岩手・宮城内陸地震の時,土砂ダムに水没,廃業しました。
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以前から憧れていた,湯ノ倉温泉に行ってきました。徒歩で20分,入浴客が多そうだということから,これまで訪れませんでしたが,平日+まずまずの天気だったので,朝一で出発しました。
湯ノ倉温泉へは,国道XXX号線を温湯温泉「佐藤旅館」へ向かうのと同じように(仙台方面からだと)右折します。すぐ,道の悪い砂利道になるし,登山しているようなグループも歩いているし,2kmくらい走っても「湯ノ倉温泉」の看板も見えてこないし,,, と,不安になったので一度戻ったのですが,間違いなかったみたいで再び行ってみました。
「湯ノ倉温泉へ徒歩20分」と書いてある橋があり,その少し先のところに車は停めました。湯ノ倉温泉までへの道のりは,最初,グッと登る道が続きます。一度登ってしまえば,後はなだらかな下りの道です。途中は,人気も無く,脇でガサガサと音がすると怖くなりましたが,キノコ狩り(?)の人でした。
私は15分弱で宿のところまで行けました。手前には,とても大人しく,愛くるしいワンちゃんが出迎えてくれます。しゃがんで話しかけてやると顔をスリスリとしてきますし,撫でてやるとお腹を上に寝転がります。帰りも,20~30mくらい一緒に歩いてくれました。可愛かったなぁ。
さて,入り口のある階から1つ下がったところに男女別の内湯があります。手前が男湯,先にあるのが女湯です。5~6人ほど入れそうな長方形の湯船があり,無色透明のお湯が注がれています。湯の華も舞っていないようでしたが,お湯の感触は未チェックです。場合によっては後から入ろうかと思っていたのですが,露天風呂を満喫したため内湯はパスしましたので。
建物を一度出て,露天風呂に向かいます。途中,左の斜面に脱衣所がありますので,ここで服を脱ぎます。ここから,露天風呂までの間は結構ありますし,宿に向かう道からも露天風呂が見えるので女性には難度が高いお風呂だと思います。ちなみにこの日(平日11時頃)は,最初の40分くらいは貸切でした。
露天風呂は,想像していたよりも広めの湯船。ここに3mくらい上から一筋の源泉が投入されています。これは水で加水されていると思われ,打たせ湯のような状態にしてもOKな程度の温度でした。もう一箇所,奥の方で直接湯船に源泉が注がれていましたが,こちらは少し熱めでした。
湯船の中の温度は適温,無色透明ですが,とてもしっとりしそうな感じのお湯です。あまり強くない塩化物-ナトリウム泉なので,口に含んでみても,ほんの少し塩気が感じれれる程度でした。湯船の深さは場所によって違っており,体全体を沈めることも,下半身だけをお湯につけておくこともできます。
しかし,何といってもシチュエーションの良さが,ここの最高のポイントでしょう。すぐ脇を流れる川の水もキレイですし,音も心地良いです。左右の木々の緑も,心を落ち着かせてくれます。きっと,もうちょっとたって,紅葉のシーズンになれば,さらに素晴らしいんでしょうね。
湯船に入っては,上がって川風で身体を冷ます。この繰り返しで,ゆっくりゆっくりお湯を楽しむことができます。あっという間に1時間ぐらいは過ぎてしまいます。しっかり身体が温まるので,お風呂上り後も汗は出てきますが,強食塩泉のようにどうしようもないほどではありません。ただ,帰りの道のりもあるので,キチンと汗はふき取っておいたほうが良いでしょうね。
(駐車場から15分ほどで,宿の建物が見えてきます)
(画面左の道を通って,露天風呂へ向かいます)
(あ~,憧れの露天風呂
これが貸切は幸せです)
(露天風呂から川の上流を望んで)
(ゆっくりとお湯に浸かりながら,歩いてきた方向を眺めます)
(源泉は滝のように注いでいます
他に,湯船の中にも直接入れています)
(柔らかく,無色透明のお湯
露天風呂の底が見えます)
(何といってもランプの宿ですから)
(男性用の内湯
女性用も同じ造りです)
(浴室にも独特の風情はあるのですが,
やっぱり露天風呂へ行ってしまいました)
(宿の看板犬
とっても人懐っこく,可愛いです)
(車を止めて,ここがスタート
徒歩20分とは書いてありますが,そんなにはかかりませんでした)
【宿の情報】
湯ノ倉温泉 湯栄館
宮城県栗原郡花山村本沢岳山1-8
男女別内湯,混浴露天風呂
ナトリウム-塩化物泉 63.4度[源泉名/滝の湯]
ナトリウム-塩化物泉 63.4度[源泉名/滝の湯]
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