2020年1月26日日曜日

大崎市「鳴子温泉 ゆさや旅館」

2007年 3月,日帰り入浴。

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 うなぎ湯で有名な「ゆさや旅館」。すぐ隣に「共同浴場 滝の湯」があるのに,果たしてどんな泉質なんだろうかと期待しながら訪れました。

 浴室は2つあり,時間帯によって変わります(夜に男女が変わるようです)。片方が明らかに大きいみたいですね。私が訪れたときは,大きい方が男湯でした。

 昼過ぎという事で貸切状態。浴室に入ってすぐ左側に五角形の湯船が一つ,正面に大きい湯船が一つありました。五角形の湯船は一人だけで入るくらいの大きさで,緑白色に濁っていました。湯船の枠は木で出来ており,趣きは悪くありません。ただ,この時はだいぶぬるめ。湯船の構造上,熱いお湯が注がれているものの,ぬるくなったお湯は下にたまったままなのでしょうか。

 とはいえ,湯船に浸かったときにお湯が溢れる気持ち良さはあります。底の方のお湯が攪拌されていない分,白と黒の湯の華も見られました。

 大きい湯船の方は,透明なお湯。表面は熱め,中は適温なので,キチンと湯かき棒でかきまぜてから入りました。うなぎ湯,と聞いていたので,さぞかしヌルヌルなのかなと思っていましたが,そんな程ではありません。この程度なら,中山平の方が間違いなく上だと感じました。

 お風呂をあがってから,ヌルヌルしなかった訳が判明。脱衣所に紙が張られていて,清掃時すぐの時は,一部水で薄めるためヌルヌル感が落ちるみたいです。また,(この時がそうなのかは判りませんが)温泉の管に付着した成分を洗い流すときに水を使うので,やはりヌルヌル感が落ちるとのこと。

 ぜひ,コンディションの良い時のうなぎ湯と,宿から離れたところにあるという貸切の露天風呂に入ってみたいですね。


(うなぎの湯の大きい方です。明るい浴室でした)

(正五角形の湯船。この時はぬるめの白濁したお湯)

(お湯を交換した後のせいか,肝心のうなぎ湯状態は確認できず)

(浴室の床が滑りやすいとのこと。気をつけてください)

【温泉の情報】
鳴子温泉 ゆさや旅館
宮城県大崎市鳴子温泉湯元84

男女浴場(時間交代制),露天風呂「茜の湯」
 
含硫黄-ナトリウム-硫酸塩泉 [源泉名/新うなぎ湯3号]

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