2018年12月29日土曜日

十和田市「蔦温泉旅館」1(温泉編1)

歴史ある温泉旅館で,足元湧出のお風呂,ということで一度は行ってみたいと思っていた宿。2011年の訪問。お勧めです。

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日帰り入浴も受け付けていますが,久安の湯は男女入替ですし,人の少ないタイミングでゆったり入ってみたいという思いもあり,宿泊することにしました。

ほぼ15時に宿に着くと,宿泊客は入り口の目の前の駐車場に誘導してもらいました。部屋は一番新しい西館を利用。部屋まで案内してもらってから,記帳となります。

風情があるのは本館・別館なのでしょうが,部屋にトイレ・冷蔵庫があること,また別館には,長い長い廊下があって,上り下りが大変という話を聞いていたので,無難に西館を選びました。

西館の部屋は10畳広縁付。すごく新しいという訳ではありませんが,キレイに整えられた部屋でした。冷蔵庫にはドリンクが固定されていましたが,若干のフリースペースはあります。

館内に自動販売機もありますが,西館の脇にある売店で買うのが一番安いみたいです。ちなみにビールなどは冷水で冷やされています。

なお,入り口奥にある本館のトイレは一見の価値あり。男性用のトイレは,足置き場が固いスリッパのようなもので固定されており,小さい沢に流れていくような感じです。写真を見ないとイメージできないと思いますが,,,

(左側の建物が本館で,宿の入り口
 右側の建物が「泉響の湯」かな)


(西館の廊下)


(部屋の入り口)


(部屋は10畳プラスゆったりした広縁
 とてもキレイに清掃されていました)



さて,お風呂ですが,日帰り客は9時-16時なので,チェックインしてすぐではなく,ちょっとタイミングをずらして入りに行きました。

お風呂は久安の湯と泉響の湯の2つ。久安の湯は,夜8時までは男性専用,翌朝8時までは女性用専用となります。

久安の湯は,浴室への固めのドアをあけると,そこに4~5段の階段があります。浴室の2/3くらいをほぼ正方形の湯舟が占めています。奥の方には掛け湯スペースがあります。

天井が低いので湯気は篭りぎみです。また,一方の壁にはなぜか水槽もあります。中には何もいませんでしたが。

お湯は無色透明で,底から湧出しています。底に木の板が張られているのですが,隙間から,ぽろろーんぽろろーんと空気の泡が出てきます。

特に特徴のあるお湯ではないと思いますが,温度もちょうど良く,入ることができました。

歴史がある分,開放感・清潔感ではもう一つの泉響の湯には負けるかもしれませんが,朝方に入った時の,とても透き通った感じのお湯に,ゆったりと入れたのが最高でした。

十分な掛け流しですし,お湯的にも違いはほとんどないので,好き嫌いの範疇だと思います。

(「久安の湯」は男女時間別
 浴室の中に入ったところから)


(無色透明な透き通ったお湯
 木のぬくもりが,とても良い感じ)


(脱衣所から浴室に入る階段)


(右の壁のところには水槽が埋め込まれています
 中には何もいませんでした)


(シャワーなどはありません
 この掛け湯を使ってから入ります)


(桶や椅子が綺麗に並べられています
 こういうところも素晴らしい)


(低い天井で湯気は篭ってしまいます
 でも風情があって良い)




【宿の情報】
元湯 猿倉温泉
十和田市奥瀬猿倉1番地
 
本館男女露天風呂(①),新館まほろばの湯(②)
①硫化水素硫黄泉,②硫化水素硫黄泉 
   [源泉名/猿倉温泉1号泉,猿倉温泉4号泉]

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