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土湯峠には個性的な温泉が点在していますが,ここ横向温泉は3つの宿があり,日帰り不可の「滝向旅館(?)」以外の2つは同じ系列となっています。同じ系列とはいうものの「中の湯旅館」は良い感じに鄙びている建物で,ぬるい源泉とマウント磐梯で使われている熱めの源泉の2つを使っています。今回宿泊したマウント磐梯は,横向温泉の中では一番大きな規模の宿であり,山合のホテルといった感じとなっています。
今回は平日というものの,夕食時のビール(1人に1本)付で8千円台という格安プランを見つけたので,早速予約して泊まることにしました。
部屋は比較的新しく建てられたであろう棟で,12畳+踏込みとゆったりした部屋でした。テレビ・冷蔵庫など一通りのものは揃っています。蛍光灯が切れているところがあったのは残念でしたが,新しくはないものの,それなりに整頓されていました。
お風呂は露天風呂「天授の湯」がある会津八湯と、露天風呂「天恵の湯」「梵天の湯」がある内湯の2つあり、夜の12時に男女が入替るようになっています。
会津八湯の内湯は、会津微温湯・会津打たせ湯・会津深湯・会津かぶり湯・会津全身湯・会津歩行湯(歩行浴)・会津寝湯・大浴場「子宝の湯」の8種類のお風呂があるとなっています。が、大浴場「子宝の湯」は会津八湯では無い方の内湯なので,8湯ではないような気がします。(露天風呂を入れて8湯なのかな)
会津八湯は,やはり「会津全身湯」(普通の湯船)がメインとなります。浴槽は決して小さくは無いのですが、十分な量のお湯が注がれているので,ザバザバ掛け流しが気持ち良いです。
鉄味が感じられる少し熱めのお湯で,肌さわりもミッシリとしたもの(翌朝は雨のせいか,熱いほどではなくなっていました)。無色透明で茶色の湯の花が舞っています。「内湯?」が気持ち良かったので,その他の湯船には浸かりませんでした。
また露天風呂「天授の湯」は同じ源泉というものの,お湯の感じが異なるように感じました。透明ながらも青白い色のお湯で,口に含んだときの不味さは系列の「中の湯旅館」のぬる湯に似た感じでした。注がれているお湯の温度も内湯ほど熱くはなかったような。山の木々しか見ることが出来ないのですが,木で作られた露天風呂の湯船に浸かりながら,というシチュエーションも含め,一番気に入ったお風呂でした。
(会津八湯(内湯)
詳細は下の案内板画像を参照)
(奥が会津全身湯と泡湯。手前が会津歩行湯)
(会津八湯の案内板)
(露天風呂「天授の湯」)
(少し青白く濁っています
浴感もちょっと違うように思えましたが,源泉は一本とのこと)
(内湯から露天風呂「天授の湯」に向かう通路)
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