2003年6月,日帰り入浴。お勧めです。
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10時から入浴を受け付けているところが少なかったことと,鳴子屈指のお湯という文字を本で見たので,入ってみました。民営の国民宿舎ということなのですが,あの建物の外見からいえば,まず選ばないであろうお風呂だったかもしれません(笑)。
お風呂はフロントの一階下(フロントが2Fになるのかな)に男女風呂と家族風呂,そしてその下に薬湯(くすりゆ)があります。 ちょっと薄暗い廊下に,おじいちゃんおばあちゃんが椅子に座っています。
風呂上りに話でもしているのかと思ったのですが,どうやら薬湯を待っているらしいです。普通のお風呂の方は洗っている最中でしたが,男風呂だけはOKだったので貸切で入らせてもらうことに。
脱衣所も浴室もだいぶ年季が入っているような感じ。窓の外は国道なので,車が走る音が聞こえますし,窓を大きく空けていると中が見られそうです。 湯船は5~6人はゆったり入れるくらいの大きさ。
少し熱めでしたが,それは下の方と上の方が混ざっていなかったせいでした。基本は掛け流しなのですが,温泉にしても水にしても自分で栓を回して入れたり止めたりするようになっています。最初は少し熱めのような気がしましたが,上のほうだけが熱かっただけでした。
お湯は少し滑らかな感じ。ほんの若干のモール臭が感じられるものの,湯の花が浮いている訳でもなく無色。想像していたような癖のあるお湯ではないようです。
しばらく入って,いつものように上半身をだして浸かっていると,あれあれ,汗がじわぁ~っと出てきます。ちょっと拭いてみても,すぐじわぁ~っと。まるで肌に霧を吹きかけているような感じです。
20分くらいして出ましたが,そこからが大変でした。汗の全然ひかないこと。少ぉし,待ってみましたが,汗がひきません。まだまだ体が温かいです。 もう少し待ってみますが,まだです。結局,だいぶ待ったのですが,根負けして,服を着ることに。ま,後でTシャツは脱がなきゃいけないなという覚悟をした上でですが。
廊下の椅子で涼んでいると宿の人が。「いやぁ,凄い温まるお湯ですねぇ」と言うと,宿の人いわく「薬湯は,もっと温まるよ」とのこと。えっ!,もっと凄いの!! 気にはなりましたが,今回はもう気力が残ってなかったので退散。でも,ぜひ一度チャレンジしてみたいと思います。
誰にでもお勧めできるお風呂ではありませんが,ほんとに凄いお湯でした。
(宿の建物です。 見た目は大したことないのですが,,,)
(男湯です。窓の外は道路になります)
(一見,ごく普通のお湯のようですけれど,,,)
(蛇口をひねると,ここからお湯が出てきます)
【温泉の情報】
鳴子温泉 国民宿舎(民営)ホテル瀧嶋
宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷28-1
男女浴場,家族風呂,薬湯
(薬湯)ナトリウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉
[源泉名/瀧嶋1号・2号混合泉]
(男風呂・女風呂・家族風呂)ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉 低調性弱アルカリ性高温泉
[源泉名/瀧嶋3号]
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