2020年5月8日金曜日

大和町「台ヶ森温泉 山野川旅館」2('04)

2004年8月,日帰り入浴。凄く良かったです。

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 1年ぶりの台ヶ森温泉。山間にもかかわらず,相変わらずキレイな建物です。最初は貸切状態でした。

 とても汗のひかない強烈なお湯だという印象がありましたが,お湯は透明な記憶でした。でも,今回は,エメラルドグリーンがかって,透明ながらも白濁している部分もあって,透明度が低いのにびっくりです。お湯の感じも濃い感じがします。温めるために循環しているものの,温泉の残有量が8000を越すというのが実感できると思います。

 蛇口をあけて新しいお湯を注ぎながら贅沢に入ります。コップにためてみると,その瞬間に硫黄の香りが強くします。味わってみると,やはりしょっぱいながらも硫黄の香りが後々感じられます。なるほど,成分表の“含硫黄”というのが今回はしっかり判ります。

 途中から他のお客さんも入ってきたの,女将さんがボイラーを焚きにきてくれました。ここは,ぬるいお湯だとしてもしっかり温まるんですけどね。家のお風呂と同じつもりで入っていると,フラフラッとしてしまいますよ(笑)。心して入ってください。

 お風呂上り,実感するのは肌の調子。ここのお湯は肌に良いです。19度の鉱泉ですが,お湯のパンチは本物です。お勧めが間違いないことを確認してきました。
 
 
(パンフレットより)
1913年
 ドイツにおける万国温泉質展覧会において銀盃受賞の栄冠に輝くと伝承する
  ・・・・・・・霊湯 (なんでもなおるおんせん)

 延宝年間に柴田という武士が半身不随の病気になり,いろいろと治療したが其効無く七森薬師様に病気平癒の願をかけ,21日断食のまま神に祈りました。
 ところ満願の夜。夢に白髪の老翁があらわれ,我は汝の信心する薬師如来なるが,汝の願により病気全治する泉を告げん。これにより病気西方20町(2,200米)にして台ヶ森という地に湧出する泉あり。之に入浴すれば,全治すべしとの神告により翌朝従者に深らしたるに果たして一つの泉あり。
 これを採って入浴したるに旬日(15日くらい)にして全治をせり故に薬師如来を祭り,広く同病者に入浴せしめたるに一として効なき者なし。
 

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