2019年9月2日月曜日

福島市「土湯温泉 ニュー扇屋」

2004年12月,日帰り入浴。

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観光案内所で午前中から入れる宿を探して,ニュー扇屋を選びました。選んだポイントは自噴+炭酸水素塩泉。

宿の前には駐車場がないので,少し歩くようになります。フロントでお湯を請うと,清掃時間などを確認して入れるお風呂を紹介してくれます。11時頃だったのですが,この時清掃中だったのは大浴場でした(後で写真だけ撮らせてもらいました)。

あまり大きくなさそうな建物なのに,お風呂がたくさんあります。3階には貸切風呂「月下老」と「宝の湯」,4階には男性用大浴場「彩雲」,5階には露天風呂の「山の湯」「森の湯」と女性用大浴場「華扇」,さらに6階には女性用露天風呂「翔雲」。

お風呂に入る前にまずは写真を撮っておこうと,上へ下へと移動していたら,フロントの人に会ったりしました。きっとお風呂にも入らず,何をフラフラしているんだろうと思ったことでしょう。

それぞれのお風呂の説明をしますと,3階の貸切風呂「月下老」は長方形の3~4人が入れるくらいの湯船。よくかき混ぜてから入ってくださいと,湯もみ棒も準備してありました。たまたまここに入ることができたのですが,確かにお湯は少し熱めでしたが,私にはちょうど良いくらい。無色透明なお湯で,つるつるする感じはしませんでした。

後で宿の人に聞いた話だと,3階にある2つのお風呂だけがニュー扇屋の源泉をそのままつかっているとのこと。他の階のお風呂はニュー扇屋の源泉に土湯の共同源泉を混ぜて使っています。常連さんは良く知っていて,3階のお風呂に行くそうです。宿の人は,温まり方が違うと言っていました。このお風呂に入れて良かった。

もう一つの3階の貸切風呂「宝の湯」は扇状になっている小さな湯船で,1人か2人程度が入る大きさ。さっきの話だと,このお風呂もニュー扇屋の源泉のみのようです。

4階に行くと男性用大浴場。5階の女性用大浴場と同じ造りです。ただ,窓からの景色は良くないです。

5階の女性用大浴場の脇から6階の露天風呂「彩雲」に上がる階段があります。一番広々とした露天風呂です。その他,5階にある露天風呂2つは,ほぼ並んで配置されています。ただし「森の湯」の方は貸切対応でした。

ニュー扇屋の源泉と土湯温泉の共同源泉にも入ったのですが,正直,あまりニュー扇屋源泉のみとの違いはわかりませんでした。ただ,同じ無色透明ながら黒っぽい湯の花が舞っていました。

すべてのお風呂で,掛け流しになっているように思いました。天気も良く,露天風呂も気持ちよかったです。


(土湯温泉では,各宿にこういう表示をしています)


(貸切風呂「月下老」(3階)。ニュー扇屋の源泉のみを使用)


(無色透明で熱めのお湯
 成分表には弱石油臭とありましたが,自分には判りませんでした)


(貸切風呂「宝の湯」(3階)
 お湯を貯めている最中なのか水位は低めでした)


(女性用大浴場「花扇」(5階)と女性用露天風呂「翔雲」(6階)への入り口)


(女性用露天風呂「翔雲」。手すりの配慮は嬉しいです)


(ニュー扇屋と土湯温泉との混合泉。十分なお湯の量が注がれています)


(女性用大浴場「華扇」)


(男性用大浴場「彩雲」。女性用と同じ造りになっています)


(露天風呂「森の湯」「山の湯」の1つ。壁を隔ててもう1つがあります)


(無色透明ながら,黒っぽい湯の華が舞っていました)



【宿の情報】
土湯温泉 自噴の宿 ニュー扇屋
福島県福島市土湯温泉町字下の町18

露天風呂「翔雲」,大浴場「華扇」「彩雲」,露天風呂「森の湯」「山の湯」,貸切風呂「宝の湯」「月下老」

①炭酸水素塩泉 66度 ②単純温泉 59.5度 (源泉名/①ニュー扇屋 ②土湯温泉混合泉)

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