2019年9月13日金曜日

福島市「川上温泉」1

2003年1月,宿泊利用。

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高速を降りて20分足らずという身近なところにある日本秘湯の会の宿。ただし,土湯温泉街から川上温泉までの数百メートルは,車のすれ違いも難しいような細い道。また,冬ということで,道路は雪で覆われています。

宿の建物は,正直,もっと古めかしい感じを想像していたのですが,思っていたほど古い建物ではありませんでした。確かに,お世辞にも新しい最近の建物とは言えませんし,どうしても廊下とかは寒いのですが,部屋も一応あがりで一畳くらいのスペースがあり,8畳ほどの大きさにちょっと床の間もついています。ついていないかなと思っていた冷蔵庫もありましたし,まぁまぁです。


部屋で一休みした後は,早速お風呂へ。ここは,万人風呂,半天嵒窟風呂,あすなろ風呂の3つのお風呂は時間帯別に男性用・女性用と決められています。半天嵒窟風呂とあすなろ風呂がセットで男性用ならば,万人風呂は女性用といった感じです。

まずは半天嵒窟風呂へ。宿の人がくり抜いたという洞窟と露天風呂が一つになったお風呂です。洞窟の中のほうは,湯煙でよく見えません。脱衣所から出て左の方に椅子らしきものがあり,上にはノズルのようなものがついているので,もしかして打たせ湯のような感じになるのかも。

さぁ,それじゃあ早速お風呂に入ろうか,,,,あちっ!!! お風呂はなかなかの熱さ。でも,少しづつ,少しづつ体を沈めていくと,なんとか入ることが出来ました。

そのまま,取り合えず奥のほうへ奥のほうへ洞窟を入っていくと,下の方がこんもりしているところがあり,そこから気泡がでています。ここからある程度自噴してきている分もあるのでしょうか。一番奥には,鉄の筒を通ってお湯が出ていました。

無色透明なお湯ですが,熱めなお湯のため,ぬるぬるしているのかどうなのか,どんな感じのお湯なのかなんて判りませんでした。ただ,湯の花が舞っていて,源泉だなぁと感じました。

まぁ,源泉の掛け流しなのでお湯の熱いのはしょうがないのかもしれません。源泉の温度は,なんと93度。若干,冷ますための水が入っているとのことですけど,ねぇ。

40分ほど入った後,出てきましたが,よっぽど熱かったのか,足の部分とかは,まだらな斑点模様がついてしまいました。


(半天嵒窟風呂です。日本秘湯を守る会の提灯が左右にあります)


(洞窟部分です。湯船は結構な広さです)


(浴槽はT字型。露天部分には屋根がかかってます)


(洞窟の奥からの絵。若干,湯気で煙ります)


(ゆっくり入っていると,周りは暗くなっていきます)


(暗くなってからの半天嵒窟風呂)



【宿の情報】
奥つちゆ・元湯 川上温泉
福島県福島市土湯温泉町字川上7

万人風呂,半天嵒窟風呂,あすなろ風呂,家族風呂×2
単純泉

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