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ちょっと自分のお泊り予算からは出てしまうものの,一度は行ってみたい温泉リストの一つだった「だいこんの花」に行ってみました。予約の電話を入れた時から,キチンとした対応をしてもらえたので,自然と期待は高まります。2~3日後には宿から予約確認の通知が来ますし,一週間前くらいには電話もありました。
チェックインは15時からなのですが,高速道路を使ってみたら意外と早く宿についてしまいました。ロビーででも時間まで待たせてもらおうと,建物に入っていくと,時間前にもかかわらず部屋へ案内してもらえることになりました。(他にも気合を入れてやってくる人が多いのか,15時前に到着しているお客さんがチラホラ。)
ちなみに館内の案内こそロビーでしてもらいましたが,様々なチェックインの手続きは部屋で行われます。また,宿の従業員が部屋に入ってくるのも,この最初の時だけ。後は用があったとしても,基本的には入り口のところで,やりとりは行われるので,チェックアウトまでの時間,全くのプライベートな空間になります。
夕食・朝食の時間を聞かれ,冷蔵庫の中がフリーだという説明を受けます。冷蔵庫の中には,冷えたグラス×2.冷えたワイングラス×2,ビール 250ml×2,南蔵王の水などが入っていますが,その他に希望の飲み物があれば,と聞かれます。オレンジジュースをもらうことにしたのですが,迷っていたトマトジュースも追加してもらえました。
宿の中では,最初から準備されている浴衣の他,作務衣で過ごすこともできます。私はやっぱり浴衣にしました。
部屋は二人には充分すぎる広さ。ちょっとした書き物ができる机に,外を見渡せる位置にあるイスとテーブル,ベッドにはシモンズ製のマットレス,そして小上がりになった畳スペース。ウォシュレットのトイレは当然なのでしょうが,冷蔵庫は旅館にありがちな1ドアの小さいものではなく,単身用の2ドアのものが設置されています。
2階建てくらいの高さがある天井は,とてもゆったりしています。部屋が暖まりにくそうですが,足元からの床暖房と,エアコン2台(この時は1台のみ稼動)で充分でした。
一通り宿の中を散策してみたのですが,和風のエッセンスを加えた東南アジアのリゾート・ホテルのような印象を受けました。フロントのある母屋があり,その右側には大浴場「ぎんやんま」,小とりサロン,アロマエステ「ジュニパー」などが続いています。客室は母屋から「ロ」の字上に繋がっている通路沿いにあります。
宿泊客が通る通路の脇に,従業員が台車などを運ぶ通路がもう一本通っています。一周してみると,意外と広いことに気が付きますし,結構階段もあります。また,通路に屋根はかかっているものの,風の強い時の雨風は通路にも入り込むでしょう。天候の悪い時は気をつけたほうが良さそうです。
自家農園も覘いてみましたが,いろんな種類の野菜を作っているようでした。ここで作った野菜が,食事に使われるんですね。
雰囲気の良い宿でしたが,従業員の方々も,押し付けがましくない応対がしっかりと板についていましたし,何よりすれ違う時などにキチンと挨拶をしてもらえるのは(当然なんですが)心地よかったです。声を掛けてくれるときも,大きな声ではなく,穏やかな声でした。
(だいこんの花 入り口です)
(畳の上にシモンズのベッド。少し固めで,すっかり熟睡
枕は5タイプに変形して機能的)
(テラスには椅子が2つ)
(テラスの椅子に座った時の景色
自然を身近に感じることができます)
(小とりサロンのテーブル
鳥用のエサ置き台が窓の外に)
鳥用のエサ置き台が窓の外に)
(大浴場「ぎんやんま」
男湯の内湯です。大浴場の内湯は循環掛け流し)
【温泉の情報】
蔵王町 遠刈田温泉 温泉山荘 だいこんの花
宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字北山21-7
露天風呂付き大浴場「ぎんやんま」,貸切露天風呂×4
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫化塩泉
[源泉名/蔵王濁川の湯]
蔵王町 遠刈田温泉 温泉山荘 だいこんの花
宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字北山21-7
露天風呂付き大浴場「ぎんやんま」,貸切露天風呂×4
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫化塩泉
[源泉名/蔵王濁川の湯]
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