2020年1月22日水曜日

大崎市「鳴子温泉 鳴子ホテル」3(’15宿泊/温泉1)

2015年11月,宿泊。お勧めです。

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 温泉良し,バイキングの食事良しで,満足感の高い宿ではあるものの,前回は体調不良のため,ほぼ楽しむことができない滞在でした。今回は万全を期しての宿泊です。

 チェックインの時間,ほぼ3時に宿に到着です。規模の大きいホテルなので,次々と車が正面玄関にやってきます。駐車場は離れているところにあるので,車のキーは預けてチェックイン。手続きをした後は,客室まで案内してくれる係りの人をロビーで待ちますが,その間にも宿泊客がやってきます。

 部屋は,青葉館の10畳の部屋。リニューアル客室なのか判りませんが,畳は新しくなっており,良い香りがしています。空の冷蔵庫には水とグラスも冷やしてあるのが嬉しい。なぜだか,部屋についているお風呂をのぞいてみると凄く硫黄の香りがして,もしかして源泉が部屋にひかれているんじゃないかと幻想をいだいてしまいます(普通のお湯でしたが)。

 お風呂は「芭蕉の湯」と「玉の湯」,それに貸切大風呂の「案山子の湯」。「芭蕉の湯」と「玉の湯」は朝の5時に男女入替えになるので,宿泊客はいままでどおり,どちらも楽しむことができます。

 まずは,「芭蕉の湯」へ。 青葉館から,紅葉館へは5階(ロビーのある階)で連結しており,バイキング会場は紅葉館の5階。そして,お風呂は紅葉館の1・2階なので,2回エレベーターを利用することになります。青葉館側のエレベータは2機なので,時間帯によっては,一杯で乗れないこともあります。 最初のお風呂のタイミングではスムースに「芭蕉の湯」へ。

 流石に規模の大きいホテルなので,大浴場もしっかり広い。浴室に入って右側の壁沿いにカランが,左側に大きな浴槽があります。奥から露天風呂に通じています。

 鳴子ホテルのお湯は,その時期・時間によって色が変わります。この時の「芭蕉の湯」は黄緑がかった白濁色。浴室に入る前から匂いはしていましたが,しっかりとした硫黄臭。何よりもお湯に浸かった後の浴感が格別です。温泉のパワーがあるなと感じる時は,足の先がジンジンしてくるのですが,ガッツリ足の先が熱を持ちホカホカしてくる感じがします。肌さわりは,細かい硫黄を含んだ湯の花のせいで,最初はヌルヌルするものの,実はミッシリと吸い付く感じがありました。

 湯船の真ん中,木の枠で囲まれた部分の中は,木で底上げされています。木の枠に頭を載せて,寝湯状態を楽しむことも出来ます。別途,寝湯ゾーンもあるのですが,源泉が注がれている場所から近いこちらがお勧めです。

 露天風呂は,浴室から出たスペースにある,外塀との間に無理やり作った感じがします。雨・雪が吹きこみにくいようになっていますが,結構な風が通ってはいるので,十分,露天風呂感はあります。とはいえ,個人的に「芭蕉の湯」でのお気に入りは内湯の木の枠で囲まれたスペースでしょうか。


(芭蕉の湯
 男女入替なので,宿泊すると両方入ることができます)

(源泉の注ぎ口
 以前の豪快な注ぎっぷりから,スタイリッシュな印象になりました)

(角度的に判りにくいかもしれませんが,ここが寝湯スペース)

(別アングルから全体を見まわして)

(入り口すぐのところにある掛け湯
 ちっちゃ風呂ではありません)

  
 

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