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貸切状態で雪見風呂に入りたかったので,雪道を鳴子温泉街から山に向かって鬼首温泉郷へ。わざわざ鬼首温泉郷まで足を伸ばす人は少ないのではないかと思っていたのですが,予想どおりでした。
宿の中に入ってみてビックリ。とどろき旅館を勝手に古びた温泉宿と想像していたのですが,宿の中は意外なほど小ぎれい。廊下にちょっとした置物があったり,案内の看板もこじゃれていたり。そして浴室もきれいで,内湯はバリアフリー対応のドアになっています。
お風呂は,男女別の内湯と混浴の露天風呂,貸切露天風呂の計4つあります。内湯だけが1号泉と3号泉の混合泉で,露天風呂は3号泉のみのようです。
他にお客さんもいなかったので,まず混浴露天風呂へ。脱衣所は男女別になっていますが,お風呂は一緒になっているタイプです。一応,男女の間には岩があるので,比較的女性にも入りやすいかもしれません。
お湯は無色透明で,結構熱め。お湯の表面が特に熱めなので,少しかき混ぜて,がんばって入ってみます。アルカリ性のお湯らしく,少しとろみのある肌さわりです。広い湯船の中,庭に積もる雪を見ながら入るのは気持ちが良いものです。ゆったりとできる空間になっています。
次に唯一,1号泉が加えられている内湯にも,ちょっとチャレンジ。露天風呂よりは少し入りやすい温度になっていました。お湯の感じは,やはりアルカリ性らしい,とろみのある肌さわり。というか,露天風呂との違いは判りませんでした(笑)。
内湯の前に張ってある古い泉質表を見てみると,3号泉の温度は以前は50度くらいだったのが,今は77度に上がっており,かつPHもアルカリに振れているようです。1号泉の泉質表は昔のものしか見れませんでしたが,今の3号泉に近い値を示しています。お湯の移り変わりが見れるようで,興味深かったです。
ここで3ヶ所も入ると大変なことになりそうだったので,貸切露天風呂はあきらめました。ゆったり泊まってお風呂にも入ってみたいなと思わせる宿でした。
(雪深い中に立つ建物)
(混浴露天風呂
左奥に見える石のお陰で,男性側と女性側は直接は見えません)
(お湯の注ぎ口付近
このあたりは少し熱めです)
(無色透明なお湯
湯船の底もこのとおりです)
(男女別内湯の入り口
男湯の左脇にある紙が,2つの源泉の泉質表です)
(女性用の内湯
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