2019年6月7日金曜日

天童市「天童温泉 松の湯」2(お風呂編)


露天風呂付きの「松の湯 大浴場」はナトリウム・カルシウム硫化塩泉ということで,天童の共同源泉です。

時期的にも内湯は熱く,露天は適温。少しギシギシした感じはあるものの,そんなにお湯の個性はありませんでした。無色透明で内湯には湯の花も見られません。

広い湯舟の周りには,珍しい「ウミユリ」の化石が見られるという御影石が張りめぐらされています。高い天井には,松材の梁を組んでて開放感もあります。

露天は小さく黒っぽいものが少しだけ見られましたが,湯の花なのかどうなのかは「?」。20トン以上はあるという蔵王の目透意思(めすきいし)をくり抜いた岩風呂はなかなかのものです。

湯口は蕎麦の砥ぎ臼をあしらって,張り出すようにつくっています。こちらも大浴場と同じ源泉。

八角堂の方は単純泉(低張性弱アルカリ性項温泉)ですが,黄色がかった透明なお湯で温泉らしさは視覚的にあります。この宿独自の源泉といのはポイントが高いでしょね。

琥珀色のお湯は,熱めだったけど,単純泉らしく,上がった後のベトベト感的なものはないので,意外とさっぱり。個人的にはこっちの方がお気に入り。

(八角堂の全景)


(お湯は薄黄色。とても良い感じ)


(夜の八角堂も風情があります)


(お風呂へ向かう廊下)


(松の湯大浴場と左奥には露天風呂)


(別アングルで大浴場)


(お湯の注ぎ口。綺麗に湯面が波打っています)


(屋根がかかっている露天風呂)


(露天風呂の注ぎ口)


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