2019年6月12日水曜日

山形市「臥龍温泉 保養センター」

2005年5月,日帰り入浴。

ーーーーーーーーーーー
山形市の街中にこんな温泉があったなんて,今まで気がつきませんでした。ここの前は何回も通っていたのに。

広い駐車場に停めると,雰囲気のある4階建ての建物が見えます。一番上には温泉マークと温泉家族(?)が描かれています。どう見ても最近のセンター系の温泉ではなく,昔から近所の人に親しまれていそうな温泉。

自動販売機で入浴券を買った後は,お風呂へ。お風呂は「岩風呂」と「桧風呂」があって,毎月1日と16日に男女が交代になります。

浴室に入るときに,フッとお湯の匂いというか,何か匂いは感じます(上手く表現できませんが)。 この日は,「岩風呂」が女湯でした。周りが本格的に岩に囲まれている湯船に,岩を伝う滝のように2本の源泉投入口があります。

源泉の温度は50度以上あり,熱めのお湯が投入されています。温度を測りにきた人が言うには,湯船の温度は43.8度。気持ちよくお湯が注がれているため,なかなかお湯は冷めないようです。

「桧風呂」は,湯船の淵のところが桧になっています。お湯の注ぎ口は1つですが,やはり温泉の投入量はなかなかのものです。キリリとした熱いお湯は無色透明,肌さわりはヌルツルで若干,甘味といった感じで,悪くありません。

湯の花も見当たりませんし,そんなに特徴のあるお湯だとは思いませんが,この掛け流しのお風呂には入れるのは幸せですね。

お風呂が熱めのためなのか,温泉というよりは近所の人の銭湯として使われているせいなのか,体を洗っている人は結構いるのですが,湯船に浸かっている人はあまりいません。体をしっかり洗った後に,湯船にちょっと浸かって上がっていくという人が多かったようです。

このエリア,道路向かいには八百坊温泉,少し離れたところには中桜田温泉と,実は温泉密集地。仙台からもそんなに遠くないし,蔵王の上がり湯としても丁度良いかも。

(古いアパート風の外見ながら,屋上のマークが温泉だと主張してます)


(「檜風呂」。無色透明で熱めのお湯)


(気持ちの良いお湯が,掛け流しになっています)


(お湯の注ぎ口。ヌルツルするお湯でした)


(「岩風呂」。この日は43.8度
 お湯は岩の間から注いでいます)


(熱いお湯なので,あまり長い時間浸かっている人はいませんでした)



【宿の情報】
臥龍温泉 保養センター
山形県山形市青田5-15-6

岩風呂,檜風呂(半月ごとに男女交代)
ナトリウムー硫酸塩泉 [源泉名/臥龍温泉]

0 件のコメント:

コメントを投稿