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鳴子において,一つの宿で複数の源泉を持っているのは普通かもしれませんが,この宿のように4つあるというのは珍しいと思います。国道から入ってすぐのところにある自炊部前の駐車場に車を停めるようになります。旅館部の玄関に向かって歩いていくときに,硫黄の香りがしてくるので期待が高まります。
玄関から真っ直ぐ進んだところに4つのお風呂は固まっています。建物内に離れていると想像していたので,正直,意外でした。
正面すぐに単純泉の「亀若の湯」,更に奥に硫黄泉の「こけしの湯」,右手に混浴露天風呂「啼子の湯」,左手に宿泊者専用で芒硝泉の「源義経風呂」(貸切風呂もあり)となっています。
まず正面の「亀若の湯」から。1/4円形の湯船に,単純泉が注がれています。鉄分を強く感じ,湯船の中にある茶色の堆積物を見ると,ほぉっと思ってしまいます。。少し濁っており,肌さわりはミッシリとします。お湯は熱くなく,雪が降っているせいか,ただただお湯が注がれる音が浴室に響くのみ。不思議な個性を感じ,入った満足感はあります。
次に「こけしの湯」へ。こちらも3~4人程度が入る大きさの台形の湯船に,硫黄泉が注がれています。青白いお湯の色をしており,肌さわりはにゅるっとしていたような。湯船に注がれている量は,そんなに多いわけではないのですが,とても繊細な硫黄泉のような感じがしました。ここも湯温は熱くなく,ゆっくり入ることが出来ます。浴室の木の床が,硫黄で良い感じになっています。
混浴露天風呂の「啼子の湯」は,お昼頃だとお湯の入れ替えを行っているようで入れませんでした。ただ,1時頃に覗いてみたときにはお湯がたまっていたので,もう少し待てば入れたのかもしれません。正方形の湯船に透明なお湯が注がれていました。
宿泊者専用の「源義経風呂」は,男女別の内風呂と,貸切風呂。男性用の内風呂は誰も入っていなかったので,覗かせてもらいました。お湯の注いでいる量は一番多かったかもしれません。
(入り口。既に硫黄の香りがしています)
(亀若の湯(男湯)
冬の時期なので,どうしても湯気で写真が,,,)
(決してお湯の量は多くありませんが,貸切で良い状態でした)
(鉄分を含んでいるせいか,赤茶色に着色しています)
(こけし湯(男湯)
床が良い感じになっています)
床が良い感じになっています)
(お湯の注ぎ口)
(壁の感じも良い雰囲気)
(啼子の湯(混浴)
十分お湯は貯まっていたのですが,,,)
十分お湯は貯まっていたのですが,,,)
(そこそこの開放感はあります。雪見風呂ですね)
(義経の湯(男湯)
宿泊者専用だったので写真のみ)
宿泊者専用だったので写真のみ)
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