2018年12月12日水曜日

薬研温泉「ホテルニュー薬研」1(温泉編)

青森県むつ市にある開湯400年を向かえた薬研温泉。比較的大きめの宿でしたが,残念ながら2016年に閉館しました。以下は2011年に訪れた時のコメントです。

ーーーーーーーーーー
薬研温泉で一番大きな宿。古さも感じられる建物でしたが,キチンと手入れされているようです。

お風呂は建物の2階と,1階の離れたところにある渓流沿いの露天風呂となります。露天風呂に内湯から行けないのは残念ですが,後から作った露天風呂なので仕方がないのでしょう。その分,眺望は良いです。

まず,内風呂ですが,2階の部屋からすぐ。男風呂と女風呂では若干形が違います。脱衣所スペースはゆったりしており,冷水も飲めます。男湯側の脱衣所スペースには年代物の体重計もありました。

男湯は,浴室に入ると,右手の壁際に洗い場が10箇所くらいあります。左手に大き目で長方形の湯船があります。20人は入れるくらいの大きさです。浴室全体,脱衣所も木で覆われていて,気持ちもゆったりします。

お湯は加水の掛け流し。浴室の大きさに対して注がれる量は決して多くは無いのですが,十分な掛け流しの量。入っているときに,最高で三人までしか一緒にならなかったように,入る人が多くはなさそうなので,お湯はくたびれていないと思います。

無色透明の単純泉ですが,肌さわりはザラッとする感じも。疲れがたまっていたせいかもしれませんが,足にジンジンと効いてくるのが判ります。意外と入浴した感じがあり,期待以上のお湯でした。

露天風呂は大浴場から離れた渓流沿いにあります。露天風呂は,半地下くらいに下がったところから,長い通路を渡っていきます。トイレも無く,脱衣所とお風呂があるのみ。建物から露天風呂まで木で作られた通路は風情があります。

広めの露天風呂で,渓流側の一面のみが開かれており,そこから川が望めます。最初は少し熱めに感じましたが,入ってみると適温でした。 システムで加水の量を管理しているみたいです。


ところで,行きの時は気がつかなかったのですが,露天風呂までの通路はカメムシだらけ。気になり始めると,あちらこちらに。大丈夫だ,大丈夫だと言い聞かせつつ歩いていると,頭にピトンとした感触。ひゃー,と心の中で叫びつつ,廊下を後にしました。 ちょうどカメムシ大発生だったみたいで,仕方ないのですが,,,

(露天風呂と建物を繋ぐ通路)


(露天風呂の入り口)


(屋根もかかっているので雨・雪も大丈夫)


(結構大き目の湯船)


(無色透明のお湯でした)


(露天風呂からの景色。色づきはもうちょっと)


(先に見えるのが露天風呂の建物)


(女性用の内風呂)


(こちらから外は見えますが,外から中は見えません)


(男性用の内湯)


(お湯の注ぎ口。木の感じが悪くありません)


(洗い場スペースも十分。
 でも,意外と入っているお客は少なめ)


(結構大き目な長方形の湯船)


(レトロな体重計)


【宿の情報】
薬研温泉 ホテルニュー薬研《閉館》
青森県むつ市大畑町薬研
 
男女別大浴場,男女別露天風呂
アルカリ性単純泉 [源泉名/滝1号泉]

0 件のコメント:

コメントを投稿