2019年7月18日木曜日

鶴岡市「あつみ温泉 萬国屋」1(桃里の湯)

2018年8月,宿泊利用。

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2年ぶりの温海温泉。前回は「たちばなや」で,今回は「萬国屋」に宿泊なので,温海温泉の2大旅館を制覇したことになります。金曜日とはいうものの夏休みに入ってからの宿泊でしたが,まずまずお得なプランがあり予約しました。

玄関に車を寄せると,すぐに宿の方が出てきてくれます。荷物を降ろして,近くの駐車場に停めることになりますが,早い時間だったせいか,ホントにすぐ近くでした。

チェックインをすると,部屋に案内していただけます。部屋は広縁付きの12畳で,空の冷蔵庫もあります。3階ということで,遠くまで見渡せる訳ではありませんが,目の前に屋上に石を敷き詰めた庭があるので,閉塞感はありません。部屋の鍵も2つあるのは便利。お風呂にタオルを持っていくためのカゴもありました。

お風呂は3ヵ所。1階にある 「大浴場 桃源山水・庭園大露天風呂 桃里の湯」,3階にある「楽山」と「楽水」。1階の「桃源山水」は,19時半までが男性専用,それ以降24時までと翌朝5時~10時までが女性専用となります。

一番開放感のあるお風呂ですが,男性が入れる時間帯が限られているので,夕食前に忘れず入っておきたいところです。また,3階にある「楽山」と「楽水」は,夜中に一度閉めた後,男女が交替になります。これはどちらも楽しめるのが良いですね。

まずは最初に1階の「桃源山水」へ。脱衣所は十分なスペースがあります。浴室に入ると左右に湯船や洗い場が分かれています。窓が大きくとられているので,外から陽の光が入ってきて,開放感があります。

しかも,早い時間なので,まだそんなに入浴している人はいません。入口正面にお湯の沸きだし口があって,そこから左右に樋をつたってお湯を冷ましながら湯船に注ぐ仕組みになっています。

多少の温泉臭があるかどうか。肌さわりも優しいもので,特に特徴的なものではありません。でも,立体的にとられている窓が開放的で,温室の中でお風呂に入っているかのような気分になります。

もう一つの内風呂は源泉風呂表記はありませんが,循環しているような印象もなく,カルキ臭なども感じませんでした。厳密にはお湯使いが違うのかもしれませんが,明確には判らない程度でした。

(1階にある大浴場「桃源山水」
 男性は14時~19時半女性は20時~24時,5時~10時)


(窓が広くとられているので,陽の明るさが感じられます)


(別アングルから)


(木の樋を渡って,温泉が注がれています)


(洗い場も十分な数があります)


(直接湯船に注がれている源泉)


(隣との間には壁があるので,シャワーが気になりません)



そして,売りである露天風呂。湯船はいくつかに分かれています。屋根などもなく開放感が3階のお風呂とは桁違いです。そんなに深さはないものの立ち湯もあったりと,楽しみ方もいくつかあります。

ただ,今回の旅行のタイミングが悪く,アブが飛んでいる状態だったので,ゆったりと露天風呂を楽しむことができませんでした。また,日中はともかく,女湯の時間帯になると内湯にも入り込んでしまうアブもおり,内湯ですらゆったりできなかったようです。

(露天風呂に出たところの通路)


(一番の売り 「庭園大露天風呂 桃里の湯」)


(湯船もいくつかに区切られています)


(無色透明な優しい温泉)


(逆アングルから)


(立ち湯や打たせ湯もありました)



【宿の情報】
あつみ温泉 萬国屋 
山形県鶴岡市湯温海丁1

1階 「大浴場 桃源山水・庭園大露天風呂 桃里の湯」(男女入替),
 3階「楽山」「楽水」(男女交換)
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(旧泉質名:含石膏-食塩泉) 
 源泉温度68度 [5,6,7号源泉]

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