2019年7月6日土曜日

白鷹町「黒鴨温泉 滝の湯旅館」

2005年5月,日帰り入浴。お勧めです。

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山形市からは30分程度と意外に近かった白鷹町です。ミイラで有名な蔵高院の脇にある宿ですが,沢の脇を通る15m程度の道のりは,ガードレールもなく,ちょっとドキドキしました。

事前に電話で立ち寄り入浴の確認をしていたので,安心して宿に向かいました。ちょっとくたびれた木造の宿を想像していたのです,予想は外れたようです。

お風呂は男風呂と女風呂の内湯が1つづつあるのですが,冷鉱泉ということもありどちらか片方だけをあたためているようで,この日は男湯に入りました。

脱衣所から浴室に入っていると,沸かし湯の鉄則,湯船には蓋が被さっています。期待に旨を膨らませながら,まずは,よいしょよいしょと蓋を外します。

お湯は無色透明ながら,少し濁っているような感じもします。香りも特に感じられません。そして噂のヌルヌル度は,,, 冷鉱泉なので循環しているはずなのですが,まるでトロミ系の入浴剤に入っているがごとくのヌルヌル度。肌を手で撫でてみると,ぬるんぬるん。

湯船に注ぐ蛇口からは加熱前の冷鉱泉が注がれるのですが,さすがに冷たい源泉。加熱前の源泉に入ってみたいような気がしますが,これでは冷たすぎです。

少し甘味のあるお湯は,結構優しい入りごこちです。循環しているということもあり,鮮度の良さは弱いかもしれませんが,やっぱりヌルヌル度は格別です。確かにこれまで入ってきた温泉の中でもトップクラスのものだと思います。

湯上り後は,このヌルヌル成分が肌についているのか,なかなか冷めないいいお湯でした。


(男湯側の湯船に入れてもらいました
 鉱泉なのでフタがしてあります)


(フタを取ったところです。こじんまりとした湯船)


(無色透明ですが,若干濁っています
 この蛇口からは源泉が出ます)


(洗い場にはカランが2つ)


(玄関を入った先がお風呂です。写真の入り口は女湯側)



【宿の情報】
黒鴨温泉 滝の湯旅館 
山形県西置賜郡白鷹町大字黒鴨403

男女別内湯
ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉 PH8.4 [源泉名/迎田源泉源泉]

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