2020年1月13日月曜日

大崎市「鳴子温泉 東多賀旅館」1(’03日帰り)

2003年11月,日帰り入浴。お勧めです。

ーーーーーーーーーー
 前回は西多賀旅館を訪れたので,今回は東多賀の湯に行ってみました。ウジエスーパーと西多賀旅館の間に東多賀の湯があり,車を駐車場に入れるのに,一瞬躊躇してしまいました。

 湯治宿という割には小奇麗な外見をしています。玄関を入り,左へ伸びる廊下の先に男女別の内湯があります。あがったところには,広くはないですが小上がりがあり,カップルで来た時など,暖かい状態で相手を待つことができます。

 建物は新しくなりましたが,浴室の持つ雰囲気は以前のままのようです。白く白濁しているお湯は,すぐ隣の西多賀の緑に白濁したお湯と異なることがすぐわかります。湯船は2人くらいがゆったりと入れる大きさです。ケロヨンの桶も温泉の成分がこびりついています。良いですねぇ。

 ガスが溜まると危険ということなので,浴室の窓は開けられており,また換気のよい造りとなっています。外は雪が舞っているので,浴室の中とはいえ,露天風呂のような感じです。 お湯は湧出した時の温度も45度と決して高くなく,半露天状態なので結構ぬるめでした。

 硫黄泉の割には酸性が強くないせいなのか,肌さわりはとても優しい感じがしました。硫黄臭もそんなには感じられず,それとは別の,油っぽいようなよく判らない感じの香りがしました。 じっくりじっくりと温まっていくのが判ったのですが,この日はきちんと温まりきる前に上がってしまったので,ちょっと中途半端なところだったでしょうか。このお湯の本当の良さを味わう前に出てしまったかと思います。

 上がり湯として,同じ温泉ではありましたが,準備されていたのは好感がもたれます。ただ,どうしても外が寒いということもあり,じっくり温まってみたかったですね。 個人的には西多賀と東多賀を比較してみると,風情のある浴室の東多賀より,緑に白濁しているというあの印象深い西多賀の方が好みだったです。


(脱衣所への入り口です)


(男湯の湯船。ヘリに白い湯の花がびっしり)


(ケロヨンの桶がこんなに味わいのあるものに)


(上がり湯が準備されています)


(女湯の湯船。湯面近くの壁に通気用の穴があります)


(真っ白な絵ですが,これが東多賀のお湯です。
 白く濁っていて視界が無いです(笑))


【温泉の情報】
鳴子温泉 東多賀旅館
宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷

男女内湯
含硫黄-ナトリウム・カルシウム 硫黄塩泉 低張性弱酸性高温泉
   [源泉名/東多賀の湯 1号]

0 件のコメント:

コメントを投稿