2019年9月19日木曜日

福島市「赤湯温泉 好山荘」

2005年5月,日帰り入浴。

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奥土湯にある一軒やどの秘湯。福島市側から相模屋旅館を越えて,すぐ右手に看板があるので迷うことは無いと思います。舗装されていない1本道を1~2分降りていくと宿があります。

お風呂はフロントの奥にある内湯と露天風呂の2つです。

内湯は階段でちょっとだけ下りたところに,男女用に2つあります。一つは以前からある卵形の湯船,もう一つは(いつかは判りませんが)後から作った少し小さめの湯船。日によって男女は入れ替わるようですが,この日,卵形の湯船の方が女湯でした。

こちらには赤褐色の少し熱めのお湯が注がれています。湯船も赤褐色に染まっており,何か成分が濃いんだろうなと思わせます。この色の付き方からは,単純泉だということが想像できません。ただ,意外と鉄臭くもなかったです。

そんなに肌さわりもギシギシした感じがなく,見た目から感じる印象よりは柔らかいお湯のようです。とはいえ,しっかり浸かっていると,しっかりあたたまること間違いなしです。

ロビーにはコーヒー牛乳の自動販売機や,熊の剥製などがあります。お風呂上り,宿のご主人と話をさせてもらったのですが,二つの泉質が味わえるとこは多くないんだよ,と自信をもっていました。(前日,飯坂温泉に泊まったという話をすると,だったらうちに泊まれば良かったのに,とも)

露天風呂は玄関から外に出ていきます。まず,ビックリするのが脱衣所。大きなドラム缶の中で着替えるようなイメージでしょうか(下の写真をごらんください)。男女それぞれ,このドラム缶があります。

お湯は白濁した硫黄泉。内湯の赤いお湯に対して,露天風呂は白いお湯ということになります。新野地の方からお湯を引いてきているという話を聞いたこととがあります。

木の枠で造られた湯船は,とてもゆったりしていて,山々を見ながら入るお風呂は気持ちよさそうです。

ただし,この日は前に入った人がだいぶ加水をしたみたいで,お湯はぬるく,浴感もあまりない状態。水は止まっていましたが,湯船が大きい分,なかなか元の状態には戻らないようです。キチンとした状態の露天風呂に入ってみたかったです。


(好山荘の看板を曲がり,道を進むと下に建物が見えてきます)


(建物の中に「赤湯」はあります)


(こちらが以前からある湯船。卵形をしていて,浴室もゆったり)


(効能がありそうな注ぎ口)


(もう一つの赤湯のお風呂。少し小さめ)


(お湯が熱いときはホースで加水。注がれている時は無色の温泉)


(お湯の掛け流されるあたりは,温泉の赤い湧出物が固まっています)


(もう一つの温泉は建物の外に)


(インパクトのある脱衣所。これは女性用側)


(女湯側の露天風呂。ほぼ正方形の湯船)


(この時は加水されすぎて,すっかり薄まっていました)


(男性側の脱衣所)


(女湯側と同じく正方形の湯船
 屋根はかかっていますが,開放感十分です)


(この日のお湯のコンディションは残念でしたが,気持ちの良さそうなお風呂です)


(天気も良く,山を見ながらの入浴です)



【宿の情報】
赤湯温泉 好山荘
福島県福島市土湯温泉町字鷲倉1

男女別内風呂(①),男女別露天風呂(②)
①単純温泉,②硫黄泉 [源泉名/①赤湯の三番の湯,②不明]

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