2020年6月22日月曜日

仙台市「作並温泉 湯の原ホテル」1('04日帰り)

2004年1月,日帰り入浴。

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 お昼すぎに日帰り入浴に訪れました。すぐに宿の人が出てきて対応してくれました。平日は入浴料は700円なのですが,4階の展望風呂と露天風呂は使用できないようです。

 私は日曜日に行きましたので入浴料は1000円ですが,全てのお風呂を使用することができました。まずは,今日だからこそ入ることのできる4階のお風呂へ向かいました。

 展望風呂は広く取られており,道路側に面しています。道路の向こうにある山々が見えるのが気持ちが良いです。細長い湯船で,10人くらいはゆったりと入れそうです。ただし,湯船のヘリよりも水面はだいぶ低くなっており,掛け流しという訳にはいきませんでした。循環だと思われ,若干の塩素臭がしましたが強くは感じなかったので,必要以上は入れていないのでは。

 大浴場から出ると,露天風呂があります。石組みの露天風呂でこちらも,湯船のヘリよりも水面は低く,外にお湯は流れていないのですが,湯船の中にはお湯を吸っているはずの口がありません。結構,いい勢いでお湯が注がれているのに,そのお湯はどこに? 残念ながら見つけることはできませんでした。ちなみに,ここは展望露天風呂とはいうものの,展望風呂ほど見晴らしはききません。

 さて,やはり総大理石風呂にも行かねばと,ここは早々に切り上げ,1階にある総大理石風呂へ。続々と展望風呂にお客さんは来るのですが,総大理石風呂の方は逆に貸切状態。貸切風呂ではないところの貸切が大好きな私はニンマリ。

 浴室は湯気で煙っていましたが,ちょうど太陽の陽が射し込んで,ちょっと印象的な感じもします。こちらはしっかりと掛け流し状態。一つ循環に使うような吸湯口はありましたが(実際の吸い込み力をあまり感じなかったので),いわゆる循環ではないと思います。

 こちらのお湯は作並らしさを感じることができます。無色透明なのは展望風呂と同じですが,肌さわりがしっとりと滑らかでした。ギリシャ風女神から出ているお湯の辺りが私には適温でした。

 この宿,すごく洒落ているとは言えないかもしれませんが,照明の使い方や廊下を飾るちょっとした小物など,ゆったりとした雰囲気つくりをがんばっているように感じました。


(展望風呂。窓が大きいので浴室はとても明るいです)


(展望露天風呂
 外気は冷たかったものの,充分な温かさはありました)

(同じく展望露天風呂
 写真のように囲いがあるので,眺望は望めません)

(総大理石風呂の脱衣所。照明にも気を配っています
 田植えに使っていた農具を活用したもの)

(総大理石風呂
 右の銅像からお湯が注がれ,左側のヘリからお湯が流れ出てます)

(別アングルです)

(湯気が濛々としている分,このような神秘的な絵になります)

(湯船の中です。無色透明,湯の花はありません)


【温泉の情報】
仙台市 作並温泉 湯の原ホテル
宮城県仙台市青葉区作並字長原3-2

展望風呂・展望露天風呂・総大理石風呂 男女各1,貸切露天風呂
単純温泉 低張性弱アルカリ性高温泉
         [源泉名/佐蔵の湯]


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