2019年12月14日土曜日

大崎市「中山平温泉 琢琇」1(’99日帰り)

1999年5月,日帰り入浴。お勧めです。

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 入り口のところに人力車が飾ってある。宿自体も木造平屋建の15部屋のみとこじんまりとした感じ。でも,きっと木目細かいサービスが得られるんじゃないかという印象を受けました。建物内もとても小奇麗でした。

 ところで,この中山平温泉は「玉造15湯」と呼ばれる美肌の湯で,「琢秀」の源泉も300年前から名湯「うなぎ湯」として多くの女性を集めてきました。濃厚な化粧水のように,とろりとした肌ざわりが気持ちよく,色白の美肌づくりに,また慢性皮膚病の治療にも効くそう。

 この地に昔からあった湯治宿が今の琢秀に変わったのは平成3年。日本舞踏の名取りの女将の芸名と家族の名を合わせたものを宿の名前としたようです。


 お風呂に入ってみると,なるほど,お湯に浸かるとぬるぬるします。といっても,気持ちの悪いぬるぬる感ではなく,しっとりとした感じ。まさに美人の湯ということができるんじゃないでしょうか。無色透明で一見何の特色もないようですが,実はとても趣き深い温泉ではないかと思います。もし,宿泊する機会があるなら泊ってみたい温泉のリストに加えるべき宿でした。

【宿の情報】
中山平温泉 名湯 秘湯 うなぎ湯の宿 琢琇
宮城県大崎市鳴子温泉星沼20−9

混浴露天風呂「長生の湯」(以前の「長寿の湯」)と付随する男女内湯, 萱葺き屋根の男女別露天風呂「鶴亀の湯」, 男女別展望浴室「石橋の湯」「芍薬の湯」(女湯には樽風呂「蔵彩布の湯」), 特別室専用露天風呂「無心の湯」

《現在》新1号源泉・新2号源泉混合泉、白須5号
(含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉)

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