2020年4月6日月曜日

大崎市「川渡温泉 宿みやま」1('06日帰り)

2006年9月,日帰り入浴。お勧めです。

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 以前から一度訪れてみたいと思っていた場所なのですが,自遊人のパスポートで無料入浴可能になったので,早速行ってみました。

 国道から,ちょっとそれたところに宿はあります。パスポートで入浴の旨伝えると,温厚そうなご主人が建物の奥にあるスペースや浴室は金山杉を使っていますという説明をしてくれながら,お風呂まで案内してくれました。脱衣所にはカギもついたタイプなので,日帰り客でも安心です。

浴室は,そんなに大きいものではありませんが,この宿の宿泊人員からすると十分だと思います。決して大きくはない窓ですが,そこから差し込む陽の光が浴室の木を優しく照らしています。2.5m四方の正方形の湯船に,褐色がかったお湯が注がれています。湯船からは,しっかりとお湯が溢れています。

 お湯は少しぬるめ。冬の期間は加温することもある旨,書かれていました。弱アルカリ性の単純泉ですが,とてもお湯の感触が柔らかかったです。でも,意外と肌さわりはツルツルではなく,肌に吸い付くような感じでした。

とても落ち着いた雰囲気の浴室で目をつぶってみると,湯船にお湯が注がれる音が耳に心地よい。東鳴子としては,ずいぶん優しいお湯かもしれませんが,お湯とバトルするのではなく,ゆったりとするには最適な宿かもしれませんね。

(道沿いに建っている「みやま」の看板)


(風情たっぷりの母屋。ご主人たちが住んでいます)


(本館に宿への入り口はあります。母屋と新館の間)


(新館の建物)


(男性用の内湯浴室。衝立の右側に洗い場があります)


(決して大きくは無い湯船ですが,宿泊人員からすると十分な大きさ
 何よりもゆったりできる空間です)

(湯船に浸かりながら,浴室入り口方面を見て)

(少し温めのお湯が注がれています)



パンフレットより
 主に長期滞在の湯治客に親しまれてきた本館の隣に平成8年,新館を増築しました。何より景観との調和を大切に,美林として知られる山形県の金山杉で建てられた木造りの小さな宿です。
 宿の外には,見渡す限りの大崎耕土から江合川沿いに続いてきた水田が,みちのくを東西に分ける山並みに出会い,その中に織り込まれていく山里の静かなたたずまいが広がっていきます。
 人の営みと自然が長い時間をかけた作った優しい風景の中で,山のいで湯にひたってゆったりとした時をお過ごしいただければとおいでをお待ち申し上げております。


【温泉の情報】
川渡温泉 山ふところの 宿みやま
宮城県大崎市鳴子温泉字要害91

男女別内湯
単純温泉 弱アルカリ性高温泉 [源泉名/板垣1号]

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