2020年5月28日木曜日

利府町「沢乙温泉」

2002年12月,日帰り入浴。

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 仙台中心部から20分ちょっとで行けるという,手軽な温泉。沢乙温泉は,ここ内海旅館のみになります。以前は昔からの湯治場的な温泉だったのだと思いますが,今は小ぎれいな建物になっていて,近くの人たちがひっきりなしにやってきています。でも,街から近く,こんな温泉があるなんて,穴場ですね。スーパー銭湯では飽き足らない人,ここなら十分楽しめますよ。

 お風呂は内湯と露天風呂の二つがありますが,内湯は超音波・ラドン付ということで,ちょっと今風(?)。幅が1mくらいの滝が壁をつたって下の滝つぼ(?)的なところに溜まり,そこから2段滝(?)みたいな感じで湯船に注がれます。別にどうってことはありませんが,ちょっとゴージャスな感じがします。源泉の温度が低いということもあり,お湯も少しぬるめ。上の方はいい感じなのですが,下の方になると少しぬる過ぎかも。若干,つるつるするようなお湯の感じがしました。

 外にはこじんまりとした露天風呂があります。女湯の方が男湯よりも大きく,女湯は畑の先に山が見えるような感じですが,男湯は建物の間から道路がチラリと見えるような感じ。この宿は,女性の方が良いみたいです。

 男性用の露天風呂は,大人3人が小さくなって入るのがやっと。それも,体育座りで,です。一方の女性用はもっと大きく,倍くらいはあるでしょうか。内湯に比べると,外気に触れる分,少し熱くして流しているせいか中よりも暖かいです。また,内湯・外湯とも循環式なのですが,外湯の方が薄緑がかったお湯で,湯の花も結構浮いています。なぜだかわかりませんが,露天風呂のほうが源泉に近い形で使われているようです。

 内湯は,少し銭湯のような雰囲気もありますが,露天風呂は十分に温泉を楽しめる感じはします。大きな岩が配置されているのですが,もたれかかったり,上半身を出して座ったりするのに,ちょうど良い感じに作っています。清潔感もあり,なかなかです。

(男性用の露天風呂です。
 女性用と違って小さいんです)

(岩の組み方は工夫されていて,座り心地はバッチリです)

(露天風呂から望む風景。
 といっても,宿の建物が見えるだけですが)

(お湯の注ぎ口。若干の湯の花があります)

(見えにくいですが,内湯です。
 左手の壁の少し黒っぽいところが,上からお湯が落ちているところです)


【温泉の情報】
利府町 沢乙温泉 内海旅館
宮城県利府町菅谷字明神沢

内湯,露天風呂
アルカリ性
 

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