2020年6月23日火曜日

仙台市「作並温泉 湯の原ホテル」2('08宿泊/お風呂)

2008年3月,宿泊。

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 一度,日帰り入浴をしたことはあったのですが,宿泊は初めて。今回の目的は宿泊者専用の貸切露天風呂です。

 宿は本館と西館に別れ,西館の方が新しく,設備にも整っています。泊まった部屋は,8畳+広縁,バス・トイレ(ウォシュレット付)です。空の冷蔵庫があり,館内の自動販売機で購入し,入れておくことができます。

 お風呂は,露天風呂付展望風呂,総大理石風呂,それに宿泊者専用の貸切露天風呂となります。

展望風呂と総大理石風呂は,循環ろ過・加温ありのお湯使いというのは同じです。ただ,総大理石風呂は湯口からは源泉が投入されていると思われるのに対して,展望風呂は最初から源泉と循環のお湯が混ぜた状態で投入されています。より源泉の感じを味わえるのは総大理石風呂の方だと思います。浴槽の風情も総大理石風呂の方が良い感じだと思います。 

 湯船のお湯の状態は,どちらのお風呂とも無色透明で特徴が感じられないものでしたが,総大理石風呂の湯口から出ている源泉は,まさに作並らしいトロリとしたお湯です。なお,入る時間によって,お湯の温度は異なりました(1日目夕方は少し温めでしたが,翌日朝は適温)。

 さて,今回の目的は貸切露天風呂です。予約していた時間前にフロントから鍵を受け,お風呂へ向かいます。場所は,総大理石風呂の奥になります。

 脱衣所スペースも屋根がかかっているものの,周りを壁で囲んでいるわけではないため,今の時期はちょっと寒く,バタバタと服を脱ぎます。湯船は1m50cmくらいの正方形の形をしていて,2人くらいが入るのがやっとくらいの大きさ。カランなどもないのですが,ただただお湯に浸かるだけで十分だと思います。

 これが良いんです。他のお風呂は循環・ろ過ありということですが,この貸切露天風呂だけは掛け流し。小さい湯船に,きっちりお湯が注がれています。湯船に浸かった時のザバザバーとお湯が溢れる音を聞きながら,ゆったり。1回45分で1000円ですが,十分価値があると思います。
   
 西館の方だと部屋食も可能なプランもあるようですが,私は食事処の「ダイニングルーム 霞亭」でいただくプラン。畳の上にイス・テーブルがあるタイプで,半分,個室のような感じになっているので,周りを気にする必要もなく嬉しいです。

 基本的には一品一品,持ってきてくれます。平日ということもあって,仲居さんからはよく声をかけてもらいました。

 創作料理らしく,確かに一手間かけてあり,ちょっと違うなぁ,と感じる料理です。味付けも基本的には薄味で,美味しくいただきました。登米産だというご飯も良かったですし,宿泊料金から考えても,満足の良く内容でした。

(貸切露天風呂。実にシンプルな造り
 意外と深さのある湯船です)

(この湯船での掛け流しは贅沢)

(景色が良い訳ではありませんが,個人的には大満足でした)

(女性用の総大理石風呂)

(湯口は男性用とは異なります
 こちらの方がお湯の出が良かったみたいです)

(男性用の総大理石風呂)

(男性用の湯口
 翌朝は,もっとお湯の出に勢いがありました)

(洗い場です)

 

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