2020年4月19日日曜日

女川町「女川温泉 華夕美」

2003年3月,日帰り入浴。

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 牡鹿半島の付け根に位置するここ華夕美は,数年前にホテル王将グループの経営へと変更になりました。この方面にくるお客の絶対数が少ないとはいえ,やはり宿のキャパ自体もあまりないため,それなりに人はやってきているようです。

 今回は,石巻までのドライブのついでに寄ってみました。牡鹿半島といっても,石巻の街中からは15分もあれば着く程度。本当に石巻寄りです。

 あまり日帰り入浴のお客はいないのか,行ったときには他にお客はいませんでした。お風呂はロビーの上の階と下の階に分かれます。下の方のお風呂「愛姫」は以前,男風呂と女風呂で使われていたところの壁をぶち抜いて一つにして使っている感じです。内風呂には,“かじめ”という海藻がネットに入って浮かべてあります。“かじめ”に含まれているミネラルにより,肌がすべすべになるそうです。

 上の方のお風呂「夕雅」は,まずまずの広さの内湯です。入るとすぐに塩素のにおいがします。やっぱり,沸かし湯の場合,きちんと塩素を入れて管理する必要があるのですね。

 すぐ外には露天風呂があります。ちょっと天気が悪く,雲が空を覆っているため,あまり見晴らしは良くありませんが,本当ならもう少し気持ちの良い景色が広がるのでしょう。

 お湯の暑さは,ほんの少し熱め。注ぎ口からドボドボとお湯が湯船に入ってきます。お湯の肌触りは,ちょっとキュッキュという感じでしょうか。当然のことながら無色塩素臭です。ごく普通の沸かし湯ですね。

 と,すっかり沸かし湯気分だったのですが,入浴後,宿のパンフレットを見てみると「女川温泉は平成10年に誕生した新しい温泉」との文字が。エッ!! 

 あまり温泉という感じはしなかったのですが,お湯の量が少ないために,循環循環で回しているためだったのでしょうか。

(男性用のお風呂「夕雅」です。
 窓の外に露天風呂があります)

(夜中の12時過ぎから女風呂にかわります)

(まぁまぁの大きさの湯船。窓もそれなりの大きさです)

(露天風呂です。少し湯船の木の色が変わっています)

(露天風呂に浸かりながら見て)


(露天風呂から海を見て。
 天気はイマイチでしたが,まずまず)


奥の海 万石浦「女川温泉」
 
 女川温泉は平成10年に誕生した新しい温泉です。海を眺める温泉は太平洋岸には数少なく,女川温泉は,三陸のダイナミックな海岸美と温泉の効能の双方を楽しめる恵まれた自然環境にあります。
 また,万石浦はその湾の形から朝日と夕陽を望むことの出来る景勝地であり,絶好のビューポイントに位置する当館からは,大浴場をご利用いただきながら美しい海景を心ゆくまでご堪能いただけます。海の雄大さに包まれる贅沢なひとときをお過ごしください。
 
泉質 カルシウム・ナトリウム塩化物泉・
    高張性アルカリ性温泉
効能 神経質・リウマチ・切り傷など


【温泉の情報】
女川温泉 華夕美
宮城県牡鹿郡女川町浦宿浜字天王130

大浴場「夕雅」「愛姫」,男女露天風呂
カルシウム・ナトリウム塩化物泉 (高張性アルカリ性低温泉)

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