2020年2月24日月曜日

大崎市「東鳴子温泉 旅館大沼」4(’15宿泊)

2015年9月,宿泊。お勧めです。

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 久しぶりの宿泊。以前は湯治棟に宿泊しましたが,今回は旅館側の部屋にしました。2階にある細長い造りの部屋で,テラス部分に建し増したような感じでした。近くにあるもののトイレが部屋にないのは残念ですが,これは建物自体の制約なので仕方ありません。

 冷たい水をポットに入れてもらっていたのは嬉しいサービスでしたが,できれば空の冷蔵庫が欲しかった。トイレにしても冷蔵庫にしても,準備されている部屋はあるので,どうしても気になる時は確認した方が良いでしょう。

 
 さて,入らなきゃいけないお風呂が多いので,14時過ぎにはチェックイン。「母里の湯」15時からの入浴となりました。少し年季の入った車で,宿から離れたところにあるお風呂まで運んでもらいます。

 お風呂には東鳴子の薄黄色の共同源泉が注がれています。最初,少し熱めに感じましたが,徐々に慣れていきます。蚊取り線香が焚かれていることもあり,虫は見かけませんでした。貸切の露天風呂に浸かり,暫しお湯を楽しんでいると,あっという間に時間が経っていきます。もう少し入っていたいところですが,30分というのは丁度良いくらいかもしれません。 
 
 宿に戻ってきて,「千人風呂」へ。まだ早い時間だったので,貸切でした。浴室の真ん中に大きな湯船があり,壁には天女の絵が描かれています。湯船のまわりにカランがあるため,シャワーのはじいたお湯が入ってしまう造りになってしまってます。こちらも赤湯の共同源泉で薄黄色のお湯。柔らかく,肌さわりもツルツルしています。湯船の真ん中にある丸い石に腰掛けることができ,ここでゆったりします。


 前回から変更になっていたのは,中庭の露天風呂だったところ。向かいの部屋から見える位置にあったためか,足湯になっていました。お風呂の造りに変更はなく,湯船の縁に椅子が置いてあり,そこに座って足湯を楽しめるようになっていました。個人的には,宿で入ることのできる露天風呂だったので,そのままの方が良かったのですが。


(宿から離れたところにある「母里の湯」
 宿の車の送迎で行きます
 写真の建物は待合スペース)

(「母里の湯」で「もりのゆ」と読ませるようです)

(お湯の注ぎ口には蚊取り線香
 時期的に良かったのか,虫は気になりませんでした)


(混浴大浴場「薬師千人風呂」 床が温泉で暖められています)

(壁面には高橋典子さんが描く天子の絵
 【含食塩・芒硝重曹泉混合泉】)


(そして特徴的な目のマーク)


(恐らく,ここで一旦源泉が注がれています)


(内庭露天風呂「石割の湯」だったとこ
 足湯スペースにしたようです)

(宿専用の足湯になります
 【含食塩・芒硝重曹泉混合泉】)

(以前は簾を掛けていたものの,気になる人はいたようですし)



【温泉の情報】
東鳴子温泉 旅館大沼
宮城県大崎市鳴子温泉字赤湯34

貸切露天風呂「母里の湯」,薬師千人風呂(天女大壁画) 以上は源泉①,
天女風呂(壁画),備長炭風呂「陽の湯」,薬石風呂「陰の湯」,家族風呂 以上は源泉②,
アロマテラピーふかし風呂(芳香浴)

①ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉(含芒硝・食塩重曹泉) 74.6度 PH8.0 
②ナトリウム-炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉(純重曹泉) 62度 PH7.0 

[源泉名/①新井第2号線・動力揚湯源泉・新井第5号線・唐竹沢源泉 混合泉, 
②大沼の湯 1号・2号・3号混合泉(赤湯)]

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