2020年8月2日日曜日

大河原町「おおがわら温泉 いい湯」

2007年6月,日帰り入浴。
火事で一旦「もちぶた館」は焼失したのですが,今は建て直されています。

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 大河原にある「もちぶた館」に併設されている「おおがわら温泉 いい湯」。平成18年にできたばかりの比較的新しい温泉施設です。日帰り入浴料(大人)が800円なのですが,入浴料+お昼の御前+部屋代2時間分込みで,一人2千円というお得なプランがあったので,それを使っての利用です(3日前までの申込みが必要)。

 風向きによっては豚舎の匂いがキツイ,ということをネットでは見ていたのですが,確かに駐車場を降りるとすぐにプゥ~んと匂ってきます。まぁ,これは仕方がありません。

 実は温泉が目的なのはもちろんですが,併設されている「どうぶつ広場」的な施設も楽しみにしていました。いい湯の入り口の左を通って奥に進むとありますあります。まず目に入ってくるのが,これが「ミニ?」って思えるミニ豚や誰もいないように見えたアヒルの池(帰りに見たら,いました)。その奥にはニホンシカも数頭見えました。さらに奥に進むと,ヤギや羊と犬,ダチョウなどもいて,十分楽しめました。間近で見ると,ダチョウが大きいのにビックリしました(ビビリました)。

 さて,時間になったので温泉施設のほうへ。券売機がありますが,お昼込みのセットなので,直接受付けへ。手続きをして部屋へ案内してもらいましたが,好感の持てる応対でした。部屋は12畳程度の細長い造り。テレビなどはありませんが,十分。窓を開けると豚舎の匂いがしてきますが,空調が効いているので無理にあける必要もないです。

 お風呂は露天風呂付で男女別。石の風呂と木の風呂になっており,週替りで男女交代とかするのでしょう。浴室に入ってすぐ,かけ湯があります。また,シャワーなどの数も十分だと思います。天井も高く湯気かこもりにくい造りですし,窓も大きいので開放感があります。内湯は一部ジャグジーになっています。一応,サウナと水風呂も完備。

 露天風呂は周りの景色が見渡せる訳ではありませんが,開放感があって悪くありません。普通の露天風呂と,樽風呂あるいは小ぶりな石風呂があります。後者はそれぞれ1~2人が入れる程度の大きさ。お湯さえ溜まっていれば,お湯に使ったときにザブザブーンと,お湯を溢れさせることができます。

 源泉温度は39度と低めなのですが,加温しての掛け流しという贅沢な使い方。無色透明で,特に味・匂いもないのですが,アルカリ性のお湯らしいヌルヌル感があります。お湯の鮮度もあまり落ちていないようで,樽風呂では気泡のつきもありました。とても優しいお湯でガツンとくる浴感はありませんが,ゆったりと浸かっていたいと思いました。

 ところでお昼ですが,写真を見ていただくと彩りも悪くないですし,ちょっと手間をかけたお料理でした。薄味好きの私たちには多少濃い目の味付けもありましたが,美味しく楽しめました。

 平日であればそんなに混んでもいませんし,この食事込みのプランは良いですね。2時間だと少しバタバタするので,1時間くらい延長すると良いと思います(私もそうしました)。帰りには,となりに併設されている売店でお肉などを買って帰りました。

施設自体がまだ新しいので気持ちがいいのはもちろんのこと,接客も気持ち良かったです。


(木乃湯の浴室に入ってすぐ「かけ湯」があります)


(窓も大きく,天井も高く,開放感あり
 一部が泡風呂になっています)


(お湯は無色透明,若干のぬるぬる感
 加温掛け流しは贅沢です)

(緑が気持ちよい露天風呂
桶風呂に入り,お湯を溢れさせるのは楽しいです)

(お昼の御膳
 一手間かけた料理が美味しかった(嬉))


【宿の情報】
大河原町 おおがわら温泉 いい湯
宮城県柴田郡大河原町堤字五瀬1-2

石乃湯(かけ湯、大浴槽、水風呂、雲龍風呂、露天岩風呂、露天石風呂、サウナ),木乃湯(かけ湯、大浴槽、水風呂、露天檜風呂、露天樽風呂、サウナ) 毎週月曜日入替

アルカリ性単純温泉、低張性アルカリ性温泉  39.2度
   [源泉名/大河原温泉 とんとんの湯]
  

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