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前々から気になっていた権現森温泉です。仙台の北環状線を中山から折立方面に向かい,MAXデンコードーを過ぎたところに看板が出ていますので,左に曲がります。住宅地を外れ少し下の方に降りていくと,やがて林の中に温泉の建物が見えてきます。建物脇にはお湯を沸かすための薪が高く積まれています。住宅地から大きく外れた訳でもないのに,既に携帯電話は圏外に。不思議な場所です。
お風呂のある湯船は数年前に火事になったそうで,今の建物は比較的新しい状態です。しかも,脱衣所と浴室に段差が無かったり,湯船に入る位置に手すりがあるなどバリアフリーになっているのが嬉しいです。
浴室は2つありますが,実際にお湯が貯められて加熱しているのは片方だけです。湯船には板で蓋がしてあるので,それを取ってから入るようになります。
板をよいしょよいしょと外すと,中からは赤茶色のお湯が見えます。ほのかに鉄さびのような香りもしてきます。ここは鉱泉で,薪で沸かしているのですが,お湯の温度が下がってくると自動で加熱スイッチが入るようです。
お湯はちょっと熱め。そこで先ほど外した板で湯もみ+源泉の蛇口を開いてお湯を冷まします。蛇口から出る源泉を含んでみると,やはり錆びた釘のような味(食べたことはありませんが)。お湯に含まれている鉄分のせいでしょうか,肌さわりは少しギシギシするような感じがします。
窓の外からは,雪が積もった田んぼを見ることができます。これが北環状よりも市内よりにある場所で見ることのできる景色とは思えません。
(権現森温泉の建物外観です
左手に新しい湯小屋があります)
(湯船に板で蓋がしてあります。板の蓋を脇によけて入浴
よいしょ,よいしょ)
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