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桧原湖の北岸に位置する早稲沢集落に湧く温泉です。温泉は民宿などに配湯されているようですが,看板に日帰り入浴の料金が書いてある「湯流里」を選びました。9時すぎと早めの訪問でしたが,入浴はOKでした。
男女別の内湯は,それぞれ3~4人程度入れるくらいの同じ大きさ。湯船の大きさからすると適量のお湯が注がれているのですが,湯船に排水口があったのが最初は気になりました。
ここのお湯は熱いということを聞いていましたが,少しぬるいくらいの適温だったので,おやっと思いました。 露天風呂へ行ってみると,すぐのところには簾があるのですが,湯船は一つに繋がっていました。そう,混浴だったんですね。
男湯側は道路に面していますが,女湯側は山に面しているため,良い風が吹きます。お湯に足を入れてみると,んんん,ぬるい。夜から朝方に雨が降っていたせいか,すっかりぬるくなっていました。これでは風邪をひいてしまいそうなので,再び内湯へ。
内湯に戻って,もう一度排水口を観察してみると,外にホースがあり,そこから露天風呂にお湯が注がれているみたい。試しに排水口を塞いでみると,ホースからお湯が出るのが止まりました。内湯から溢れるお湯を露天風呂に使っていたんですね。
前に入っていた人が,内湯に水を入れていたので少しぬるめで,そのお湯が露天風呂に注がれていたので,なかなか露天風呂が温まらないということみたいです。
そう思ってゆっくり入っていると,湯船のお湯の温度が徐々に上がってきています。無色透明なお湯ですが,底に茶色っぽい白っぽい綿のような湯の華が沈んでいます。まるで鉄泉のように,肌にはみっしりと感じられます。
味は硬質の水を温めたような味わい。全然普通に飲めると思います。 湯上りは意外とさっぱり。
最期には熱いお湯だったにもかかわらず,さっと汗がひいたように感じました。
(道沿いに建っている看板
露天風呂・岩風呂っていうのに惹かれますねぇ)
(女性用の内湯。ホースで水を入れることもできます)
(露天風呂に出てみると,男風呂の出口も見えます
そう,混浴だったみたいです)
(男性用内湯側から見た露天風呂。お風呂の向こうは自然満載)
(男性用の内湯。無色透明のお湯です)
(湯船の底に,薄茶褐色の湯の華が沈んでいます)
【宿の情報】
早稲沢温泉 源泉のままの湯 ゆ乃宿 湯流里
福島県耶麻郡北塩原村桧原楢木平原1048−110
男女別内湯,混浴露天風呂
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ高温泉)[源泉名/宝来湯]
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