2019年6月11日火曜日

山形市「山形温泉 蔵王荘」

2007年10月,日帰り入浴。

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“山形温泉蔵王荘”という名前からは山形蔵王を想像してしまいますが,実は山形市の市街地にある温泉。蔵王へ向かう道の脇だから,ということなのでしょうか。

幹線道から一本入った細い道沿いにあります。周りは住宅街なので不思議な感じもしますが,近くに飯田温泉などもあり,山形的には普通なのかもしれません。

午後3時すぎに伺ったのですが大学教授の講演会(?)があったようで,人がわんさか出てきたところでした。でも,お風呂に入っている人はなく,最初の数分間は貸切で入浴させてもらいました。

浴室に入るドアは簡易自動ドア(手で開けますが,バネがあるので自動で閉まります)。手前に左右3つづつカランがあり,その先にほぼ正方形の湯船があります。

3m×3mくらいの大きさの湯船に,カエルの湯口からお湯が注がれています。フロントに掲げてあったとおり,掛け流しです。

お湯は少し熱めですが,ちょうど良いくらい。少し黄緑色に濁ったお湯も良い感じです。人が入っていなかったことと,加水もしていないということで,お湯はとても新鮮です。薄こげ茶の湯の花も少しですが見つけました。

湯口にコップがあったので,口に含んでみると優しい硫黄の香り。若干の鉄の味もしました。肌さわりは,少しキュッキュッと張り付くような感じです。

窓の外にあるちょっとした庭を見ながら,一人お湯に身を沈めるのは幸せなものです。

(4階建ての建物。住宅街にあるので,すぐ判ります)


(浴室の湯気でちょっと曇っています
 変形正方形の湯船。窓の外には小さな庭)


(茶色の強い笹濁りのお湯
 加熱なし,加水なしで源泉そのまま)


(湯船の淵からお湯が溢れます)


(湯口はカエルさんです。
 コップで源泉を飲んでみると,優しい硫黄の香り)


(入り口すぐのところにカランが左右3つづつ)



【宿の情報】
山形温泉 蔵王荘
山形県山形市蔵王成沢173

男女別内湯
ナトリウム-硫酸塩温泉 (旧温泉名 芒硝泉) 50.1度 [源泉名/山形温泉]

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