2007年10月,日帰り入浴。
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“山形温泉蔵王荘”という名前からは山形蔵王を想像してしまいますが,実は山形市の市街地にある温泉。蔵王へ向かう道の脇だから,ということなのでしょうか。
幹線道から一本入った細い道沿いにあります。周りは住宅街なので不思議な感じもしますが,近くに飯田温泉などもあり,山形的には普通なのかもしれません。
午後3時すぎに伺ったのですが大学教授の講演会(?)があったようで,人がわんさか出てきたところでした。でも,お風呂に入っている人はなく,最初の数分間は貸切で入浴させてもらいました。
浴室に入るドアは簡易自動ドア(手で開けますが,バネがあるので自動で閉まります)。手前に左右3つづつカランがあり,その先にほぼ正方形の湯船があります。
3m×3mくらいの大きさの湯船に,カエルの湯口からお湯が注がれています。フロントに掲げてあったとおり,掛け流しです。
お湯は少し熱めですが,ちょうど良いくらい。少し黄緑色に濁ったお湯も良い感じです。人が入っていなかったことと,加水もしていないということで,お湯はとても新鮮です。薄こげ茶の湯の花も少しですが見つけました。
湯口にコップがあったので,口に含んでみると優しい硫黄の香り。若干の鉄の味もしました。肌さわりは,少しキュッキュッと張り付くような感じです。
窓の外にあるちょっとした庭を見ながら,一人お湯に身を沈めるのは幸せなものです。
(4階建ての建物。住宅街にあるので,すぐ判ります)
(浴室の湯気でちょっと曇っています
変形正方形の湯船。窓の外には小さな庭)
(茶色の強い笹濁りのお湯
加熱なし,加水なしで源泉そのまま)
(湯船の淵からお湯が溢れます)
(湯口はカエルさんです。
コップで源泉を飲んでみると,優しい硫黄の香り)
(入り口すぐのところにカランが左右3つづつ)
【宿の情報】
山形温泉 蔵王荘
山形県山形市蔵王成沢173
男女別内湯
ナトリウム-硫酸塩温泉 (旧温泉名 芒硝泉) 50.1度 [源泉名/山形温泉]
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