2019年6月10日月曜日

寒河江市「寒河江花咲か温泉 ゆーチェリー」

2008年9月,日帰り入浴。お勧めです。

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寒河江SAのスマートICを出てすぐのところに「ゆーチェリー」はあります。朝6時からオープンしているということなので早い時間に訪れたものの,結構人も多く,人気があることが判ります。

入浴料は大人300円という,山形ならではの値段設定。建物はいかにもセンター系という感じですが,入浴券がカード式で鉄道の改札口風になっているのがちょっと変っています。

休憩室込みの入浴券の場合は,そのカードで3回まで入浴できるようになっています。(通常の一回のみの場合は,差し込んだ後は戻ってきません)


浴室に入ろうとする瞬間から硫黄の香りがプゥ~ンとしてくるので期待してしまいます。

大きな浴槽が2つあり,1つに花咲源泉1号[金]が,もう1つに寒河江新源泉[銅]が注がれています。更に,露天風呂には花咲源泉2号[銀]が注がれており,この1箇所で3つの源泉が楽しめるということになっています。

まずは,一番大人しいであろう寒河江新源泉[銅]に浸かってみます。濃いめの茶褐色で,浴槽内は44度と高めに設定されています。包み込まれるような優しい肌さわりですが,湯温が高いので身体は温まります。モール泉のような感じがするお湯で,嫌いじゃありません。

次は,隣にある花咲源泉[金]。こちらは「高濃度温泉」で,更に「入浴は3分以内でお願いします」と書かれています。白みがかってはいるものの,透き通ったお湯で,肌触りはみっしりとしています。

身体にまとわりつくような気もする,何か濃い感じのお湯です。しっかり硫黄の香りもしています。口に含んでみると,塩気もばっちり。それはそれは濃いお湯です。

最後に露天の花咲源泉[銀]。丸い湯船の真ん中にはさくらんぼのシンボルがあり,ここからお湯が,ドボッドボッと出ています。花咲源泉[金]と似たようなお湯ですが,内湯よりは温度も低くなっており,かつ開放感があるせいか,花咲源泉[金]よりは濃厚感が薄まっています。

湯船のせいか,若干色つきがあったように思えました。肌さわりはみっしり,塩気もばっちりです。硫黄の香りはしなかったかもしれません。

いずれのお風呂に浸かっても,クタクタになるのは間違いなさそうです。露天風呂から川を見て涼みながら楽しみました。

これからも,枯れることなく,この3本の源泉が楽しめると良いですね。

(浴室は天井が高く開放感があります。手前が寒河江新温泉,奥が花咲か源泉)


(花咲か源泉1号を使った内湯)


(とってもパンチのあるお湯でした)


(左が花咲か源泉,右が寒河江新温泉。それぞれ個性的なお湯です)


(寒河江温泉の浴槽)


(熱いものの,柔らかいモール泉のようでした)


(露天風呂は花咲か源泉2号を使用)


(丸い湯船の真ん中にあるサクランボから,源泉がゴボッゴボッ)


(びびりそうな注意書き(1号温泉も同様の注意書きです))


(露天風呂から外を見て)



【宿の情報】
寒河江花咲か温泉 ゆーチェリー
山形県寒河江市大字寒河江字久保15番地

露天風呂付 男女別内湯
①高張性中性高温泉 硫黄・ナトリウム・カルシウム・塩化物温泉 (内湯 その1)
  [源泉名/寒河江花咲か1号源泉 ~美肌の湯~] 
②低張性中性高温泉 単純温泉 (内湯 その2)
  [源泉名/新寒河江源泉 ~健康の湯~] 
③高張性中性高温泉 ナトリウム・カルシウム・塩化物温泉 (露天風呂)
  [源泉名/寒河江花咲か2号源泉 ~あったまりの湯~]

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