2019年10月24日木曜日

郡山市「磐梯熱海温泉 元湯旅館」

2004年12月,日帰り入浴。

ーーーーーーーーーー
 磐梯熱海温泉街,駅から1分足らずのところに湯元元湯があります。
 通りから見える湯元元湯の建物ではなく,その脇の路地を入ったところにある別の建物にお風呂の受付があります。入り口でお金を払った後に靴を脱ごうとすると,「履いていっていいよ」と受付のおじさん。靴は脱衣所手前で脱ぐようになります。

 料金は午後2時までは500円,午後4時までは250円,それ以降は200円と時間によって違うんですね。夕方になると混んでくるのでしょうか。

 浴室は広く,中央に10人くらいが入れる大きな湯船と,脇に3~4人くらいが入れる小さい湯船があります。大きい湯船には湯泉源泉(30度)・元湯源泉(23度)が,小さい湯船には市民源泉(51度)が注がれています。(元湯源泉らしき成分表は見つけられませんでした)

 最初は大きい湯船に浸かってみました。ヒンヤリ。これはぬるいというよりは,夏場のプールくらいの温度。徐々に体が慣れていくまでは,ちょっと厳しいかも(笑)。慣れていくと,不思議と落ち着くような雰囲気です。

 無色透明で,ふわっと香りが立つような気がしましたが,ちょっと匂いは表現ができません。美肌の湯というには,肌にみっしりと染み込むような感触で,部分によってはヒリヒリするかも。アトピーの人に効くというのも(凄く)納得できます。

 さすがに体の熱が奪われていくのを感じ,小さい熱めの湯船へ。こちらは逆に激熱。歯を食いしばって,3分ほど浸かっているのがやっとやっと。上がるとお湯に浸かっていたところが真っ赤になっています。

 熱すぎるため,お湯の感触はあまり判りませんでしたが,ぬるい方ほどみっしり感は無かったと思います。ただ,みんな,ぬるい方のお風呂に入りにきており,上がり湯として,出る時に体を温めるために浸かるって感じでした。

 もう一度小さい湯船に浸かってみると,温度差で冷たっ!!
 よくよく見てみると,壁際の左端から勢い良く注がれている元湯源泉,壁際真ん中あたりから注がれている湯泉源泉,そして小さな湯船から繋がって右端から注がれている市民源泉となっています。湯泉源泉や市民源泉の注がれているあたりは比較的あたたかかったので,そこは人気エリアだったようです。

 男湯の方では比較的大人しく,じっと入っている人が多かったのですが,女湯の方では常連さんが仕切って,大きな湯船からのお湯リレーをしていました。このエリアの女性はタフですね。


 湯上りは,肌がピーリングされたようで,少しピリピリしました。あまり出会ったことの無いタイプのお湯ですが,力のあるお湯でした。


(正面から見た元湯旅館の建物です
 お風呂はこの建物ではなく,
 右の細い道を奥に進んだところです)


(入り口を抜けたところ
 手前が男湯,奥が女湯の入り口)


(小さい方の湯船で,市営源泉4号が注がれています
 あたためるどころではなく,激熱でした(笑))


(写真が暗くてすみません
 左の方から冷たい源泉,
 真ん中辺りから生ぬるい源泉です)


(無色透明な源泉(のように見えました)
 写真だけでなく,
 浴室にいても暗いので,,,)


(うっすら暗い浴室
 不思議な落ち着く空間を,醸し出していました
 ちなみにカランのお湯も温泉です)


(入り口にある案内でした)



[入り口にある案内より]
 ここの温泉は浴場男女別で大小二つあります。
 大きい浴槽は当元湯の源泉と温泉神社の源泉二種類流出させており,小さい浴槽は郡山市営の源泉です。この地区では元湯だけの混合の温泉です。 
 普通温泉は五体に暖かく感じるのが温泉でしょうが,ここの温泉は大きい浴槽の冷たい方が名湯で元和年間の頃から湧出してる湯でマムシ噛レオデキ等皮膚病一般に不思議に良く効があり薬ではなほらぬ方が湯治により良くなってる事例が多く女性の方の化粧品によるかぶれにも良く肌がきれいになります。低-高-低温と繰り返し入浴することで血液の流れも良くなり筋肉のつかれにも効果がありますので,低温泉で充分体を休め高温の湯で温めることをおすすめします。出る際は温めて冷たい湯に一寸の間入り血圧を安定させて衣類を着てください。寒い季節でも風邪の予防にもなりますので是非お試しください。
  
   始めて元湯に入る方のご案内


【宿の情報】
磐梯熱海温泉 湯元 元湯旅館
福島県郡山市熱海町熱海4-22

男女別内湯
① - 20度 ②単純温泉 30度 ③単純温泉 54度
  [源泉名/①元湯源泉? ②-(湯泉神社源泉) ③市営4号]

0 件のコメント:

コメントを投稿