2019年7月23日火曜日

南陽市「赤湯温泉 瀧波」1(’03日帰り編)

2003年9月,日帰り利用。お勧めです。

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朝食に行われる餅つきショーがとても気になり,一度は来てみたかったこの宿。今回は残念ながら日帰りの利用。日本の宿を守る会の会員の宿ということでもあり,宿の中の雰囲気も抜群です。

露天大石風呂がついている「芭蕉の湯」と「丹色湯(にいろゆ)」があり,男女の入替制になっています。

「丹色湯」には,ひば造りの湯船と寝湯があります。パンフレットによると,丹色とは,丹塗りなどに見られるきれいな朱の色で,古くから日本の伝統色とされているそうで,ここの温泉名「赤湯」にちなんで名付けたそうです。窓の外の景色はそんなに良い訳ではありませんが,とても清潔で綺麗な浴室です。

「芭蕉の湯」は,「丹色湯」よりも一回りくらいくらい大きく,かつ露天大石風呂がついています。こちらの方が,お風呂を楽しむことができると思います。

入って左に源泉風呂があります。外からの光が湯船に射し込んで,お湯にきれいに反射しています。ここは源泉掛け流しの湯船です。お湯は,透明で緑がかった色をしています。とてもなめらかな肌さわりで,優しいお湯です。

こちらにも寝湯があります。その脇には深湯という,深い湯船に腰掛けて入るタイプの湯船があります。

でも,源泉の湯船が一番。 宿の人の話だと,赤湯の源泉は一元管理され,各宿に分配されているそうです。そのなかでも,瀧波には他の宿と比較しても少なくはないお湯がきているとのことです。今くらいの規模で,きちんと源泉風呂が保たれているのが良いですね。


(「芭蕉の湯」です。天井が高く,基調高い雰囲気です)


(源泉風呂。掛け流しです。ここが一番のお湯でした)


(「芭蕉の湯」の寝湯(ジャグジー)。窓からの陽が綺麗です)


(深湯といって,腰掛けて入れるくらいの深さのあるお風呂です)


(北石露天風呂です。
 残念ながら清掃中で,入浴することができませんでした)


(「丹色湯」。湯船のバリエーション的にも「芭蕉の湯」が楽しいかな)


(残念ながら,湯船からお湯は溢れません。
 でも,手すりが付いているなど,配慮が感じられます)


(気のせいか「芭蕉の湯」よりもジャグジーに勢いがあるような)


(木で書かれた札です。
 こんなところでも,雰囲気作りがなされています)


(館内の風景です。これは入り口のロビーまわり)


(明るく照らされた廊下。とても綺麗です)


(宿の一室です)



【宿の情報】
赤湯温泉 いきかえりの宿 瀧波 
山形県南陽市赤湯温泉3005

「芭蕉の湯」源泉風呂・寝湯・深湯,「丹色湯」檜風呂・寝湯
含硫黄塩化物泉

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