや,っと思って布団をめくってみるとアンカが準備されていました。このアンカ,翌日の朝まで(少し熱いくらいに)使用可能でした。

4月とはいえ,このあたりはまだまだ寒いんですね。 昔ながらの建物と,改築して新しくした部分が一つの宿の中にあって,そのコントラストが面白かったです。

足の部分までマッサージする新しいタイプのマッサージチェアと,昔のゴリゴリと背中を押す古いタイプのマッサージ椅子が2つ並べてあったりします。古いタイプのマッサージ椅子は,実際に座ってみるとコリがほぐれるような感じはしませんでしたが(笑),話の種に一度は座ってほしいと思います。

(今回宿泊した部屋です。すぐ外には川が流れています)


(野天風呂の方を見て)


(野天風呂。周りには雪が残っていました)


(野天風呂から戻る途中にプレハブ風の足湯がありました
 きっと冬は寒いので)


(宿の脇にある源泉槽)


(混浴の露天風呂)


(混浴露天風呂から見る景色)


(混浴露天風呂のところにある飲泉場所です)


(上がり湯になります)


(レトロな感じのマッサージチェア。揉み心地はなかなかハードでした(笑))


(夕食のお膳です)


(布団をめくるとアンカが入ってました。翌日の朝までポカポカでした)



【宿の情報】
秋乃宮温泉郷 鷹の湯温泉 
秋田県湯沢市秋ノ宮殿上1

野天風呂(混浴),露天風呂(混浴・女性専用),大浴場(混浴),女性専用内風呂

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