2019年5月25日土曜日

鮭川村「羽根沢温泉 共同浴場」

2004年7月,日帰り入浴。お勧めです。

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あこがれの羽根沢温泉。かねてから訪れたいと思っていた温泉の一つで,平成15年末にもチャレンジしたものの,吹雪の天候の中,挫折したこともありました。やっと来ることができました。

共同浴場は温泉街の駐車場から川沿いに歩いていったところにある多目的集会所の1階にあります。道路沿いからは判りにくいので,一度,駐車場に車を停めて周りを見渡すといいでしょう。

共同浴場にしようか,それとも旅館のお風呂にしようか悩みましたが,やはり共同浴場が一番のお湯だろうということで,今回は共同浴場をチョイス。

男女別の内湯があり,湯船は2~3人が入れる程度の大きさ。浴室自体もあまり大きくありませんし,外から光が入りにくい構造になっているので,結構圧迫感はあります。そんなところに男湯の方には5人,女湯の方には後から2人が入ってきました。

湯船から溢れているところを足で触るとヌルヌルします。気をつけながら掛け湯をしますが,これがお湯が熱い。共同浴場は大体熱いことが多いですが,ここも例外ではないようです。

特に夏の時期は温度が下がりにくいのでしょう。歯を食いしばって湯船に身を沈めます。う~ん,熱い。やがて慣れてきたところで,腕を擦ってみると,おぉ,ヌルヌルします。

湯船の底はコンクリートをうっただけのものですが,本来ならザラザラするはずの表面がヌルヌルしています。でも,ヌルヌル感は感じるものの,あまりにも熱くて繊細な部分はなかなか感じられず。頭の中で創造が膨らみすぎていた分,思っていたほどのヌルヌル感ではなかったです。

お湯に鼻を近づけると,油臭がするような。コップが準備されているので,早速飲んでみると,硫黄臭がうっすらとする,塩味の香水といった感じ。 お風呂上りのヌルヌル感が凄いという話も聞いていましたが,汗が凄くて汗なのか温泉なのかわかりませんでした。

もう少し,涼しい時期に訪れた方が,温泉の感じが良く判ったかなぁ。 熱いお湯から上がった後,川沿いで涼んでいる時に吹いていた風,とっても気持ちよかったです。

(羽根沢地区多目的集会所。ここの1階が共同浴場です)


(上のほうにある格子状の窓
 素っ気の無い浴室が,逆にお湯の良さを予感させます)


(浴室が暗いため,お湯が黒っぽくも見えますが,無色透明なお湯なんです)


(お湯が注がれています
 この浴槽の大きさからすると十分なお湯の量です)


(お風呂上り, 川沿いを歩いて車に戻ります
 (といっても20秒ほど?))



【宿の情報】
羽根沢温泉 共同浴場
山形県最上郡鮭川村中渡1314−23

男女内湯
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(穏和低張性高温泉)弱アルカリ性 47度 
 [源泉名/羽根沢温泉]

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