2019年6月22日土曜日

上山市「かみのやま温泉 月岡ホテル」

2005年2月,日帰り入浴。

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かみのやま温泉の老舗,月岡ホテルの昼食付プランを利用できることになり,ホイホイと行ってきました。まだ2月下旬なので雪道を覚悟していましたが,山形・上山市内とも雪がなかったので,運転に気を使わなくて済みました。

月岡ホテルは,かみのやま温泉の新湯エリアにある宿で,以前入浴した共同浴場「新湯」の近くにあります。宿に入ると「おかえりなさい」と,(たぶん)大女将が声をかけてくれます。

フロントで受付が済むと,部屋まで案内してもらえます。夕飯時の個室を日帰り客用の部屋として使っていました。2部屋準備されていて,1つは休憩用,もう1つは昼食用です。夕飯時の個室のため,貴重品を入れておく金庫がないので,財布などはフロントに預けました。

お風呂は露天風呂付きの大浴場が男女それぞれ。お昼時の12時~13時の間に清掃のため入れなくなりますが,それが終わると男女が交代になります。両方のお風呂を楽しみたいなら,昼食前に一回,昼食後に一回。

片方の大浴場の浴室には「く」の字型の湯船と(ちょっと違うかもしれないけど)「て」の字型の湯船があり,さらに外に露天風呂があります。この宿は,源泉かけ流し・一部循環,塩素による消毒を行っています(キチンと張り紙が張られていました)。

やはり浴室に入ると塩素のにおいがするのは,大きな旅館では仕方がないことだと思います。 「て」の字の湯船が一番大きいせいかお湯もぬるく,「く」の字の湯船のほうが熱めでした。なんとなく「く」の字の湯船からかけ流されているお湯の量も多そうで,せっかくなら「く」の字の湯船のお湯の注ぎ口がお勧めです。

露天風呂は3~4人が入るくらいの大きさの湯船です。目の前には簾がかかっているので,景色を楽しむことはできません。お湯は熱めでした。

後から気が付いたのですが,ここは源泉かけ流しだったかもしれません。露天風呂は後から作られたようなので,循環用の装置を付けなかった。 → 源泉かけ流し,という推理です。吸い込み口も無かったような気がします。

もう一つの大浴場は大きな湯船に小さな丸い湯船がついています。小さい方の湯船はジェットバスがついていましたが,稼動はしていませんでした。こちらも源泉かけ流しの一部循環。 ただ,こちらの露天風呂は気持ちが良いです。

湯船は10人以上は入れそうな大き目のもの。そして,ちょっと雪景色も楽しめます。きっと一部循環しているのは同じなのでしょうが,開放感があって,ゆったりできます。

また,源泉を流している樋を見てみると,内側には温泉の成分がついており,元々の温泉のパワーを感じることができます。

意外と昼食付プランを利用している人は多く,食事処は満室のようでした。お昼は12時すぎから15分刻みで時間を指定することができます。炊き立ての釜飯はまずまずでした。


(「て」の字形だと思っている。湯船少しお湯の温度はぬるめ)


(「く」の字型の湯船
 こちらの方がお湯が熱く,お湯が溢れているのも確認できます)


(お湯の注ぎ口。カルシウムの成分が付いています)


(浴室の壁のオブジェ)


(露天風呂は後から作ったような感じ
 目の前に簾があるので,開放感は少ないです)


(こちらの露天風呂は,内湯を出てから少し歩きます)


(もう一つのお風呂の内湯
 手前に小さめ,奥に大きめの湯船があり,輪の接点の部分で繋がっています)


(こちらの露天風呂は開放感があります
 湯船もゆったり大きめで,リラックスできそうです)


(お湯が注がれている樋
 写真真ん中より上の部分に,お湯の成分が付着しているのが見えます)



【宿の情報】
かみのやま温泉 月岡ホテル
山形県上山市新湯1-33

男女別露天風呂付き大浴場「夕鶴」
ナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩温泉 
 [源泉名/協同組合 1号2号混合源泉源泉]

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