2019年10月10日木曜日

北塩原村「猫魔温泉  猫魔ホテル」《裏磐梯レイクリゾート》

2004年8月,日帰り入浴。現在は,裏磐梯レイクリゾートとして営業しています。

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湖畔を望む茶褐色のお風呂に憧れて2年前にも訪れたのですが,その時は営業を辞めていた時で入浴することができませんでした。プレオープンしたという話を聞き,“今度こそは”とやってきました。

入浴料は1000円と高めではありますが,タオル・バスタオル付き,休憩スペース利用可,それになんといっても満足感のある整った施設を考えると,この料金も納得です。ランチ付きの2000円プランも,お得感があります。

 入浴客はホテルのノースタワーの方から建物に入るようになります。思っていたよりも入浴していたお客さんは多かったです。

大浴場の窓からは,林の先に桧原湖を望むことができます。浴室には,湖を望むように椅子も設置されていており,リゾートホテル然とした印象です。 カランも十分な数がありますし,当然サウナもありました。大浴場内にも小さめの温泉の湯船はありましたが,こちらは循環されているのか,お湯の色が薄く透明な茶褐色のものでした。

さて,いよいよ目的の露天風呂へ。眺望は大浴場と同じように林を通して桧原湖が見えます。湖側にアーチ上になっている湯船の縁からお湯は掛け流しされています。湯船の中で温泉が注がれているようで,実際の温泉の投入量は判りませんが,掛け流しされている量からすると,決してチョロチョロ程度ではないと思います。

お湯は少し濁っている程度の茶褐色のもの。想像していたのは乳頭温泉郷の妙乃湯の濃いオレンジジュースだったのですが,そこまで濃い色ではありませんでした。成分表には,空気に触れた後,3日くらいで着色すると書いてありました。色合いほど入浴感は強くなく,あまり湯疲れはしなさそうです。

少し熱く感じる人がいるかもしれませんが,私には適温でゆっくり入れました。湖畔を吹く風も,まさに露天風呂を楽しむには絶好の心地よさです。ここを訪れたら,贅沢な一時を過ごしてください。

なお,自然溢れる裏磐梯。露天風呂の岩場にイモリを見かけることがあるかもしれませんよ(笑)。


(男性用の大浴場は,広々としていてリゾートホテルらしい造り
 お湯は温泉ではありません)


(男性用の露天風呂。お目当ての温泉です
 手前が浅く,奥が深くなっています)


(左の縁の部分から,お湯が掛け流しです
 ホテルなのに掛け流しは嬉しい)


(岩場に腰掛けて湖を望むとこんな感じです。気持ち良いですね)


(女性用の大浴場。こちらも男性用と同様に,ゆったりとした造りです)


(小さい湯船には温泉が注がれています)


(女性用の露天風呂は温泉です
 湯船の形が男性と異なります)


(想像していたよりも,濁っていないお湯でした)



【宿の情報】
猫魔温泉  猫魔ホテル《現在は,裏磐梯レイクリゾート》
福島県耶麻郡耶麻郡北塩原村 大字桧原字湯平山1171-1

檜風呂,露天風呂
単純泉 [源泉名/銀滝(混合泉)]

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