2020年4月24日金曜日

登米市「長沼温泉 ヴィーナスの湯」

2003年11月,日帰り入浴。

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 長沼ウィングガーデン内に出来た温泉施設です。地ビール工場が併設されているので,湯上りにビールを飲むこともできます(帰りの運転はできませんが)。

 お風呂は和風と洋風の2タイプがあり,日替わりで男女が交互に入ることになります。ですので,二日続けてくれば,どちらのタイプも入浴できますね(笑)。

 和風タイプは,ジャグジー付きの大きな湯船の他,低周波バスとハーブ湯,そして湿式サウナになります。一方,洋風タイプは,ジャグジー付きの大きな湯船は同じですが,ジェットノズルによるマッサージ付きの寝湯と深さが1m以上あり立って入るエステバス,そして乾式サウナになります。どちらとも,こんなに必要なのかって思うほどの洗い場があるので,体を洗うのに不自由はしないでしょう。

 お湯は少しだけ濁りのある黄緑色のお湯。源泉の温度が39度なので,加熱してから浴槽に注がれています。でも,大きな浴槽の方だと,少し温めになっているので,ゆったりと長い時間浸かっている事ができます。

 それほど湯船に注がれるお湯の量は多くは無いのですが,きちんと掛け流しになっています。どうしても,こういった日帰りセンター系の施設は循環になることが多いので,掛け流しは嬉しいです。

 お湯の香りはそんなに感じられませんが,よくよく嗅ぐと鉄の香りがするような気がしました。特徴的なのは,お湯の味。結構,内陸に位置しているはずなのに,凄い塩分を感じます。つまり,しょっぱいのです。肌にとても馴染むような気もします。美人の湯というのも,決して宣伝文句ではないですね。

 ただ大きな湯船はジャグジーが付いているため,(十分楽しみましたけれども)お湯の感じを味わうには,ちょっとお湯が攪拌されています。そこで,目をつけたのがハーブ湯(もう一方であれば,エステバス)。湯船が小さい割りに,注がれるお湯の量は同じですし,お湯も落ち着いた状態です。

 ハーブ湯の場合,ハーブを漬けていますがそんなにハーブらしさを感じる訳ではないと思います。また,嬉しいことに,湯船に身を沈めると,底に沈んでいた湯の花が舞います。そんなに大きなものではありませんが,薄い茶色の湯花です。湯船が小さい分,お湯の温度も高めです。

 外に足湯があるので,お風呂上りに寄ってみました。長沼を望みながら,足湯を楽しむことができるロケーションです。ただ,この寒い時期だったせいか,お湯はぬるめ。実際に足湯を楽しむには,体が暖かくなるまでは厳しいかもしれませんね。

(ヴィーナスの湯の入り口です。
 長沼ウィングガーデンの奥にあります)

(こちらは和風のお風呂です。
 どこらへんが和風なのかわかりませんが,
 和風と洋風は男女が日替わりです)

(低周波のお風呂です。電気が流れているのかな?)

(右から源泉が流れています。
 右側の方がジャグジー状態です)

(入り口脇にある掛け湯です。
 ここが一番,源泉を感じられるのかも)

(ハーブの湯ですが,そんなにハーブっぽくありません。
 源泉を感じることができます)

(細長い造りの足湯です。この日は,温くなっていました)


【温泉の情報】
長沼温泉 ヴィーナスの湯
宮城県登米市迫町北方兵粮120−1

等張性弱アルカリ性温泉(ナトリウム-塩化物泉)
 

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