2019年11月4日月曜日

須賀川市「須賀川温泉 米屋」2(夕食)


 今月のテーマは「おやゆび姫」。多少,話の流れからすると,強引なところもありますが,面白い趣向だと思います。

 個室の食事処なので,気兼ねなく,ゆったりと食べることができます。普通に食べていても,2時間くらいはかかります。テーマに沿って,1品1品出されます。味付けは濃すぎることも無く,美味しくいただきました。
  
 全体のイメージとしては「たんと食べれぇ」と言われているような感じがします(ボリューム満点です)。デザート後に,部屋で食べるようにと,オニギリまでいただくんです。


(夕食は個室の食事処にて
 この日は「わらわら」)


(おとぎ会席(22年3月、4月)
 「春のおとぎ会席  おやゆび姫」
     料理長 吉田満範)


(食前酒)


(一話 祈り・・・そして希望 (先付)
 子供に恵まれなかったおばあさんがいました。
 そこで神様にお願いしたところ、
 ある不思議な種をいただきました。
 ・ グリーンピース豆腐[不思議な種] 
 ・ 葉わさび     
・ もろみそ)


(二話 嬉しい誕生 (前菜)
 その種がついに花開き、その中には
 おやゆびほどの小さな女の子がおりました。
 その子はおやゆび姫と名付けられ、
 大変可愛がられたそうです。
 ・ ミニトマト[チューリップ]
 ・ ゆりね  [おやゆび姫]
 ・ ゼリー寄せ(ズワイガニ、シイタケ、
   にんじん、ふかひれ、玉ねぎ)[植木鉢]
・ 川俣シャモ とり挽肉  [土])


(花の部分をアップ
 ゆりねを,おやゆび姫に見立てています)


(三話 葉っぱのお船で遊びましょ (吸物)
 おばあさんは小さなおやゆび姫を
 いつも葉っぱのお舟に乗せて遊んでおりました。
 ・ えびしんじょう
 ・ 三ツ葉 [お舟]
・ おふ   [おやゆび姫])


(四話 思いがけず外の世界へ (造り)
 おやゆび姫は森の小さな生き物たちに
 連れ去られてしまいます。
 はじめて見た外の世界は
 とても色彩かでした。
 ・ 黄パプリカ
 ・ 車海老
・ ひらめ)


(五話 じっと我慢 そして出発 (焼物)
 外の世界は嬉しい事や
 楽しい事だけではなかったのです。
 じっと耐え続け幸せになる時を
 待ち続けておりました。
 ・ 本蛤
 ・ 車海老
・ つけだれ のり醤油、ガーリックみそ)


(六話 出逢い様々に・・・ (中菜)
 出会ってきた森の生き物たちでございます。
 ・ 小茄子   [コガネムシ]
 ・ アピオス  [野ねずみのおばあさん]
 ・ そら豆    [カエル]
 ・ いしかわ芋 [モグラ]
 ・ しょうが    [ツバメ]
 ・ ホタテフライ [おやゆび姫]
・ トマトソース)


(七話 つばめさん ありがとう (主菜)
 最後に助けてくれたつばめが、花の国まで
 おやゆび姫を連れていってくれます。
 道のりは長くなってしまうので、
 少し力をつけましょう。
 ・ うねめ牛
 ・ 筍
 ・ ごぼう
・ たれ スキヤキだし、昆布だし)


(うねめ牛は,流石,って感じでした)


(八話 いざ花の国へ (酢物)
 ついに花の国へたどり着きました。
 色とりどりの花達がとてもキレイです。
 ・ チコリ
 ・ あじ南蛮漬け
 ・ 添野菜(つど,きゅうり,かいわれ大根)
・ 土佐酢(ラー油,ごま油入り))


(九話 王子様と共に (食事)
 花の国の王子様と出会うことが出来,
 とても嬉しいおやゆび姫でした。
 ・ 桜海老御飯
 ・ 鯛
・ ぼう茶  ⇒ 鯛茶漬けで食べます)


(十話 ハッピーエンド (デザート)
 王子様とおやゆび姫の結婚式です。
 ・ 苺    [ヴァージンロード]
 ・ こんぺい糖,ポテトフライ [指輪]
 ・ 抹茶シフォンケーキ
・ みそプリン)


(JTBのプランだったので,地酒のサービス
 すっきりとした飲み口でした)


(お米のスパークリングワイン
 まぁ,繊細な日本酒のソーダ割り(笑))




(子供用に最初にいただいた
 御飯とお吸い物)


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